Z世代・さとり世代の上司になったら読む本

Z世代・さとり世代だからといってみんながみんなそうではないのはもちろん認識しているが、傾向は掴んでおきたいというのは上司の性。

実際に何人か同世代の部下がいるが、概してこんな感じに見えている。
・調整や整理など手間のかかることは可能な限り回避したい
・自分の責任範囲は明確にしたい
・ワークライフバランスではなく、ライフ重視で、ワークにおいて当事者になるメリットは感じない
・飲み会もするが面倒な上司や先輩とは行きたくない(合理的)

自分なりの分析を整理していて思うのは割と自身に忠実、なのかもしれないなということ。

でも決めつけるのではなく、よく聴く、個々人それぞれに個性があることを自覚する。

例えが良くないかもしれないが、ペットを複数飼ってみるとよくわかる。
自身はハムスターを数年に亘り複数匹飼っていたが、慎重な子、向こう見ずな子、マイペースな子、それぞれいろんな種類の性格をしていた。
ペットですら本当に個々で性格が違うので、違いに合わせた対応をする、というかしないとうまく飼えない。

部下を持つ時も同じ。
まずはよく聴き、知る。
価値観はバックグラウンドが違うので大抵の場合マッチしない。
本文中にもあったがこれが外国の方なら受け入れられることも多いと思う。
なのでそういうものだと受容する。

受容した上で合わせられるところを探る。

そういえば本文の中で「〜したい」「〜が面白い」を動機にしたら…という話があったが、ツラいこともあるがここ何年も仕事は原則的には面白いし、嫌いではない。
通常業務はやりつつも、アテのない雑談から、有志と形式ばらないPJを作り実現するのは最高に面白いものだ。
ただこの「仕事が面白い」感覚を分かってもらおうとすることも、他人によっては押し付けになる。
だから楽しめる人が勝手に楽しんでやれば良いと思う。

いずれにせよ、変わるのはいつも自分から、を心がけていきたい。

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