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私の00smusic#37

#361 Crawling in the Dark by Hoobastank

カルフォルニアのギターロックバンドのデビュー作。90年代終盤から2000年代初頭にかけてのアメリカのギターバンドは、なかなかすぐにしっくりくるのがなかったんですが、この新世代を感じさせる格好良い音と楽曲は、すぐハマりました。

#362 Flat on the Floor by Nickelback

バンクーバーのバンドの4作目から。00年代の彼らの快進撃は、日本ではなかなかわかりづらくて、3作目でマルチディスク、4作目も同様、5作目ではアメリカでダイアモンドディスクになって、世界では1800万枚を売り上げているという、とんでもないことにはなってたのですが、それも多くのヒットシングルから生んだ勢いと思うと、その流れの中にないと、なかなかわからない。なんとなく当時は、Load/Reload期のメタリカの歌ものに寄ったバンドくらいに思ってたんですけど、影響はありますよね、多分。

#363 Blurry by Puddle of Mudd

カンザスシティのポストグランジバンドのデビュー作からのヒットシングル。リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストの仲介で、メジャーデビューして、本作は世界で500万枚を売るスマッシュヒットとなりました。リンプ絡みかと、何となくニューメタルの構えで聴いてしまいがちですけど、結構ニルヴァーナぽいですよねえ。ちょうど9.11とほぼ同時のタイミングのリリースなので、以後の世界への広がり方にも影響はありそう。

#364 Kryptonite by 3 Doors Down

ミシシッピのポストグランジバンドのデビュー作Better Lifeからのデビューシングル。ゼロ年代にバカ売れしてたバンドですね。アメリカのラジオステーションではかかりまくってたみたいで、アルバムは7xプラチナディスクになり、またアルバム前5作合計では、1300万枚以上を売ったんだとか。アメリカ国内にいないと、全然わからない話。そうとは知らず、渋谷タワレコの新譜の試聴機に置いてあったのを聴いてイケそうだったので、買ったんですけど、ちょっと地味だったかな?とか思いながら、個人的にはたまに聴く、物持ちの良い作品でした。

#365 Sherman by Injected

アトランタのハードロックバンドのデビュー作Burn It Black。プロデューサーは、ブッチ・ウォーカー。当時に見合ったモダンなヘビーロックと、モトリー・クルーのようなギターロック感の融合で、類を見ない個性を放ってました。ジャキジャキしたギターサウンドに、バチバチ当たる打楽器音が印象的。メタリカのラーズがこの作品を絶賛していたようで。ただ運の悪いことに、背中を押されて契約していたアイランド/デフジャムの人事再編の波に巻き込まれ、レーベルを追われる形になり、2作目が続かなかった。

#366 Hush by AM Radio

ロスのバンドの2作目Radioactive。バンドのメインパーソンのケヴィン・リデルは、かつてウィーザーのリヴァース・クオモとメタルバンドを組んで活動していたそうで、その縁からか、リヴァースがマネージメントに絡んで、バンドはウィーザーのサマーツアーや来日公演に誘ってもらったり、同行したりしていたそう。そして、このアルバムでメジャーデビュー。そんな前触れで、ウィーザーみたいなパワーポップを期待すると、そうでもないかなとは思いますが、西海岸ならではキャッチーなギターバンドを堪能できます。

#367 Can't Relate by The Exies

ロスのバンドの2作目Inertia。グラミー受賞歴のあるレコードプロデューサー、マット・サーレティックがこのバンドを見い出して、ここでメジャーデビューさせている。アルバムの中では、この曲はやけにキャッチーな曲なんですが、全体的にヘビーなポストグランジロックにしては、親しみやすいメロディ分量も多く、個人的には抵抗なく、スルスル聴けたアルバム。

#368 Spectacle by Velvet Revolver

ガンズのスラッシュ、ダフ、マットに、ダフとローデッドをやってたデイブ・クシュナー、ストテンのスコット・ウェイランドが集まったスーパーグループ。事の発端は、バックチェリーのジョシュとキースが、ガンズの3人とライブ演奏したことかららしいけど、バックチェリーになりすぎて、ダメだったらしい。まあ想像はつくけど笑。当時のイメージは、現行のガンズでは出来なかった即効性の高いギターロックを、ここでやってる感じがしたかなあ。

#369 Mean Bone by Slash's Snakepit

まだガンズ在籍時の95年に、ソロバンドとして作品を残して、その翌年、スラッシュはガンズを脱退するわけですが、その後オーディション等で、メンバーを集めて制作された2作目Ain't Life Grand。正直、前作はそんなに良さがわからなくて、この時もそんなに期待はしてなかったんですけど、蓋を開ければ、サザンロック風味の快活なハードロックアルバムで、めちゃくちゃ良いじゃんって話で。バンドはすぐ解散して、Velvet Revolverの方へ話は流れていきますが。

#370 All My Life by Foo Fighters

デイブ・グロール率いるロックバンドの4作目One by Oneのリーダートラック。このアルバムから聴き始めているので、自分の中の彼らのイメージもここから始まっている感じ。現在まで続くバンドの体制もこのタイミングで出来上がったイメージもあります。どうやら当時の制作は結構難航していたようですが、完成品の仕上がりはソリッドで引き締まった感じに、この頃になると、もうデイブも完全にバンドのフロントマンに、ずっと何となくあった元ニルヴァーナの人がやっているバンドというイメージは薄れていましたね。


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