理念や行動指針は日々の仕事に活きているのか?インナーブランディング意識調査2022年度版 vol.1
こんにちは!FRACTA RI局です。最近、プロジェクトで関わる企業のボードメンバーの方や、ブランド担当者さんとお話する中で、インナーブランディングの重要性をますます感じるようになってきました。そこで今月、「インナーブランディング意識調査」を行いました!その結果を何回かに分けてシェアしていこうと思います。
ところで「インナーブランディング」や「インターナルブランディング」という言葉、お聞きになったことはありますか?
「インナーブランディング」と「インターナルブランディング」という言葉は、言葉上ちょっと違いがあるのかな〜という印象を受けますよね。ただ日本において一般的には、両者は同じような意味合いとして使用されていることが多いようです。そのため、今回の記事では両者はほぼ同じと捉え、表記を統一してより文字数の少ない「インナーブランディング」と記載することにします。
インナーブランディングとは
インナーブランディングは、概して、「社内向けのブランディング活動」という意味で使われることが多いです。目的としては、企業理念や行動指針といった「企業の方針」の浸透をはかり、従業員の会社への所属/帰属意識を高め、それにより企業全体の各種方面での力(採用力であったり、営業力であったり)を高め業績の向上を狙う、というものです。
そのため「インナーブランディング」文脈の会話では、下記のようなキーワードがよく出てきます。
Vision, Mission, Value
企業理念
行動指針
会社へのエンゲージメント、愛着、信頼
パーパス などなど
今回の記事や後続の記事でも、そのあたりのキーワードが頻出するかもしれません!
調査内容について
今回の調査では、主に下記のような観点で調査を行いました。
今回のインナーブランディング意識調査記事シリーズでは、(公開できる範囲にはなりますが)数回に分けてこの調査のレポートをしてみたいと思います!
調査結果
ではまず1つめの結果です!
「『インナーブランディング』または『インターナルブランディング』という言葉を聞いたことがありますか?」という設問です。
FRACTAにいると「インナーブランディング」は割と頻繁に使う言葉なので、この結果は筆者には意外でした...約70%の方が「言葉自体も見聞きしたことがなかった」とのことでした。まだまだインナーブランディングを広める余地はありそうかな?という感じがしますね。
2つめは、「あなたのお勤め先には理念や行動指針がありますか?」という主旨の設問です。
半数以上、57%の方々は「ある」と認識しているようです。
これ以降の2つは、ここで「ある」と答えた方のみを対象にした設問です。見ていきましょう。
3つめは「あなたのお勤め先の理念や行動指針への理解度・納得度は、どのくらいですか?」という主旨のものです。
筆者が関わったブランディングプロジェクトでよくあがるインナーブランディングの悩みは、「方針がなかなか浸透しない」といったことでした。ですがこの調査の結果としては、70%以上の方々が理念や行動指針を納得できており、そのうち半数近くの方が自分ごと化までできているということです。
フーーーム...興味深いですね。
4つめは「あなたは、お勤め先の方針がご自分の仕事に活かせていると思いますか?」といった主旨のものです。
約67%の方々が企業の指針を自分の業務に活かせているようです。これは、指針を決めた側にとっても「なかなかいいんじゃない」と思われるような結果なのではないでしょうか。
以上、さわりという感じになりますが、調査の主要トピックの結果をお伝えしました!
こちらの調査の掘り下げは今後、数回に分けてお知らせしていこうと思います。お楽しみに!
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