ラクロスがすきだ
ラクロスがオリンピック競技になる!というニュースを先日見まして。
ラクロスをやっていた私は「お!」と反応してしまいました。
しかし、いやーなことを思い出しました。
「オリンピックに出られもしない競技、そんな一生懸命やってどうするの?」
そう、言われたことがあるのです。
例え私の時代にラクロスがオリンピック競技だったとしても私の実力では出られるわけがないんですけど。
(ただ、上記の言葉、他のやることそっちのけでラクロスしてたので言われたんだろうなって言う自覚はあります。笑)
とりあえずそれは置いておくとして。
じゃあオリンピック競技になって、あのときそれを言ってきた人に対して「ほらみろ!なったぞ!」という気分になったかというと、なーんか余計もやもやしました。
ここで喜ぶのは、オリンピック競技になったからラクロスに価値があるみたい。私がラクロスをすきだったのはそんな理由じゃないし。
見学に行ったとき、「巻き取るようにしてボールを取るんだよ」と教えてもらって、キャッチできたときのあの感触!
あとあと、こんなに走るなんて聞いてないよ!って思ったけど、やっぱりすきです。
オリンピック競技じゃないとやっちゃいけないの?
なんか「すごい」ものでないと頑張るのはおかしいの?
役に立たないもの、意味のないもの、眉をしかめてしまうようなものは全部やめたらいいの?
そんなこと絶対ない!と思う。けれど。
私は、ボランティアで子どもたちに勉強を教えたり、ゆるっと一緒に過ごしたりしています。
さて、ふとしたときに子どもたちに対して「それ」、思ってないかなって我が身を振り返ります。
大人から見て「うーん」ってなるものに対して、そんなのやってていいのかな、時間の無駄では?もっと他にすることがあるのでは?と思ってないかな?
そりゃあ言葉には出してないだろうけど、態度に出てないかな……。本当は心から本当に、やりたいことをやってみたらいいって言えたらいいのにな。
ちょっと文字に表して、あの頃、言われてもやっとした自分の気持ちを供養しておきたかったのでした。
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