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Godville Savings攻略(最適化への道)

 蓄財(Savings)というゴールがある。寺院(Temple)建設後に解禁されるコンテンツであり、30M Gold(3000万)を貯めるというものだ。見事にゴールすると貯、GPの上限値が100%から200%へと倍増し、商店(Shop)が持てるようになる。
 特に、GP上限値が倍増する効果はダイレクトにゲームプレイに影響を与える。チャージ消費量が大きく減るという強いメリットがある。

 この記事が完成するのはだいぶ先の話になると考えている。私は整理も兼ねて書いていき、攻略情報をアップデートする方針としたい。

 基本的には、下記のSaving Guideをベースにして蓄財Savingsに関わる知見を深めていただければよい。

 本記事では日本語話者向けに補足を加えるというのと、あとこちらの記事に対して私が異なる見解を持っている点について、説明を加えている。

【1】Savingsはどう溜まっていくのか

 おめでとう。あなたは寺院を建設することが出来た。次の目標は1000個の丸太を集めることと、30M Goldのお金を貯めることである。30M Goldを貯めるとなると、1日に100k Gold稼げば1年もせずに達成できると感じるだろう。特にダンジョンに行くことが出来るようになり、10k Goldから30k Goldを手に入れることが出来るようになると、あたかも簡単に思えてくる。

 しかしながら、あなたのヒーローは倹約家ではなく、そしてあなたの願いを全然聞いてくれない。街に帰り銀行に行きお金を全額預けて欲しいと願う。しかしあなたのヒーローはパーティーでお金を使ったり、無駄な投資をしたり、ギャンブルでお金をなくしたり、POIを得るために大量のお金をつぎ込んだり、ペットの歯の治療のためにお金を使ったりして、貯金しない事がある。
 [検証中の情報]統計的に、2/3の確率であなたのヒーローは蓄財(Savings)をし、1/3の確率で散財(Squandering)をすると考えられている。(詳細については後述するチャプターを確認頂きたい)

 蓄財(Savings)する前に、あなたのヒーローは装備を買い、スキルをアップグレードする。大量にお金を抱えてGood Savingsの街に訪問し谷も関わらず、持ち金の殆どをスキルアップグレードに使ってしまう事を、あなたはこれから何度も見ることになるだろう。しかもそんな時にあなたのヒーローは蓄財(Savings)をする。
 
 一言で言ってしまえば運次第であろう。しかし、実はある程度介在して有利に蓄財(Savings)出来る方法がわかってきた。
 私の経験に基づく情報をこちらにまとめ上げたので読んでいただけると幸いである。

【2】どのぐらい貯められるか - 実績

箱舟(Ark)建設前での実績

 寺院建設直後、ダンジョンで大量のGoldを獲得することが出来る。そして、猛烈な勢いであなたのヒーローはそのお金をスキルアップグレードにつぎ込むことになる。そしてあなたのヒーローのHPはまだ低く、ダンジョンを安定して踏破することは難しいだろう。

 スキルレベルがある程度上がってくる終盤になると、Digをほとんどせず、ダンジョンを積極的にプレイングをした場合において1ヶ月で1.6M Goldほど貯金をすることができる。
 ただ、ランダム要素(The great random)に左右される要素があるため、月1.5M Goldと見ておくと良いだろう。
 無課金の範囲内では0.9 M Goldという報告が上がっている。(筆者は無課金で進めていないためこちらは検証していない)

※スクリーンショットはAndroid版のもの

 冒険(Adventure)の度合いについては以下の資料を参考にして頂きたい。時期が若干ずれているがご愛嬌。また、これらは英語圏コミュニティに投稿したものをそのまま流用している関係で英語となっているが、ご容赦頂きたい。

 基本的なスタンスとして、冒険(Adventure)のクールダウン(ダンジョンは4時間、アリーナも4時間)が終わり、ヒーローの動向を見て良いコンディションであれば出撃させるというスタイルを取っている。GPやチャージが不足した場合は消耗品課金をして進む。また、基本的に勝ちに行っている。

箱舟(Ark)建設後での実績

 航海(Sailing)が解禁され、あなたは更に大量のGoldを獲得することが出来るようになる。然しながら、あなたのヒーローはたくさんスキルアップグレードにお金を注ぎ込むことになる。航海(Sailing)すると、首都Godvilleに移動し、航海後はアイテム売却→祈りのフェーズに移る。アイテム売却後にスキルアップグレードをする可能性がある。大半の場合において、航海により15kから30k Gold近くはお金がある状態となる。お金が十分にあればあなたのヒーローがスキルアップグレードに注ぎ込む可能性が高くなる。
 この仕様のせいで、スキルレベルが低いうちはスキルアップグレードばかりすることになり、なかなか蓄財(Savings)に回らずあなたは悔しい思いをすることになる。

