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生命エネルギーのD2Cを通じて実感した、「地球1個分の暮らし」

春までコミュニティマネージャーを務めた コミュニティPOOLOの方々で愛知はカンガルーの足先渥美半島へ。

最初は泥遊びがしてえ!という浮かれポンチテンションだったが、ファームステイ「渥美どろんこ村」では地球一個分の暮らしという思想に触れさせていただいた。

ホストの方が到着早々、絵本を読み聞かせてくれる。その時点で「あ、このテンションちゃうな」と全員が気づく。

「日本人の平均的な暮らしをする場合、地球2.9個分の資源が必要になる。」という提議から「命を人間も、鶏も、昆虫も、野菜も食べる。あなたは命を生み出す、守る、伝える、どう関わるのか?」という問いかけに皆が引き締まる。この二日間でこの問いかけに対して何か変わることがあるかをまた聞きますね?と。

二日間は怒涛に過ぎ去る。
・酒粕・廃棄菓子、米菓子などで豚の餌を作り、直接手で食べさせる


・廃材と有り合わせのもので火起こしをして豚ちゃんの餌向けにアラや野菜を煮込む


・夜ご飯はどろんこ村ファームで育ててる豚で豚しゃぶ


・ヤギの搾りたての乳を飲む、ヤギ乳で作ったプリン/マドレーヌをいただく


・鶏の産みたて卵でTKG朝食


・鶏を締めて解体→ダシをとってラーメンを食べる


・本望の使ってない田んぼで泥遊び

改めてこれを日常の所作としている方々には尊敬しかない。(最後の一個は除く)

暖かいニワトリを締めて首を落とし、さばいてていただくという、普段モザイクがかけられてる部分はなかなかヘビーでありつつも価値ある体験だった。

この子の食べる餌を用意する人、産んだ親鶏、いただく僕ら。
過程を教科書や理論でなく実際に体感して、考える。

生命のエネルギーは誰かが摘み取り、加工して、パックにして、卸にして、店頭に並んで、、、といわば過程が何重にも重なってやっと僕らの口に入る。
今回の体験はいわば生命のD2Cだ。

普段地域で暮らしているので都市部より近いとはいえ、なかなかダイレクトに触れることはない経験をたくさんできてよかった。
とてもとても貴重で尊い経験でした。

Big Thanks to May J.

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