妄想クラブ運営記録 今更サカつくEU(15)
1 新シーズンのスカッド(08-09年 7月)
フランスリーグ1部昇格初年度を、なんと1桁順位という予想外の好成績で終えることができた、わが「ラシン・クラブ・ド・ベルサイユ」。
新シーズンに向けての選手獲得、そして余剰戦力の売却もある程度進み、ここで新シーズンのメンバーを整理しておきたいと思います。
その前に、前年で他クラブに移籍することになった選手の確認を。
そして、新監督の招聘。
1部昇格の立役者の一人、DFマウェンの移籍が決定し、さらに監督も交代。ゲーム3年めにして我がクラブは転機を迎えています。
次に、新たに加入した選手を含めた、今年度のスカッドです。
今年度の注目選手は、マウェンなき後のDFライン統率者としての期待がかかるDFジャン・ミシェル・バディアーヌでしょうか。パリではそこまで出番があったわけではありませんが、その能力は侮れるものではありません。
もう一人、晴れて完全移籍となったMFフランク・リベリは、当然注目すべき選手です。抜群のスピードで右サイドを切り裂いてくれることは間違いなし。
なお、DFグートバージは移籍リストに載せているのですが、まだ売却先が見つからず。
また、DFヨアン・アネルカ、MFブライアン・ヨハンセンの2名は、それぞれシェフィールドとブラウンシュバイクにレンタル移籍が決定しています。出場機会を求めてのレンタル、というか手っ取り早く言えば「指定レンタル移籍」なのですけど。
2 リーグ戦開幕前にひと試合(08-09年 7月)
さて、今年度は、開幕前に公式試合が組まれています。「インターナショナルクラブカップ」というやつです。前年にリーグ戦で7位だったため、欧州レベルのカップ戦への出場権を得る試合に参加できることになっているのです。
とはいえ、この試合が組まれているために、キャンプを設定することができず。あまりおいしいとは言えないのですが……。まあ、欧州レベルにどれだけ通用するのか、一つチャレンジといきましょう。
対戦相手は、ベルギーの強豪ゲンク。その試合結果はというと。
なんと、全く歯が立たないではないですか。
うーん、いや、別に欧州のカップ戦に何がなんでも出たいと思っていたわけではなく、だからちょっと手抜き気味だったのは確かですが、それにしてもですよ。
というわけで、ちょっとだけ不安な出だしとなってしまいました。うむむ。
3 開幕前の準備(08-09年 7月)
そんな感じで、キャンプにも行けず試合に勝てずという悶々とした開幕前。
おおおおっ、まってました。
この機会に、一気に設備投資をしてしまうことにしました。
選手獲得を重視していたので、設備については遅れ気味。そろそろこちら方面にも投資しないといけません。スタジアムは完全にイメージ優先ですが、クラブハウスの設備はチームの成長に関わるので多少は考えて。
こうして設備が整ったのですが、練習グラウンドから報告が。
怪我しすぎだろう。。。
いやまあ、回復系のフィジコもいるし、開幕には間に合うけど。。。。
4 いよいよ開幕(08-09年 8月)
そうして、今年の選手PRにFWジェイ・ボスロイドを設定し、いよいよ開幕戦です。
開幕戦の対戦相手は、古豪のサンテティエンヌ。アウェイとして立ち向かう我がクラブは、次のスターティングメンバーで臨みます。
そして、監督も変わったこともあって、戦術も微妙にいじります。対戦相手のサンテティエンヌがポゼッションを指向するチームだったため、こちらの攻撃を速攻よりに変更。かつ、これまで同様攻撃意識をかなり高くして、高い位置でのプレスからのショートカウンター狙い、という感じに設定します。
すると、ボランチより後ろからのパスが、比較的裏狙いになるような気が。
この恩恵を一番受けたのが、右サイドのスピードスター、MFフランク・リベリ。再三、相手サイドバックの裏をとりチャンスメイクをします。
というわけで、開幕戦の結果。
リベリの2アシスト、そしてグルキュフとジェイのゴールで、安定した試合運びをして勝利しました。満足満足。まあ、失点はアレですが。
この試合は、グルキュフも持ち前の運動量とフィジカルの強さを活かし、高い位置からのボール奪取を再三実行。戦術のマイナーチェンジが生きた格好です。
そんなわけで、新しいシーズンがスタートしました。欧州の大会でボロ負けだったので心配しましたが、国内のリーグ戦は幸先いいスタート。昨年の奇跡的な順位を再現できるのか、新監督の手腕と選手の成長に期待したいです。
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