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これからの介護について⑤

テーマ:介護

これからの介護について④の続きとなっております。

本日は『認知機能低下の予防』について

【適切なケアで発送を防ぐ】

医療機関で軽度認知障害(MCI)であることを告知されると、多くの人はショックを受けます。当然でよね。
『もうダメだ』と絶望する人もいれば、『ありえない』と全否定する人もいます。
こうした戸惑いを周りの人も家族も受け止める事が必要です。
軽度認知症障害(MCI)の段階で適切なケアをすれば、認知症の発症を遅らせたり、人によっては健常な状態に戻る可能性があります。
希望を持ってケアに励むことは、日々の生活をより豊かにすることにも繋がります。

軽度認知症障害(MCI)のケアのポイント5つ(一例)です。
1.運動の習慣をつける
2.食事を改善する
3.知的刺激を高める
4.生活習慣病を改善する
5.社会脳を鍛える

1.運動の習慣をつける
運動が認知機能のアップにつながることが臨床研究で明らかになっています
2.食事を改善する
認知機能低下予防に効果があると認められている栄養素を積極的にとりましょう。
魚介類に豊富に含まれているDHAやEPA、各種ビタミン、ポリフェノールがおすすめです。
3.知的刺激を高める
脳を活性化させる働きのある、様々な脳のトレーニングに挑戦してみましょう。
一度に2つ以上の課題に取り組むデュアルタスク(二重課題)も効果的です。
4.生活習慣病を改善する
「糖尿病」「脂質異常症」「高血圧」などの病気は、認知症の発症を早める要因になる可能性があります。
しっか治療に向き合う事が大切です。
さらに認知症の危険因子であるタバコ(喫煙)やアルコールの多飲は避けましょう。
5.社会脳を鍛える
社会からの孤立は、認知症の症状を悪化させる事が知られています。
デイケアを始め、出来る範囲で地域の交流活動に参加しましょう。

こうやって見てみると『認知機能低下予防』というよりは健康的な生活の実践と同じだと感じました。

私の祖父は100歳ですが、足が少し悪い以外はとても元気です。
認知症にもなっておらず、孫の名前や顔、ひ孫の名前と顔もバッチリです。
祖父の生活を見ていると5つのポイントを実践していると思います。

毎日将棋をさし知的刺激を高め、施設におりますので交流もあります。
食事はしっかりと栄養のある食事、お酒もタバコもやらないのでとても健康的な生活をしています。

今までの日々の積み重ねが100歳になった今でも元気な秘訣だと思います。

高齢化が進む日本において『認知症』になる方はどんどん増加していきます。
自分は大丈夫だと思っていてもなるかもしれませんし、家族の方がなるかもしれません。
今から出来る事を実践していきましょう。

次回は『介護にかかる費用』について書いていきます。

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