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キリン・地域のちから応援事業助成金 贈呈式



5月12日 公益財団法人 キリン福祉財団 キリン地域のちから応援事業オンライン贈呈式に出席いたしました。大分・佐賀の団体の贈呈式で各団体や財団のかた、キリン株式会社の方が出席されました。

 キリンビール株式会社九州統括本部北部九州支店支店長の永吉様より贈呈状をいただき、キリン福祉財団常務理事の大島様よりかちPICAの活動について広く門戸を開いていることや参加者のこころへ届く活動等へ良い評価をいただけていること、助成の期間である一年間しっかりとご支援・伴走いただけることをお話いただきました。
 かちPICAの活動に対して信用と評価をいただいていることをとてもありがたく感じ、今後も参加される方々のためにさらなる活動をしていこうと思いました。

 私はかちPICAの代表として、以下のご挨拶と活動説明をいたしました。

 「メンタルヘルスケア利用者自助グループの【 かちPICA 】です。
 https://picapica-1.jimdosite.com/

 この度は、キリン・地域のちから応援事業助成金を贈呈いただき、誠にありがとうございます。
私たちのかちPICAの名前は、佐賀県で愛されている身近な野鳥「カササギ/かちがらす」の学名”picapica”にちなんで、参加する方のこころがいやされて、自分自身に大切な価値があると思えるように、かちPICAという名称にしています。精神科などの利用者で、障害の有無は問わず、他の参加者に穏やかであればどなたでも受け入れています。
かたるかい・うんどうするかい・べんきょうするかい を主な活動としています。
かたるかいでは、つらいことも楽しかったことも、病気や家庭のこともなんでもゆっくりと話せる時間にしています。共感や気持ちの表現の時間は、ストレス軽減や回復の促進、他者への信頼感や対人スキルの回復などで有効です。何らかの事情で家庭や子ども時代に人との信頼感や関係の持ち方を経験できなかった方や、ひどく心身にダメージを負うなどしてきた方にも、安心できるゆっくりした時間を回復のために提供しています。
うんどうするかいでは、ストレッチや軽い格闘技などの運動でストレスの軽減や体力向上もはかり、優しく安全な指導・環境で運動することで、信頼感の回復や対人スキルの回復も目指します。
べんきょうするかいではPC関連(ExcelやWord、IllustratorやPhotoshop等)や、資格の講習、将来に向けた相談などを個人の状態に合わせて行い、能力の向上や生活力の回復を図り自信や自尊心を回復することを目指します。
会のメンバーは全体で15名、年齢層は20代から50代までで、年齢での制限等もありません。主に佐賀市内の公共施設でお部屋を借りて活動しています。かたるかいの参加者は毎回変動がありますが、現在までを平均して5名前後、多い時で10名です。すでにzoom開催も始めており、全国の方ともつながり始めています。 今後の展開として、常時参加できる活動と語りあいの場所の設置 (対面相談、空き店舗等での居場所づくり)などを計画しています。
今回贈呈いただいた助成金で活動もスムーズに運営でき、多くの参加者の方に喜んでいただけると思います。この度はまことにありがとうございました。今後もかちPICAをよろしくお願いいたします。」


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