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これからの介護について⑥

テーマ:介護

本日の内容は『これからの介護について⑤』の続編となっています。

今回は『介護になった際にかかる費用』について書いていきます。

まず最初に介護保険の仕組みについて見ていきましょう。

●介護保険制度の仕組みと対象になる方
介護保険制度とは40歳以上の方全員が被保険者となり、65歳以上の方(または、40歳以上で特定の病気や障害を持っている方)が介護支援が必要と認定された時に安心して少ない費用負担で総合的な介護サービスを受けられる制度です。

40歳以上の健康保険加入者全員が対象となります。40歳になると給与から「介護保険料」が天引きされ生涯支払わないといけません。
もし、介護保険サービスを使用することになっても「介護保険料」の支払いは続きます。
介護保険料の免除にはならないのです。
支払いが生涯続く事を知らない方もいるのでここはポイントです。

●介護保険制度の被保険者について
40歳以上の方が介護保険料制度の加入者となるため、39歳までの方は被保険者には該当しません。
公的介護保険のサービスを受けることはできません。

第2号被保険者(40歳〜64歳)と第1号被保険者(65歳〜)の2つがあります。
第2号被保険者と第1号被保険者では介護が必要になった原因により公的介護保険サービスの対象が変わってきます。

40歳〜64歳までの間(第2号被保険者)
16種類の特定疾病(※)が原因で介護が必要になった場合のみサービスを受けることが出来ます。

65歳以降は介護が必要となった原因問わずサービスを受けることが出来ます。

●16種類の特定疾病
1.がん末期
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症
4.後縦靱帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.パーキンソン病関連疾患
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症
11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病網膜症
13.脳血管疾患
14.閉塞症動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

●介護保険保険料はどうやって決まるのか
介護保険料は健康保険料、厚生年金保険料と同じ様に標準報酬月額を使って計算をします。
毎年4月〜6月の給与額を平均し、平均した額を標準報酬月額表の等級に当てはめて決定します。
その等級により、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料が決定します。
その保険料は9月〜翌年の8月まで適用されます。
報酬月額表は都道府県、所属している健康保険組合で異なるため確認が必要です。

また、65歳以上の方は各自治体によって決定されるため自治体によって異なります。

●介護にかかるお金と期間について
生命保険文化センターが行なった調査で、過去3年間に介護経験がある人に、どのくらいの期間介護を行ったのかを聞いたところ、介護を行った期間(現在介護を行っている人は、介護を始めてからの経過期間)は平均54.5カ月(4年7カ月)になりました。
4年以上介護した割合も4割を超えています。

また、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)は、住宅改造や介護用ベッドの購入などの一時費用の合計が平均69万円、月々の費用が平均7.8万円となっています。

介護に要した費用
①住宅改造や介護用ベッドの購入などの一時費用 平均69万円
②介護用品購入費用やサービス利用費の自己負担分等の月々の費用 平均7.8万円
③介護期間 平均54.5ヶ月(4年5ヶ月)
合計金額 約494万円
となります。

公的介護保険サービスの自己負担についてはこのようになっています。

●要支援・要介護の支給限度額について
要支援1 支給限度額 50,030円
自己負担1割 5,003円
自己負担2割 10,006円
自己負担3割 15,009円

要支援2 支給限度額 104,730円
自己負担1割 10,473円
自己負担2割 20,946円
自己負担3割 31,419円

要介護1 支給限度額 166,920円
自己負担1割  16,692円
自己負担2割  33,384円
自己負担3割  50,076円

要介護2 支給限度額 196,160円
自己負担1割  19,616円
自己負担2割  39,232円
自己負担3割  58,848円

要介護3 支給限度額 269,310円
自己負担1割  26,913円
自己負担2割  53,862円
自己負担3割  80,793円

要介護4 支給限度額 308,060円
自己負担1割  30,806円
自己負担2割  61,612円
自己負担3割  92,793円

要介護5 支給限度額 360,650円
自己負担1割  36,065円
自己負担2割  72,130円
自己負担3割 108,195円

施設に入居するとさらに費用が発生します。

●施設の1人あたり利用料(月額)
介護老人福祉施設  75,855円
介護老人保健施設  86,594円
介護療養型医療施設 92,983円

上記の施設利用料は平均利用料です。

65歳以降は年金生活の方がほとんどです。
年金で介護の費用を負担していくことは出来るのでしょうか?
私の祖父(100歳)は施設に入居しておりますが、施設利用料は祖父の年金で十分に支払えています。
これは祖父の年金がしっかりとあるからです。

私たち現役世代や親世代が介護になったらどうでしょうか?

高齢化が進み、65歳以上を支える人たちが減少する中で自己負担はもっと増えていくかもしれません。
そんな時に何も対策をしていなかったら何が起こるのでしょうか?

経済的な面で誰かのお世話になるかもしれません。
何か気になること、心配なことがあったらお気軽にご連絡ください。

明るい豊かな将来のために今から出来る事を取り組んでいきましょう。

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