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女性三人組で天下統一 今更三国志11(1)

主要登場人物の紹介と、前回の記録。

登場人物紹介


1 人さがしの旅、始まる。

 さて、大陸西部の成都で群雄として旗揚げした三人娘。まずは領地経営のために絶対的に足りない人手を集めること(要するに在野武将の探索)から始めます。無論、それは将来の伴侶探しとニアイコールであります。

関銀屏 とはいうものの、いったいどうして有能な人材を探せばいいんだ?
杜氏  だよねー。求人広告でも出せばいいのかなあ。
李氏  …さすがにそれでは集まらないと思うわ。
関銀屏 ううむ、私の家族につながりがある者と出会えればいいのだが、そう簡単にはいくまいな。関索兄上はすぐ北ですでに仕官しているし。
李氏  とりあえず、街で色々な人から話を聞いてみましょう。助言をくれる軍師役がまだいないので、まず知力の高い人とつながりを持ちたいわね。
杜氏  あ、お金落ちてるー。拾っておこ。持ち主に返せるといいんだけどなあ。
李氏  (それ、序盤では有益な資金源だから、返したりしないで…。)

 そうして、彼女たちのお眼鏡にかなったのはこちらの五人(都市一つにつき5名という制限なので)。


1 鍾会

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統率82 武力51 知力91 政治79 魅力66
槍兵B 戟兵B 弩兵A 騎兵C 兵器A 水軍C   
特技 鬼謀(部隊計略を仕掛けられる範囲が一マス広がる)

杜氏  なんかいきなりすごい人がきたよう。蜀を滅した人だあ。
関銀屏 知力が高くわが軍の軍師として相応しい人物だな。統率も高く、部隊を率いて前線で活躍することもできそうだ。
李氏  ただ、魏からの独立を図っただけあって、義理が低いのが気になるわね…。背後から刺されないように注意しないと。
杜氏  抜け目ない優秀なビジネスマンみたいな感じの人かなあ。
李氏  いやどうかしらその喩え。
関銀屏 性格はともあれ、お父君は魏の重臣であり、家柄も実力も申し分ない人物だ。うまく御したいものだな。


2 王濬

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統率81 武力73 知力77 政治71 魅力75
槍兵A 戟兵B 弩兵A 騎兵C 兵器S 水軍S
特技 造船(艦船生産日数半減)

李氏  今度は呉にトドメをさした武将とは、随分といい人材を迎えることができているわね。
関銀屏 能力に凹凸がなく、万事に秀でているな。
杜氏  お船作るの上手なんだね。すごいなあ。
関銀屏 兵器・水軍の適性がSというのもすごい。先の話だが、海戦になった時には存分に働いてもらうことになるだろう。
杜氏  うーん、でも、優秀な人なんだけど、ちょっと地味じゃないかなあ。
李氏  こらっ、そういうこと言っちゃダメっ。我が軍における能力値総計ランキングでは、王濬殿はこの次に出てくる人に次いで2位なのよっ。


3 姜維

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統率90 武力89 知力90 政治67 魅力80
槍兵S 戟兵B 弩兵A 騎兵S 兵器C 水軍C
特技 反計(部隊計略を見破ると同じ計略で反撃)

関銀屏 うわっ。まさかこのような逸材を迎えることができようとは…。
杜氏  能力値90超えが二つ、適正もSが二つあるよー、すごいなあ。あ、でも結局魏に勝てなかった人だっけ?
李氏  だーーかーーらーー。そういうこと言っちゃダメっ。
関銀屏 まあまあ(苦笑)。過去の事績はともあれ、彼の能力は確かだ。
杜氏  監督が頼りになんないチームでエースで四番でキャプテンやらされて、大変な思いしたんだよね、きっと。今度は彼を支えられるチームをわたしたちで作ってあげたいねー。
李氏  言いたいことはわからないでもないけど、その喩えはどうなのよ。……しかし、魏からの独立を企てようとしたコンビを揃って迎えるとか、いったいなんの因果かしら。