 私はまだ本文章作成時点(2022年4月30日)において1.5ヶ月ほどしか航海(Sailing)をしていない。
 直近の1ヶ月では1.6M Goldを稼いでいる。(4月30日はGood Savings Dayであり100k Gold以上稼いでいる。1日ずらせば1.7M Gold以上稼げる事になってしまう)

 私はスキルレベルがある程度高くなると、蓄財(Savings)に回るお金も増えていくと考えている。なので、蓄財できる額はもっと高いものになると期待していいだろう。

 箱舟(Ark)建設前と異なり、私はアリーナは積極的には行かなくなり、代わりにDigを積極的に行うようになった。

【3】議題に上がっている論点

HPが低い状態であればあるほど蓄財するのか(検証中)

 英語版GodvilleのWikiでまことしやかに書かれている。本家ロシア語版にはその言及はない。Discordコミュニティでその真偽について議論されており、確固たるエビデンスが提示されていない記載であるということが言及されていた。
 そこで筆者は検証することにしたのだ。

If the hero returns to a town while having high health, the chances of the coins turning into beer significantly increase.

Godwiki Pantheon of Savings

 適時更新するスタイルにしたい。2022年2月26日時点では以下の状態である。
 Savingsが蓄財で、Squanderingが散財である。
 大体、蓄財:散財=2:1で推移しており、体力の過多に依存しない傾向が続いているが、データ総数が57点とまだ少ないため、継続して検証を進める。
→4/24更新 データ総数は307点となった。

 また、Godvilleの予報により、 必ず蓄財する日(Good savings day)や、蓄財のオーラ(Aura of savings)による影響がある場合には当該統計から除外する方針としている。

【4】Savingsの効率を最大化するための攻略方法

 一番の秘訣は、無理をしないことである。苦労して沢山のGoldを獲得しても、様々なランダム要素で蓄財(Savings)に繋がらないという可能性があるのだ。一喜一憂する楽しみがあるが、下手に目標を立ててそれに向かって進んでいくようなプレイの仕方になると、運悪くうまく行かない状態が続いた時にストレスになってしまう。

(1)チャージを効率的に使用する

 最大のポイントになると考えている。以下にして効率よくチャージを使うのか。そして、チャージを蓄積するのかが鍵になっていく。

 そのノウハウについては以下の記事を参考にして頂きたい。


(2)冒険(Adventures)を積極的に行う

 ダンジョン、航海、Digといった冒険を積極的に行う事が大切である。あなたの実生活に支障がない範囲でである。一日の生活リズムを作り、無理のない範囲であなたのヒーローを冒険に行かせることが大切である。

 冒険に行っている間、あなたはあなたのヒーローに張り付いて見守り続ける必要はない。そして、あなたのヒーローが危機的状況に陥っても、Encourageもせずに見殺しにしてしまっても構わない。どんな状況においても勝ちに行くというプレイスタイルは、チャージの消費量に直結する。つまりリアルのお金がたくさん掛かってしまう。もちろん開発者への支援につながるので、そのお金は無駄にはならない。ただ、たくさんお金をつぎ込んだからと言って、お金に比例して結果は帰ってこないことは忘れないようにして頂きたい。

1.Dig (Underground Boss)

 Godvilleで一番最初に出来る冒険といえばDigである。ただ、わりかし地味な作業であるのと、他の冒険と比べて得られるGoldは少なく感じてしまうかもしれない。
 然しながら、他の冒険と異なり、瀕死の状態(HPが赤文字)で戦闘を終了するとフルサイクル確定で街に帰還するという心強い特徴がある。

 詳細については以下の記事を参照して頂きたい。

2.アリーナ
アリーナはSavingsにあまり有利ではないのが実情ではあるが、紹介する。

 アリーナの攻略に関しては以下の記事を参考にして頂きたい。

 私はチャージをSavingsに変換できる手段の一つとして活用していた。実際にどのぐらい有利に働いているのだろうか、データを取って確認をした。

水平方向の軸は、アリーナの対戦であり、右側に行くほど得られたGoldが高くなるように並び替えている。マイナスとなっている部分は負けてお金を失ったことを意味している。
 筆者の進め方によると、トータルとして1ヶ月に397k Goldのプラスである。これを見ると、有効に思えるかもしれない。が、単位を揃えると「0.635M Goldであるのと、アリーナ戦後はアイテム売却フェーズ、スキルアップグレード、そして祈り(Praying)によりお金を捧げるというフェーズがあり、12.5%以上目減りすることになる。
 上述のケースで言うと、筆者は平均12.5k Gold程を持ちArenaに行っており、勝利時に平均7.8k Gold得ており、約20k Goldの状態で祈りに入っていると推測できる(実際にはアイテム売却益+とスキルアップグレードー要素があり単純ではない)。祈りで平均2.5k gold失われていると考えており、月換算でいうと232k gold祈りで消えている。

