ファッションセンスよりも必要なもの
こんにちは、FPSS 17期生のチエです。
入門講座 第3回を終えて。
今回は洋服の3要素、色・形・素材のコーディネートを学んだ上で、それを活かしてオンラインでスタイリングすることが課題でした。
これまでぼんやりと選んでいたものに道しるべを得たような内容でした。
スタイリングすべてに選んだ理由がある。目的がある。自分の得意・不得意を把握しておく。
「自分が選ばないものでもお客様が期待している色・柄・値段の場合がある」というお話聞いて、本当にその通りだと思うことがありました。
つい最近、友人と買い物をしていて「この色好きで選んじゃうんだよね〜」と言われた色が、自分では絶対に選ばない色。
・・・派手な色に抵抗感を持たないようにしておくように。
はい、よく、よぉく覚えました。
授業のたびに自分のその日のコーディネートを紹介することも課題になっていますが、三要素を学んで、「あれ・・・クローゼットの横幅、広がった??」と錯覚するような感覚になりました。
毎回、コーディネートのテーマがあるので、普段でかけるときの「これでいいや〜」となる服が選べない。
え、じゃあどうするか・・・となって、初めて選択肢に上がる服が、ワードローブに入ってくる。なんだか自分のクローゼットじゃないような、全く別の感覚でした。
でも、自分もそういう感覚を味わいたくて、思いもよらない提案をしてくれた店員さんに好感や信頼を持っているかも・・と気づきました。わたしもお客様に「え、そのアレンジ意外だけど素敵ですね!」と思ってもらいたい。
相手がいる仕事の基本といえば基本ですが、必要なことって、ファッションセンスよりも、相手への気遣いなんじゃないかと。
どこまで相手の実用シーンを考えて、それを加味して提案するか。体型で気にしているポイントをカバーした提案ができているか。アクセサリーや小物など、細かいところまでスタイリングに気を配れるか。相手のことをどのくらい考えたかって、スタイリング全体を通して、出ちゃうのかもしれません・・・
今回はまだ実践にほど遠いスタイリングでしたが、細かい学びポイントは数え切れないほどありました。とにかく相手の実用シーンと気持ちに立つこと。
スタイリングって奥が深い。そう思う授業でした。
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