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【書く習慣チャレンジ14日目】無駄なことは人生を豊かにする

皆様は、「あ~、これ無駄だな」と思うことはありますか?

この記事の結論は、
「無駄なことは人生を豊かにする」
「無駄かどうかは自分が決める」
「自分に合う生き方は皆違う」ということです。

私が20代前半の頃は、いわゆる「意識高い系」でした。
 一般的に「成功者」と呼ばれる方々に憧れ、その方々が発信する事は全て正しいと思い込んでいました。
 
 また、本から得た知識や正論、自己啓発などを鵜呑みして、全うな事が正しいと盲信していました。

その中でも、印象に残っているのは
「生産性の無いことは無駄」という言葉です。

 ここで言う「生産性」とは生きるための労働やお金、生活環境などの事です。

 つまりは、娯楽やダラダラする時間などは必要ないというのが発信者の結論でした。

 私は当時、この言葉に感化され好きだったゲームやアニメ、ダラダラする時間を無くし、仕事に集中し、お金の事も考えなきゃと思い、仕事の合間でお金の事も勉強し、コミュニケーションも頑張ろうと思い、積極的に苦手なコミュニケーションも取っていました。
その結果、1年後に鬱を発症しました。

この時の鬱の原因は、主に3つ
・日々を頑張り過ぎた
・相手に合わせすぎた
・自分に嘘をつき続けた
ということです。

この事は、また別の機会に詳しく書きたいので今回は割愛します。

確かに、一般的に生きるためにはゲームやアニメ、ダラダラすることは生産性がありませんし、労働やお金、生活の事は人生に直結するので、大切に考えるべき所でしょう。

しかし、私たちはロボットではないので正論だけで生きて行けるほど、強くはないですし、誰にとっても「現実から離れる時間」というのは必要だと思います。

例えば、その人が自分のご褒美に「お酒を飲む」ことを楽しみにしていたり、「オシャレをする」事が生き甲斐になってるとします。
 私にとっては、その事の価値が低いので(私にとっては)無駄と話したら、とても嫌な事ですよね。
何故なら、相手からすると「その時間」というのは、とても価値のある時間だからです。

話を戻し、人生において、生産性が無く無駄なことであっても、それはその人が持っている価値観であり、それが必要な人はいるし、それが生き甲斐で頑張れる人もいる。
だから、その人にとっては無駄な事ではないし、それがあるから豊かで居られるということもあると思います。

それに、その生き方で上手くいったのはその生き方が発信者と合っているからかもしれません。
自分が楽しめることを自分に嘘をつかず、やってみたら、自分に合う生き方が見つけられると思います。

鬱になった事はしんどかったですが、それで学んだ事も多くあるので、それも無駄ではなかったなと感じます。

あの経験から学んだ事は、自分より偉いから全て正しいということはなく、自分に合っているかどうかの物差しを通して考えることの重要性や、鵜呑みして極端な事はしない。
共感する所だけを取り入れる事の大切さを学びました。

最後に、

もし、ハマっていることがあって、それが「つまらない」と感じる時は、「心が疲れている」時か「自分の中の価値観が変わった」時だと思うので、普段しないような事をしてみると新しい世界が見えるかもしれません。

それが今の私なんですけどね笑

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