 つまりは、アリーナでは月164k Goldほどの黒字(実績値)ということになる、チャージの無駄遣いと捉えるかは人の価値観によるが、アリーナに月2,000円ほど突っ込んでこの収益を狙うよりは、ダンジョンで生存率を高めたほうが投資対効果は間違いなく高い。ダンジョンは1回につき15k goldと控えめに見積もって1日に3.5回出撃させると、ダンジョンでは月1,575k Goldの収益(予測値)と予想されるためだ。あれアリーナやる必要全然なくね。

 アリーナに帰還することで、Godvilleでの帰還ボーナス(Logやチャージを獲得)が狙えるのでお金以上の価値はある。
 Logを多く狙うとSailingが解禁され、そのSalingsは1回で40k ~60k Goldとかの収益を得ることができるというので、Arkが達成する前まではアリーナを程々に活用するぐらいの接し方で十分だろう。

 ただし、あなたが大量に課金をして、全てにおいて勝ちに行くプレイスタイルであると話は別だ。最上位のDuelerは40kから80k Goldを抱えてアリーナで待ち構えている。あなたがある一定以上のアリーナプレイングスキルを獲得すれば勝率は50%になる。アリーナで強敵に勝つことは進捗に大きく貢献するのだ。私は諦めたけれども。

3.ダンジョン(Dungeon)
 ダンジョン(Dungeon)は1回につき10~30k Goldほどの収益を得ることができ、またアリーナと違い街に強制帰還もされないため、蓄財/散財フェーズの直前に出撃させることで、最大収益を狙うことができる。
 ダンジョンがSavingsに有益であることはコミュニティの中でも異論はなく、出撃がダイレクトに収益につながる為、推奨されている。

 何よりダンジョンは楽しい。
 詳細については以下の記事を参照いただきたい。

4.航海(Sailing)
 航海は失敗してもGoldが失われないという、他のアドベンチャーと大きな差がある。
 クールダウンタイムが港へ無事に帰還できた場合は6時間、失敗した場合や海の果てに到達した場合は9時間となり、理想的には1日3回は航海出来る。

 まだ私は始めたてなので、十分な攻略情報は提供できない。

(3)”Return”により訪問するべき街

 1クエストにつき最大3回、帰還指示(Return)を出してあなたのヒーローを街に返すことが大切である。
 街にはいろいろな特性がある。ゲーム内でも解説があるが、実は内部的にはもっと細くコントロールされている。
 基本的な考え方としてはGood Savingsの街に”Return”で帰還させる事が重要である。が、同じGood Savingsの街であるBumchester(2022年時点では15 milestones)とBeerburgh(35 milestones)とでは、なんと平均蓄財額が10%以上の差があるのだ。

 アリーナ戦を積極的に行うプレイスタイルだと、毎回Godvilleに帰還する関係で、首都付近のエリアをさまようことになる。そのため、Bumchesterを多用していたが、35 milestones迄待って街に帰還させたほうが効率がいいということが判明したのだ。
 しかし、35 milestonesだと3〜4時間ぐらいの進行であり、なかなか不自由する絶妙な距離感。

 状況に応じてどの街に帰還させるか見極めていく必要がある。

最も素晴らしいのが Los Adminosであり平均60%に近いのだ。ここに到達するには、アリーナや航海は積極的に行わないほうがいいということになる。4時間なり6時間のクールダウンタイムが終わって即冒険に出かけるというプレイスタイルでは、74マイルストーンにまで到達しない。実に悩ましい街の設定であろう。

town economicsより引用


(4)起動可能アーティファクト(Activatable artifact)を使いこなす - Craftをする

 列挙するときりがないのだが、起動可能アーティファクトを活用することはとても大切である。

クラフト(Craft) をする際には以下の文字列をメモして頂きたい。基本的な考え方として、同じ文字で始まる太文字アーティファクト(Bold artifact)同士を掛け合わせると有益な起動可能アーティファクトが出来る可能性が高い事を覚えておこう。
 アーティファクトの数は大量にあるが、クラフトで出来上がるパターンは限られていて、しかも有益なものばかりなのだ。

Arena: a
Charge: ps
GP: dmw
Blackbox: bcdimpw
Teleport: cegmpw
Single-Boss: amst
Multi-boss: hlm 

 Teleport系の起動可能アーティファクトが手に入り、手持ちのGPが50%以上あったら即起動してしまって構わない。Idea Boxブーストがある前提ではあるが、街でのフルサイクルが確定しており、祈りにより50%以上のGP回復が確定しているためである。

