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女性三人組で天下統一 今更三国志11(15)

これは、シミュレーションゲーム『三国志11』のプレイ記録です
前回の記録と登場人物紹介、そして縛りなど

人物紹介バーと4

縛り内容



1 もう一人知性派獲得(262年3月)

 261年9月に呂蒙を獲得して、知力90前後の知性派武将がまた増えたわけですが、黄月英勢力が解体した今、もう一人欲しい知性派が現れてきました。
 それは…徐庶。三国志演義では自身の後釜として諸葛亮を劉備に紹介した人物。ゲームでは知力93を筆頭に満遍なく能力が高く、何より知性派にしては高めの武力64が魅力。なかなかゲームで使う機会に恵まれず、きちんと使ってみたいとずっと思っていました。
 よし、孫尚香にとられていない、チャンスだ、と思っていたのですが。

鍾会  登用の交渉をできる武将はおりません。

 という軍師どののアドバイスが続いてしまいます。え、なんで。
 そしてそうこうしているうちに、自領から遠ざかってしまいました。他の勢力が治める土地の在野武将は登用することはできません。うわああああ。

 仕方ない、徐庶は諦めるか。
 そうして次のフェイズに進もうと思っていた矢先。

 なんと再度わが領土に再度徐庶が戻ってきてくれました。軍師・鍾会のアドバイスに従い、我が軍の若き勇将・鄧忠に任せてみたら。

徐庶  策謀にはいささか自信があります。よろしくお願いいたす。

 おおおお、やったあ。
 こうして、徐庶が我が軍に加わってくれました。知力93は我が軍では鍾会に次いで2位。同率2位の魯粛とともに計略の主役として活躍してくれそうです。


2 長安攻略隊、出陣(262年4月)

杜氏  ついに孫尚香ちゃんが新野に来ちゃったよう。わたしたちのすぐ近くにきてるよううう。
李氏  孫尚香との停戦期限まであと1年弱。その間に、できる限り我が軍の勢力を拡大しておかないとね。
鍾会  ならば、漢中と安定の二都市から兵を出し、長安を攻めましょう。然るのち、長安攻略部隊を一部をそのまま南下させ、上庸からの部隊とで宛を挟撃いたしましょう。さすれば、どちらに対しても数的優位を確保できます。
関銀屏 よし、それでいこう。

 残り一年で、弱っている貂蝉軍を電光石火の早技で攻略することにします。ぼやぼやしていると、孫尚香に宛あたりを奪われかねません。
 涼州を制圧しているため、背後の心配はいりません。大軍で一気に長安を制圧します。部隊編成はこんな感じ。

【漢中から】
孟獲・張松(戟6000)、祝融(戟6000)、傅僉(槍5000)、花鬘・胡烈(弩5000)

【安定から】
文鴦(馬5000)、鄧艾(槍7000)、鄧忠(槍5000)、徐庶(槍5000)、鍾会・諸葛恪・郭氏(弩8000)、姜維(馬8000)

 距離的に安定からの方が早く長安に到達するのですが、安定から長安に至る街道には狭い場所があり、大軍を一度に渡すことができません。当然敵はそこで足止めを狙ってきます。
 そこをなんとかしたかったのですが、迂闊にも文鴦に副将をつけるのを忘れてしまい、混乱させられタコ殴りに。姜維と並ぶ我が軍最高の武力92を有する文鴦ですが、いいところなく撤退させざるをえませんでした。失敗。

 それでも、鄧艾・鄧忠親子の槍で敵を移動させ、鍾会で混乱させつつダメージを与えることで、なんとか後続部隊が移動するスペースを確保。遅れて出発した姜維が前線に到達し、徐々に我が軍が優勢に。
 そして。

孟獲  ぐわっはっはっはっ。…お、この施設はなんだ。よくわからんが敵のもんなら壊せばいいな。ぐわっはっはっはっ。
張松  はいはい、燃やせばいいのですよね。…あれっ、失敗?
孟獲  ぐわっはっはっはっ。お主ほどの知力の持ち主でも失敗することがあるのか。これは愉快だ。ぐわっはっはっはっはっ。ゆかいゆかい。
張松  (クッソ。孟獲どのの副将とかもうやめたいわ)
祝融  全く何やってんだか。ほれ、火神の末裔たるあたしにかかれば…ほーら燃えた燃えた。
花鬘  うわーかーちゃんすげー。やるなー。
張松  うっわ、くそ、納得いかねー。

