見出し画像

#057_意外と便利?先進国株式を深掘りしてみる

大空みさきの3分間マネ活動ラジオ テキストver

朝の通勤通学、ちょっとした隙間時間etc。気軽に聞けて、お金の知識に親しみが持てる。
そんな3分間をお届けする、マネ活ラジオのテキストverです!
音声で聞きたい方は、こちらをクリックしてくださいね♪

#057_意外と便利?先進国株式を深掘りしてみる

NISAやiDeCoをきっかけに、投資を始めようと思ったとき、
「どんな商品に投資をすれば良いのかな?」ということ調べると、
おそらく高確率で「全世界株式のインデックスファンド」に行きつくと思います。

今でこそ、1つの商品で全世界株式へ投資ができるようになりましたが、
これは最近のことなんですね。

ひと昔前は、全世界に投資をしたいと思ったら、
先進国株式・国内株式・新興国株式のインデックスファンドを組み合わせて、自分で全世界風にアレンジしていたものでした。

そのころは、海外への投資といえば、
先進国株式インデックスファンドが主流だったのですが、
今はすっかり、全世界株式 vs 米国株式みたいな構図で語られることが増えましたね。

そんな感じで、ちょっと存在感が薄れてしまった(気がする)のが、
先進国株式なのですが、
企業型DCでは、まだまだ主役になることが多いですし、
先進国に投資ができるという仕組み自体は、決して悪くないよなぁとも思います。

そこで、先進国株式ってどんなもの?ということについて、
軽くご紹介してみますね。

アメリカのMSCI社という金融サービス企業が、株式指数を算出する時には、
国や地域を、
 ワールド(先進国)
 エマージング(新興国)
 フロンティア
という、3つの枠組みに分類しています。

引用:松井証券webサイト

現在、先進国に分類されている国は、23の国・地域です。
この分類は、その国の経済の発展度合いだけで決まるわけではありません。

市場の規模や流動性、海外からの株式市場へのアクセスのしやすさなどが考慮されて、分類されます。

毎年6月が定期的な見直し時期となっているのですが、「国」ベースでは、

  • 2010年に、イスラエルが先進国に昇格

  • 2013年に、ギリシャが債務危機を受けて新興国に降格

このような入れ替わりがありましたね。

つまり、先進国株式インデックスを買っておけば、
今後もずっと「先進国」の位置づけにある国だけに、
分散投資ができるというわけです。

今の先進国株式は、約7割がアメリカになっていますが、
今後、仮にアメリカの勢いが弱まったとしても、
それに応じて比率が変更されるというわけですね。

ちなみに、
日本で先進国株式といえば、「MSCIコクサイ」に連動するものが多いです。
これは、先進国(=ワールド)から、日本だけをのぞいて計算される株価指数なんです。

要は、日本の投資家向けに、日本から見た「コクサイ」投資ができるように作られているものです。

日本に偏らず、米国や欧州などの先進国に投資できる仕組みを買いたい!
このようなニーズがある場合には、ぜひ活用したい指数ですね。

#マネ活 #長期投資 #資産形成 #ライフプラン #お金としあわせ
#NISA #先進国株式 #MSCIコクサイ


いいなと思ったら応援しよう!

大空みさき
よろしければサポートをお願いいたしますm(__)m いただいたサポートは、知識のブラッシュアップのための書籍購入やセミナー参加などに活用させていただきます。