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日本のラジオ「カナリヤ」二次創作短歌


こんばんは。永田佑衣です。

先日、日本のラジオ「カナリヤ」にご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。想定通り、大切な大切な公演となりました。きょうで終演後2週間になりましたが、おそらくみんな元気できょうまでこれたのではないかと思います。安心安心。
終演後の戯れですが、二次創作短歌を詠みました。7人かける2首プラスアルファです。ちょっと前になってしまいましたが思い出しながら楽しんでいただけると幸いです。楽しかったよという方はチャンネル登録とグッドボタン、noteのサポートよろしくお願いします。あ、あとBASEでいただいたお題で3首詠みますよという短歌の販売も行ってますのでチェックしてみてください〜。


妹よ どうせ泣いたりしないだろう さよなら ぼくは一足先に

家族、静かに終わりゆくならもういっそ静かに滅びろ世界もろとも


お母さん 具合悪そう だいじょうぶ? お水を持ってくるから待ってて

ぼくのこと怖がらないひとばかりいる わかってないよぼく(どく)のすごさを


名簿順一つ前の子優しくてプリントまわすとき目を見てくれる

働けば働くほどに忘れてくあなたの顔とあの時のダンス


熱出して3日寝込んで起きてきた私の顔見て笑う人いる(笑)

行きだけの切符渡して帰り方教えてくれない大人たちだな


「神のもとでは平等です」 老人とヤクザが並んで赤子のポーズ

赦せなど言いやしないから手を握り「赦しました」と言ってくれないか


絶対に打ち明けられない秘密だけどどうでもいい人だから話すよ

父の腹から流れる血で手が汚れ特になんとも思わなかった


きみのことちゃんと知る前にきみの母親の涙を見てしまったよ

ビデオ越しの世界はひどく明るくて外に出たとき頭が痛む

足の下走る鉄には目もくれずクッキー食べ続けてるぼくらだ

楽園と呼ばれているここ ぼくたちがすべてを忘れるためにいるここ

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