4 孫乾

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統率34 武力33 知力78 政治84 魅力84
槍兵C 戟兵C 弩兵C 騎兵C 兵器B 水軍C
特技 論客(外交で舌戦に持ち込みやすくなる)

杜氏  劉備さんとこの外交官さんだよね。
関銀屏 特技「論客」は序盤ではかなり重要だ。…ううむ、これは狙っているな。
李氏  そうね。北の鮑三娘、南の祝融、ともに知性に秀でた人物が少ないから、早期に停戦交渉を結べれば色々都合がいいわよね。まあ、南とすぐぶつかることはないでしょうけれど。 
杜氏  それにしても、わたしより魅力高いのどうしてなの。
李氏  魅力値はあなたの唯一のとりえなのにね。それも配下に奪われ、もはや存在意義が希薄に…。
杜氏  うわああああん。李ちゃんのばかああああああ。


5 費禕

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統率77 武力30 知力83 政治92 魅力83
槍兵B 戟兵B 弩兵A 騎兵C 兵器A 水軍B
特技 能吏(槍・戟・弩の生産量二倍)

関銀屏 最後に蜀の四相の一人とは、本当に優秀な人材が集まったな。特技の能吏は金のない序盤は本当に助かる。
杜氏  能吏なんだね。エリート官僚って感じかな。
関銀屏 確かにそうだろうが、統率が高いのでいざとなれば将兵を率いることも不可能ではないかもしれないな。
李氏  優秀な文官だけど、お酒や博打とかの夜遊びも好きみたい。でも、どんなに遊んでても仕事に穴をあけることはないんですって。
杜氏  へえええすごいなあ。あ、魅力が高いのは夜遊び上手だからなの?
李氏  いや、それはどうかしら…。


・・・・・・・・・・・・・・・・

李氏  新しく仲間になってくれたのは以上5名ね。
杜氏  すごい人たちが集まってくれたねー。
関銀屏 5人が集まった時点で251年の5月中旬。ゲーム開始が251年の1月だから、半年弱を人材収集に費やしたことになるな。
李氏  その間、内政も軍備も何もしていないのよね。近隣諸勢力が侵攻してこなかったのは幸運だわ。
杜氏  うわーそうだよねー。おおいそぎでいろいろ準備しないとだなあ。



2 レギュレーションというか縛り追加の件

 姜維だの鍾会だのといったずいぶん有能な人材が確保できてしまったので、ゲームにおける縛りを追加しておきたいと思います。
 追加縛りはこちら。

(1)新しく登用する武将は、武力は姜維、知力は鍾会、政治は費禕の数値を上回ってはならない。ただし、推挙イベントについてはこの縛りを適用しない。
(2)配下に与える官位は、自勢力が可能なものの一段階下を上限とする。

 最初に登用した5名は、三人娘軍のいわば宿将となるべき存在(今はまだ若いけど)。統一まで主力として活躍してほしい人たちです。そのため、彼らを十二分に活躍させることを何より大切にしようと思います。
 もちろん、彼らとて今後成長するはず。彼らが成長すれば、現在登用できない人もできるようになるはず。そうなるよう成長させていきたいなあ。

 ただし、自分のとこの武将が在野を推挙するイベントに関しては、自分とこの武将を超える能力を持っていても受け入れることにします。
 そもそも、推挙イベントでは、一騎討ちか舌戦に勝たないとこちらに入ってくれません。姜維や鍾会や費禕が自らを上回る能力をもった人に打ち勝ったのであれば、それは彼らの功績。それを讃える意味でも、推挙イベントに関しては例外とします。


 そして官位なのですが、これは部隊の兵数上限と関連します。上の官位につけばそれだけ多くの兵を指揮することができ、単純に強くなります。なのですが、あえてこれについても制限しようかと。能力の高い人が寡兵で大軍に立ち向かうとかやってみたいじゃないですか。いや常道でないのはわかっていますけれど。


 というわけで、いよいよ本格的に領地経営に入ります。なかなか有能な人材を配下に従えることができた三人娘は、ちゃんと伴侶…もとい天下をとることができるのでしょうか。





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