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直近のご報告ってヤツ。

 トップ画は後輩から頂いたディオールの紙袋だが、中身は「実家から送られてきたんですけど食べ切れないんでもらってください…!」というインスタントラーメンがキャパギリギリまで積み込まれていたのである。

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 以前の記事の冒頭で微風が如くサラッと書いたが、実は平時の職場にて2月にお暇を頂き、そのまま退職。3月より職場を変えるに至った。

 昨年の8月末より謎の体調不良が続いていたのが病院にも行かずに2月の序盤に限界を迎え、腱鞘炎も悪化していた上、何より前の職場に求められていたレベルの働きが出来ていなかったので仕方無い事なのだが、2年弱働いた職場だったのでやはり気持ちとしては苦しいモノがある。


「体調不良なら病院に行けば良かったのに」と言われそうだし実際言われたのだけども、
 20代の前半にも似たような事があって病院に行ったにも関わらず「問題無し」と言われ、そんな訳ないと思いセカンドオピニオンとして他の病院に行っても同じ結果な上、
 そこの先生に「本当に体調悪いのか?」と言わんばかりの怪訝な顔をされて以来、本当に限界まで病院に行く事が怖くなってしまったのだ。

 恐らく本当に何にも無くて過剰にそう感じていただけなのかも知れないし、その先生も(失礼な事を言うが)元々そういう顔だったんじゃないかと思うが、もうそれは遠い過去の事なので真偽は不明である。


 こんな話をしたかったのではない。


 それで退職が決まり有給の為にポッカリ空いた1ヶ月ほどの間は滞っていた曲のデモを仕上げたり、曲を作ったり、役者の仕事をそれなりにやらせて頂いたり、服のアレンジをしたり、散歩したり、バンドメンバーに「お前、ラブコメの主人公だな!?」と言われたりしながら色々過ごしていたのだが、
 本当に何も無い事のストレスの無さというモノを改めて実感すると同時に、自分のやりたい事って本当にいっぱいあったんだと実感する。

 やりたい事の為のリソースを作るべく3月から職を新たに頑張ろうとしたら、スケジュール作りが下手なせいで、現実丸1日オフという日が月に2回あったら超嬉しいみたいな状態になっている。

 売れっ子みたいな事になってるが、その実はバイトとレッスンが主なので大した事は何も無い。
 早くどうにかしないといけないのだが、それはそれとして毎日楽しく過ごしているので疲れはするが問題は無い。


 それと別に、ここ最近は友人や後輩といった仲間達から舞台観劇のお誘いや、その仲間達や師匠と飲む機会が増えている。
 出費としては痛いが、暫く舞台観劇を出来てなかったし、飲みも舞台も楽しめているから人生的には良い流れなんじゃないかって思っている次第。

 余談だが、4月のアタマに名古屋時代の後輩と4年振りに会って飲む機会があったのだが、待ち合わせて移動する中であれやこれやを話しながら最後に店入る直前、
「俺、東京来てからキャラが変わった気がするんだけど、4年前ってどうだった?」と聞いたところ、
「あー、こんな(ゲラゲラしながら喋るようなキャラ)じゃなかったです」って言われたりしたのはちょっと面白かった。一応、人生としては明るい方向に行けてるのだろうか。


 しっかり売れないエンタメ人間みたいなムーブになっているのだが、いずれにしても今が1番楽しいまである。
 この楽しいまま、自分が自分らしくいられる世界に行かなきゃなぁという気持ちで自分の襷を締め直すのであった。


 ラブコメの主人公は矢印が全部自分に向いているが、俺は俺に矢印が絶対向かない生き方をしているのだ——という話はまた別の機会に。

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