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デニムジャケット脱色アレンジしたヤツ。

 前回パーカーをブリーチアレンジして以降、ストレス発散として着古した服や格安で見つけて来た古着をブリーチしたりブリーチしたり、たまに染めたり、ブリーチしたりをしている。

「もう着ないかもなぁ」と思ったTシャツだけでなく、暇潰しに入った古着屋の1,000円前後で好みの古着を見つけては高々と掲げて見つめては、
「コレは何色と何色で染めるとカッコよくなるか……」
「デニムのブリーチはしっかり絞り入れないとメリハリが……」
などと考えてしまう為、ストレス発散を通り過ぎて最早狂気の入口を見つけた所まで来ているのではないかと思っている。

 そうは言いつつ、別にそこまで数は多くないので、まだ居酒屋“狂気”の入口の前にはまた立っていないハズだ。


 今回はそんな中で、3月中頃に行った2度目のブリーチアレンジの話。
 今回選んだのは、以前エキストラ衣装の為に600円くらいで買ったはいいものの、一生着る事無くてクローゼットの肥やしになっていたジャスト丈のデニムジャケット。
 以前調べた時、インディゴブルーのデニム生地をブリーチすると他の色の生地と違って赤色が出ないとの事だったので、これを半分だけ絞った上で真ん中辺りから切り返し風にアレンジしたらカッコいいかもと思って決行した。

なんだかボンヤリして見える
後ろから見た感じは結構好き

 元の写真を撮り忘れてしまったので、それは完成形を見て想像して頂ければと思うのだが、今回は2度目という事もあってツメが甘いところがいっぱいあった。
……冒頭に書いてなかったが、反省会である。

 前回のパーカー達は、どちらかというと実験という意味合いが強かった上で良い仕上がりになったのだが、それに加えてお気に入りのシルエットだったのもある。
 しかし、今回のデニムジャケットについてはあくまで「衣装として買ったモノ」であったので、シルエットやサイズ感は自分の好みから離れた代物であった。
 それを考慮せず、ただただ「こうしたい」というデザイン先行でのアレンジだったので、結果的に(自分が着た際の話ではあるが)何だか違和感を感じてしまったのだ。


 そして、色合いと絞りの足りなさ、色の抜き過ぎが原因で何だかメリハリが無くなってしまっている。

 絞りや縛りを入れるとその部分に染料やブリーチ剤が入らず、そこの色だけ変わらず、絞ったシワなどでメリハリのある模様のようになるのだが、
 今回のブリーチ部分を見ると線にメリハリが無くて、よく言えば柔らかい、悪く言えばボンヤリした印象になっているのだ。

 これはそもそも今回輪ゴムでの絞りをあまりせず、ほぼ絞ってないも同然の状態でブリーチ剤を掛けてしまったからである。
 加えて、最初にブリーチ剤を掛けた時に、量が少なかったみたいであまり変化が無かった事を懸念して薬剤を追い掛けしてしまった結果、全体的に色が抜け過ぎてしまっている。


 更に写真では判り辛いが、そもそもの生地の色が明るめだったが為に余計メリハリの無い見た目になってしまったので、次回デニムで作る際にはもっと濃いめのインディゴブルーのモノを使い、しっかり絞りを入れてからアレンジしようと思う。


 とはいえ、やはり不思議なモノで自分で作ったモノが故に愛着は生まれていて、4月の暑くなる頃までの短い間であるが何度か着て出掛けたりもしている。
 しかし、自分としてはビッグサイズが好みで、自分のジャスト丈(Mサイズ)だとちょっとちんちくりんな印象がある為、知人で欲しい人がいたら譲ろうかなというつもりではある。
……そもそもちょっと奇抜な感じなので中々欲しがらないだろうが。

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