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入院日記 | たった3秒のCT検査

手術前の検査で、CTも撮りました。

CT検査自体初めてで、テレビで見る限りちょっと怖そうだなって思っていました。

微量の閉所恐怖症が入っているため、床下とかちょっと怖いです(まだ潜ったこと無いけど)。

小中学生の時、テレビに入ってたTOREでしたっけ?脱出ゲームの番組あったじゃないですか。あれの天井の間とか絶対無理だって思ってましたし、最終問題に行くせまーい空間も、絶対通りたくないなと思ってました。

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その日は、入院2日目にして検査がたくさんある日でした。レントゲンを撮って、そのままCTも撮りにいきました。

いざ、入室。

名前と生年月日で個人特定をし、携帯や金属類を預け機械に横になりました。

やっぱり威圧感があって、機械音がゴォーってなってました。

『機械が動いてる間は、目を瞑ってて下さいね。手足も動かさないように。顔の角度少し変えますね〜。』

動かさないで閉じててって言われると、手足は動かしたくなるし、目も開けたくなりますよね〜。

『それでは撮影します。』

レントゲンもそうなんですけど、撮影する部屋に1人にされてドア閉められるの、結構怖い。

手も足も動かせない、目も開けられない。周りがどうなってるのか分からない。

『では、機械が動きます。そのままの状態でいて下さいね。』

マイクでそう伝えられ、

グウォーン

機械が動いた。

グウォーン

『はい、終わりでーす。お疲れ様でした!』

え、今動いた?若干揺れた気はしたけど、え、早すぎない??

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今回、私が撮影したのは、頭から顎にかけて。だから、機械に通るのも顎までで良いんですよね。

側から見ると、ちょっと頭突っ込んですぐ出てきた人。

え、おもろいやん。

あんなに心の準備してたのに。

自分の置かれてた状況を思い浮かべて、1人でくすっとしてしまいました。

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夕方、口腔外科の外来に呼ばれ、手術前の最終確認。手術で使用する噛み合わせのプレートを、合っているかどうか確認しました。

下の歯は合うのですが、上の歯のプレートが微妙に合いません。

『合わないなんて珍しいねぇ。なんでだ?』

普段、合わないことなんてない技師の先生が作成して下さったのに。なんか、ごめんなさい。私の歯が迷惑をかけております。

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もう一度歯型を取り直し、製作していただき、次の日改めて合わせてみたら、見事なくらいぴったり合いました。良かった。


おさ

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