「物語思考」の感想&メモ

X(旧Twitter)でテスタステロン氏が絶賛されていたので、気になって読んでみました。

すでにたくさんのレビューがあるので、細かい感想は差し控えます。要約と、特になるほどと思った部分をここに記します。

要約

自分のやりたいことを頭の枷を外した状態で明確化し、それに向かっていけるキャラクターを設定する。自分がそのキャラクターだと思い込むことで、自然と行動を変える。そのキャラクターが取りうる行動を明確化したり、そのキャラクターがより活躍する環境に飛び込んだり(飛び込むためのhow to含む)、物語を転がすための小さな目標を立てたり、について「具体的に何をするべきか」が記されている。

特になるほどと思った部分

日本人は、ゴールを達成するよりも、その過程のほうを愛する傾向があることです。めちゃくちゃざっくり言うと、欧米は「神から与えられたミッション」があって、それを達成するには手段を選ばない、という考え方をしているんですね。
(中略)
(日本は)「ゴールがどこか」よりも、「どうやるか」という過程の方が大事ということの表れなのではないかと思っています。

けんすう:物語思考

「何をしたいか」(Do)を考えるのは難しくても、「どうありたいか」(Be)はイメージしやすいんですね。

けんすう:物語思考

たしかに「どうありたいか」はスッと入ってきます。そして理想のキャラクター、それに繋がるような憧れの人に自分を重ねると、「あ、⚪︎⚪︎さんなら、こういうことしないな、こう動くな」という感じで、すぐに自分の行動に反映されやすい気がしました。

おわりに

この週末に、やんわりと自分をキャラクターに重ねてみる、というのを試してみて、効果を実感し始めています。本の中ではまず「やりたいことリスト」を作るのですが、それをすっ飛ばしてしまっているので、明日の通勤中にでも書いてみたいと思います!


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