(5)コイン経験値変換(Coins to Experience Conversion)を回避する

 日本におけるRPG、ソーシャルゲームでは経験値を貯めてレベルを上げることは良いことである。Godvilleでは少し違って複雑なのである。
 レベルが上がればHPが増えて、ダンジョンやDIGによる地下ボス戦(Underground boss)で安定して攻略することが出来るようになり、つまりはチャージの消費量が減るというメリットが出てくる。しかし、デメリットとして、あなたのヒーローの所持アイテム数の上限が増え、それによりだんだん自然に街へのフルサイクル帰還をする頻度が下がっていくのである。

 Savingsの効率を最大化するためには、低レベル帯のうちに街に帰還させて蓄財(Savings)をし、祈りによりGPを回復させるというサイクルをこなしておくのが望ましい。結局中盤以降からあなたのヒーローの所持アイテム数が最大値の50になるだろう。そのタイミングを遅らせれれば遅らせれるほど全体として有利に働くと考えられるのだ。

Savingsのランキング。
筆者の周囲のプレイヤーは筆者よりも30ほどレベルが高いプレイヤーで占めている

 経験値についてはこちらの記事を参考にして頂きたい。

 さて、コイン経験値変換(Coins to Experience Conversion)であるが、これを回避する方法は実はたくさんある。

1.[Gold 7k未満]クエスト進捗75%以降ではダンジョンやSailingに行くのを控える
予防的な措置である。特に手持ちのGoldが7000未満である時に有益である。クエストコンプリート時にボーナスでGoldが手に入り、10k Goldを超えるリスクがあるので、この基準を設けている。

2.[Gold 10k〜]帰還指示”Return”により街へ帰還させる
Good Savingsの街であることが望ましい。標準的な街ではトータルで4割ほどのGoldが消費されると覚えておこう。ただし、手持ちのアーティファクトを売却する為、その分のGoldが上乗せされることを忘れずに。

3.[Gold 10k~19k]首都へ帰還中にアリーナに送還(Send to Arena)をする
これは議論の余地がある対応である。アリーナで対戦相手が見つからなかったり、対戦で勝てば安全にお金を温存することが出来る。(ただし、祈りとして平均12.5%は減ってしまうことを忘れずに)

4.[Gold 10k~]首都へ帰還中に航海(Sailing)に行かせる
Ark完成後は、航海(Sailing)に行かせる様になる。クールダウンが6時間/9時間と長いこともあり、ほしいタイミングで航海出来ない可能性はあるが、クエストコンプリートによる首都帰還は予め予想ができる。そのため、航海はクエストコンプリートしてから送り出すという方法が良いだろう。特に、クエストコンプリート後に航海に行くと、売却フェーズがスキップされる。通常、航海で手に入るアーティファクトたちはすぐに売却されてしまうが、それを温存することが出来るのだ。祈りの後GPが十分に回復した状態で起動可能アーティファクトを発動させるのもよし、Good Tradingの街に立ち寄り、財宝を高値で売りさばくのもよし。何かと有益なのだ。

5.[Gold ~10,500]クエストコンプリート直前、生贄(Sacrifice)をする
生贄(Sacrifice)はゴッドボイス(God voice)であまり出番がないかもしれない。が、このコマンドは、あなたのヒーローの手持ちのアーティファクトかGoldを捧げてGP回復するという効果を持つ。そして30〜300Goldほど捧げてくれるのだ。
 Goldを失うまで生贄(Sacrifice)をし続ければ良い。成功するとGPが回復するという効果もあるので、意外とGPが枯渇しないのだ。

Sacrificeに成功し289Goldを失い、10k Gold未満にできた

6.[Gold 10k~]クエストをキャンセル(Cancel quest)する
 驚かれるかもしれない。クエストをキャンセルすると、首都Godvilleに帰還するのだが、その際に首都ボーナスは受け取れないのだ。これはコイン経験値変換(Coins to Experience Conversion)も含まれる。
 ただし、Cancel questをするとクエストの進捗が1からやり直しになるというのと、”Return”のコマンドの使用回数がリセットされないと考えられ、デメリットも大きい。あまりオススメ出来るものではない。

7.[Gold 10k~, 手持ちアイテム50%未満]HP20未満により首都帰還中にEncourageしてHPを50%以上に回復させる
 これは首都Godvilleへのショートサイクル(体力回復のみ)帰還に対して有効である。体力が回復すると、街に帰る必要が無くなったとして帰還を辞めるのだ。しかし、フルサイクルの帰還の場合は効果がない。手持ちのアイテムが25%から50%の間である場合、フルサイクル帰還となる可能性があると考えられ、それはHPを50%以上回復してみないとわからない。場合によっては帰還が阻止できないという場合もあるかもしれないが、挑戦する価値はあるだろう。

以上


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