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時事D2Cニュース-EVENTORUM:USのD2Cが押し進める「サービス型」のショップ展開

新規顧客獲得やロイヤリティ向上を目的として、サービス型のショップを試験的に出店するD2Cブランドが増えているようです。

D2Cブランドについての記事では、次のようなことが書かれています。

”ポップアップストアを展開することも効果的ではある一方で、ブランド体験が完璧に得られるとは言えません。
一方で、完璧なブランド体験を得ようとすると、1時間以上を費やすことになります。バリキャリ系女性向けのワークウェアブランド・M.M.LaFleurは金融街にM.M. To Goというショップを設け、次のプレゼン用の服を選んだり、突然の雨に対応した撥水性コートをピックアップできたり、ワードロープに関するお悩み解決を受け付けることで、既存の顧客以外の取込みも期待できます”

また、NordstromはNYフラッグシップ(近日オープン予定)とは別に、寸法直しや返品に特化した小型店舗を出店しており、ModClothではスタイリングアドバイスを受けられるサービスを試していて、すでに利用者の90%近くが購入するそうです。

これらは未だ実験的である、と各ブランド担当者は明言していますが、SNSからの集客コストパフォーマンスが厳しくなってきた現状において、集客はデジタルネイティブブランドにとって大きな課題です。ブランドならではの体験の「一部」を気軽に得られ、ブランドと顧客のファーストタッチポイントとなり得るのであれば、この実験(サービス型のショップ展開)は大きな意味を持つと思います!

今後のUSのD2Cブランドたちの動きは要チェックです!