実家に建てる2世帯住宅の計画の落とし穴とは
2世帯住宅はやめたほうがいいのか?
経験者が語る失敗談
土地も高い、建物も高い、そして金利も上昇となるとマイホーム購入は今後の物価高なども考えると厳しい状況になることはすぐにわかります。早く買っておけば良かったと言ったところでもう遅いです。
そんな時に実家からウチの土地に家を建てれば、と言うことから再度マイホームが計画が前進していきます。土地にコストがかからなくなった分、建物に資金をかけることが可能になるからです。
実家に建てるメリット
実家の土地に家を建てるメリットは3つあります。土地代が不要になることで経済的に楽になります。あと2つあります。
1、お子様の面倒を見てもらって働ける
2、食費も浮く可能性がある
これだけ書くと結構なメリットのような気がします。あるお客様は夫婦で遊ぶにいくたびに親に預けています。場合によっては夜ご飯も食べさせてもらっています。
しかしメリットだけではなく当然、デメリットもあります。
実家に建てるデメリットとは
1、親から子育てに関して口出しされる
2、立地が学校から不便な時がある
3、親が病気の時に当てにされる
この中で親の実家に2世帯住宅を建てるときに考慮に入れておきたいのが3の親に当てにされることです。なんの当てにされるのかというとそれは『介護』です。
親には親の思惑がある時があります。その思惑が『自分たちが年老いた時の面倒』な時があります。そう、親には親の事情というものがありそれがこの介護だったりします。
親の事情を考える
この親の事情を読み違えると大変な失敗と後悔をします。ある人はこんなことを言われたそうです。
『子どもが親の面倒を見るのは当たり前でしょう』
言われた瞬間、相当腹が立ったようですがその後にものすごい甘い考えだった自分に腹が立ち、後悔したそうです。言われてからもう10年経っていますがいまだに考えただけで怒りが込み上げるそうです。
そう、それは誰かと言うと私です。
2世帯住宅を甘く見ないようにしてくださいね。住宅ローン相談でもその話はするようにしています。親子仲良くやっていればそれはおそれでいいことです。
2世帯住宅のデメリットを理解してメリットが生きるようにしていいマイホーム購入をして欲しいものです。
永野FPオフィスのマイホーム相談
担当FP 永野 修
電話 0120−929−943