![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65667150/rectangle_large_type_2_9f38413ff4e330cac2561ed137b02318.jpg?width=800)
住宅ローン金利は借りる人によって変わる?
近年、住宅ローン金利は
歴史的にもまれにみる低水準になっています。
これは住宅ローンを借りようと思っている方にとっては
大きなメリットと言えます。
どうせ将来的に家を買うつもりなのだから、
住宅ローン金利が低い今のうちに買っておこうと
考えられる方もいらっしゃいます。
住宅ローン金利は銀行が扱う変動金利型のローンだと「約0.4%~」、
フラット35だと1.3%前後で推移しています。
全期間固定金利型のフラット35であれば、
住宅ローンの審査に受かれば決められた金利が返済終了まで
ずっと続くことになりますが、
銀行が扱う変動金利型の住宅ローンの場合は0.4%~となっており、
この「~」となっているという点には注意が必要です。
この「~」というのは、
職業や年収、頭金の有無などその契約者の属性によって
住宅ローンに適用される金利が違ってくることを意味しています。
住宅ローンの金利は基準金利というのが設定されていて、
そこから住宅ローンを組む顧客の属性によって金利を優遇し、
適用される金利が決まるシステムになっています。
(基準金利は2.475%となっているところが多く、
この基準金利はここ数年変わっていません。)
「あなたは年収が高いから金利まけておきますよ~。」
「あなたは公務員で安定しているから金利安くしておきますね~。」
といった感じです。
つまり、ここでいう0.4%は、
頭金が多いとか、職業が公務員や上場企業で年収が比較的高いなど
返済能力が高いと判断された契約者に適用される金利というわけです。
ですので、住宅ローンの契約者によっては、
変動金利型の住宅ローンでも適用金利1%になるということもおかしくないわけです。
適用金利が1%となると、
今後金利が上昇しても適用される金利が変わらない
全期間固定金利型のフラット35と同じぐらいの金利になります。
金利はフラット35と同じ金利でも、
変動金利型だと世の中の金利が上昇したら
住宅ローンの金利も上昇することになるので、リスクが全く違いますね。
適用金利が高く設定されることになる場合には、
銀行が扱う変動金利型の住宅ローンよりも、
全期間固定金利型のフラット35で借入しておいた方がいいと
考えることができるかもしれませんね。
このように、住宅ローンを考える場合には、
あなたの場合はどのくらい金利が優遇されるのかも考えて
住宅ローンを決めることも忘れないようにしてくださいね。
住宅ローンの選択は超大事です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?