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その最初の価格にだまされないで

特に大きな買い物をする時に気をつけて欲しいことがあります。それは"販売価格"です。 大きな買い物をするときには金銭感覚が麻痺しやすくなり、判断が鈍くなる可能性があります。 あとで冷静になりせっかく買ったのに後悔しては、せっかくの高いか物が台無しになってしまいます。 僕の中では3つの要注意イベントがあります。

まず1つ目に自動車です。

特に男性の方などは車が好きな方もおられるようで、ついつい財布が緩みがちになるようです。 自動車は単体の販売価格は200万円と売り出されていても、オプションや手続き費用、税金などもろもろを加えますと、250万円に・・・。そういったこともよくあるようです。 

2つ目に気を付けて欲しいのは1生に1度のイベントです。

一番に思いつくのは結婚式でしょうか。
招待する人数によって大きく左右されるのですが、結婚式費用の相場は平均300~350万円(招待1人当り約6万円)ぐらいだそうです。費用は安く抑えるコツとしては、招待人数を少なくすればするほど、同じ額であっても豪勢な結婚式の演出ができます。

また、招待客とふれあえる時間も多くなりますのでオススメです。他にもオフシーズン、夜の結婚式など、安く抑える秘訣だと思います。

あと、新婚旅行もそうですかね。 新婚旅行をパッケージツアー(パックツアー)、いわゆる添乗員さんがいて決められたプランにしますと高くなりがちです。
やはりパッケージツアーがオススメでしょうか。 ホテルや飛行機の手配および現地の送迎等を旅行会社にしてもらい、あとは個人旅行みたいに、自分たちでプランを立てて行動していくスタイルです。 添乗員さんはついていないので、少し不安な面もあるかも知れませんが、せっかくの新婚旅行ですから、自分たちで決めてのんびり二人を楽しまれていかがでしょうか。
その時のコツは、安全な地域とのんびりしたスケジュールでしょうか。

そして、華やかな式もそうですが、悲しい式も気を付けて欲しいと思います。お葬式も高くなりがちな式の1つです。 故人を送り出すと言うことでケチってはいけない。と思う方が多いようで、だいたい平均的な費用として200万円になるそうです。
お葬式をスムーズに済ませるには、ご両親と相談をされておくと困ることが非常にすくなくて済みます。 お葬式が高くなってしまう理由として、祭壇と戒名・お布施があります。しかし、どう言ったものかなど、事前に話し合っておけば、「故人の意思なので」と言えば、葬儀屋さんも尊重してくれるかと思います。 一般的に・・・。と言われてしまいますと、「じゃーそれで・・・。」となってしまいがちになりますので、その点は気を付けて欲しいかと思います。 

そして最後に、"家"でしょうか。 

家を購入する時には色んな業者の方がでてきます。
不動産業者、場合によっては建築家・施工業者に大工さん、ローンを組む場合には金融機関、そして引っ越しもありますね。 タダで動いてくれる人はいないと思いますので、その分ちゃんと費用がかかってきます。
"諸費用"と言われ、だいたいの目安としては、新築のマンションですと販売価格の3~5%、新築の一戸建てだと6~10%が目安です。 しかも諸費用の多くは現金で必要ですので、しっかりと販売価格+諸費用で検討して欲しいと思います。

お店側はあくまで「買いたい」という気持ちにさせようと戦略です。 だれもトータルの費用で教えてくれる訳ではありません。 トータルの費用にビックリするまえに「販売価格+α」で、考えて賢く買い物をして欲しいと思います。  

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