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日経新聞を読めば、投資のコツが分かる!

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なぜ日経新聞を読む必要があるのか。 どんな人が日経新聞を読むべきなのか。 そもそも、どのように日経新聞を読むのか。 詳細に解説します。
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#日本経済を知る

新年の日経新聞でわかること(2023年末~2024年始)

まずは、2023年の振り返り 2023年12月29日の日経平均株価は3万3464円と、年末値としては1989年以来の高さで1年を終えました。米国景気の影響も多分にありますが、日本企業の変革への期待だとも言われています。  年末年始には、日経平均以外にも、たくさんの”2023年を振り返る”記事が掲載されています。 特集記事「転換2023」 日銀、異次元緩和を修正 / 近づく「金利のある世界」 岸田政権、支持率が急落 / 減税不発、裏金疑惑も噴出 戦火に揺れる「極なき世

景気・経済が停滞するのは「少子化対策」が”なおざり”だから。

 20年来、30年来、我が国日本の景気・経済が停滞していることは周知の通りです。  原因が、稼ぎ力(法人・個人とも)やら、国全体の魅力だとか、さまざま分析されてきます。  国力とは、その通り、稼ぐ力・魅力です。 短期目線 短期的に考えれば、単純に稼ぐ力・魅力と言えるでしょう。 ・圧倒的なシェアを確保できる商品を開発した企業 ・他に類を見ないほど、集客力のある観光スポット  永続的に魅力を発信できれば結構ですが、そこには管理・維持能力が求められます。短期的なものを、持続

いまこそ、経済感度を。

金融教育が国家戦略に・令和5年度税制改正;NISAの恒久化 ・金融教育を国家戦略に ・投資助言、金融リテラシーの在り方  ようやく、金融庁や政府が動き出した感じがします。まだまだ物足りなさを憶えますが。。。だとすると、いち早く自身の経済感度を鍛えておく必要がありますね。  放っておいても経済成長を遂げた時代は、ずっと昔のことです。日本は、諸外国以上に活発な経済活動が必要で、以前よりも高いレベルで「考える」「判断する」「行動する」ことが求められます。  日経新聞は、日本経

いまこそ、経済を「読む」ために

あまりに長い、不況の日本。 どこに課題があるのか、どうすべきなのか。 そもそも、景気が良いとはどういう状態なのか。 安定を求めるから、景気が悪い 守っているばかりでは、景気が良くなりません。現状維持を続けている間は、むしろ、他国と比べて相対的に景気が悪化する一方です。安定を求めることは、成長の妨げになります。 官庁は”景気が停滞している理由”を分析するばかり。また、抽象的に目標値を掲げるだけで満足しているようです。国会は、本会議も予算委員会も、伝統芸のように非効率。

投資のキホン3原則、心構え3原則。

ロボアドによる投資(家計が行う投資)が、注目されているようです。CMでも「任せて安心」なる厄介なフレーズが気になる最近です。 アルゴリズム 年齢 年収 金融資産 積立額 目的 1か月で20%以上下落したら  ドコとは言いませんが、、、これら6つの質問から6~7つのETF(上場投資信託)でポートフォリオを構成するそうです。  言ってみればファンドオブファンズを、ロボアドが自動構成するということのようです。手数料が高いような気がしますが、海外のETFを構成要素す

日経新聞は’21年5月10日に紙面刷新

日本経済新聞 は、2021年5月10日に紙面刷新しました。朝刊での主な変更事項は以下の通りです。 朝刊での変更事項 ▶月〜水曜の構成(掲載曜日の変更) ▶『政治』→『政治・外交』へ名称変更 ▶『経済』→『経済・政策』へ名称変更 ▶『企業』→『ビジネス』へ名称変更  ・新技術は火曜・金曜の『テック』面  ・新体制・新商品は『ビジネス』面  ・新組織は『企業・人事』面 ▶『マーケットデータ』  ・東京市場のデータ集を一覧形式にて掲載。『マーケット総合』にて分析、解

日経夕刊は日本経済の源流情報

マーケット投資面(夕刊)は海外情報満載なんですが。 夕刊って何を読んだら良いの?という声があります。 夕刊の得意分野は海外情報です。海外情報に興味が無い場合は、思い切って読み捨てましょう。 景気の天気予報  夕刊の景気の天気予報(WORLD MAREKETS)は「NYダウ」「ナスダック」「FTSE100」など欧米の情報が中心です。世界には大きな3つの林(経済の大きな集団)があります。私たち日本を中心とするアジア、アメリアを中心とする北米、そしてイギリスやドイツを中心とす

日経新聞のレギュラー紙面で日本や世界を俯瞰

総合面 / 長い記事=解説をよく読む  日経新聞が「この記事は細かいとことまで知ってほしい!」と思っている情報ばかり並びます。ですので、1つひとつの記事が長くなります。記事が長い分「総合」面では、掲載される記事数は少なくなります。 基本的な読み方としては、やはりトップ記事の前文をチェックすることが第一です。また、なかでも「社説」や特集「真相深層」「迫真」は必読です。 ●総合面には3つの柱がある 「総合」には多くのコーナーがあるので、その読み方も自分なりのスタイルをもつと

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日経新聞の1面で俯瞰

★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 海外・日本経済 / 鳥の目でマクロ経済を概観するマクロからミクロ、川上から川下までお金の流れを俯瞰する 日経新聞に載っている記事は、大きく2つに分けることができます。 1つは、日本を含めた世界全体の経済です。国レベルの政治、それによってもたらされる経済について大きな視点で記事が書かれます。 もう1つは、個別の企業や家庭・個人のお金の流れについてです。世界の景気が良くても個人レベルではお金持ちになれない、という例はたくさ

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日経新聞の記事の特徴

★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 記事の鉄則 「意見」なのか「事実」なのか新聞記事には”事実(FACT)”と”意見(OPINION)”があります。事実だからと言ってそれがすべてが”真実”であるとは限らないことに注意してください。事実は出来事。真実を隠すような事実というのもあるので注意しましょう。 ●確かな記事になる3つのポイント 新聞記事はほとんど”抜粋”だとか、”要約”されて、読みやすいようになっています。そのコンパクトさの中で、「この記事は本当か

日経新聞のキホンの読み方

★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 各新聞の特徴/日経新聞は世界一の経済メディア 各新聞社が発行する新聞には、それぞれの特徴や得意分野があります。これから私たちが読もうとしている「日経新聞」の得意分野はもちろん経済です。日本では、多くの新聞が発行されていますが、なかでも「全国紙」とか「5大紙」と呼ばれる新聞では、テレビ局や雑誌など系列のメディアをもっており、グループも巨大です。 日経新聞社は、2015年7月にはイギリスのFT(フィナンシャル・タイムズ)社

日経新聞読んでる?

日経新聞を読まなくともインターネットから配信されるニュースを読むことができるようになってきました。社会情勢、経済情報をタダで得られる時代です。タダより高いものはない。あなたが“得ている情報”と、“本当に必要な情報”が異なっていることに気づかずにいると、大損し、苦労することになるかも知れません。 ★「2022年4月現在の改定版」記事を作成しました。 あなたの前に日経新聞があります。皆さんは日経新聞を読んでいますか。ネット社会の発展によって、社会における様々なニュースは「無料