というわけで、漢中から出てきた南蛮部隊が長安に到着。長安にやたらと設置されていた面倒な施設を破壊しつつ、敵部隊の背後をつきます。こうなればあとは時間の問題。
 こうして262年9月、長安は我が手に落ちたのでした。


 そして忘れていたことが。長安には献帝がいたのです。長安を制圧したことで、献帝を擁立することになりました。

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 これで、漢を再興するために大陸全土を統一する、という形になったということでしょうかね。


3 すぐさま宛攻略に。そして心強い仲間(262年9月)

 長安の攻略と同時に、同じ貂蝉が支配する宛を攻略にかかります。上庸からの攻略部隊は次のように編成します。

張任(弩兵7000)、魯粛・李恢(弩兵6000)、呂蒙(槍兵5000)
鮑三娘(騎兵5000)、秦良玉(騎兵5000)

 これに、長安攻略部隊の一部を加えます。まずは羅憲の兵器隊で、長安から宛に至るまでの関を制圧。これが地味に面倒。
 加えて、やや遅らせて馬忠の兵器隊を出撃させます。なにせ宛には呂布がいるので、野戦でそう簡単には制圧できないだろうと思うので。

 ただ、攻略する上で一つ気づいたことが。

李氏  …なぜかしら。呂玲綺の忠誠度が下がっているわ。
杜氏  どこかの捕虜になってたのかなあ。
関銀屏 いずれにせよ、これはチャンスではないか? 

 長安攻略後に人材登用を行っていなかったこともあり、登用枠は空いています。早速、軍師の助言に基づき諸葛瑾(魅力90)を交渉に向かわせます。彼女の持つ「疾走」は厄介なので、これが味方に加わるのは大きいです。ついでに呂玲綺はなぜかかわいいのでそれも大きい。
 そして交渉の結果。

呂玲綺 これより杜氏どのにお味方致す。
呂布  なぁにぃ !!? 玲綺よ、父を敵に回すとはどういうことだ!!?

 こうして、厄介な敵が一人心強い味方に。おかげで宛の攻略が楽になりました。


4 河北からの強敵(262年11月〜)

 もう一つ気がかりだったのが、孫尚香の動きだったのですが、さらに大きな懸念材料が現れました。勢力を大きく拡大させている、河北の支配者・蔡琰です。蔡琰軍はすでに黄河を超えて、濮陽・陳留・北海といった中原の川沿いの都市を手中に収めています。
 その蔡琰が、動きました。

伝令  申し上げます。濮陽から蔡琰軍8部隊が出陣。西に向かって進軍しています。
李氏  8部隊? 総勢4万くらいかしら…。かなりの大軍ね。これは困ったわ。
杜氏  どこを攻めようとしてるんだろう。洛陽かなあ。宛かなあ。
関銀屏 孫尚香と争ってくれればこちらとしては申し分ないのだが、先に洛陽を取られると厄介だな。
李氏  いますぐ蔡琰とぶつかりたくはないけど、洛陽はおさえたいわね。
杜氏  とりあえず、長安から出てる姜維くんと鍾会くんは、洛陽方面に向かわせようよ。
姜維  いえ、函谷関はすでに羅憲が向かっているので大丈夫です。僕と士季は洛陽と宛のどちらにも行ける位置で待機しておきましょう。

 洛陽を支配する夏侯令女は、一時期は広大な版図を有していたのですが、今や支配地は洛陽のみ。それもあり、実は宛を攻略した後は即座に洛陽に攻め入るつもりでした。ですが、蔡琰が大軍で洛陽攻略に向かっているのであれば、こちらも隙を見て洛陽を奪うことも考えなければならない。逆に、宛を狙っているのであれば、正面からぶつかることも考えなくてはなりません。
 ですが、状況は思ったよりこちらに有利に動きます。

伝令  申し上げます。蔡琰軍は許昌方面に向かい、途中で迎撃に出てきた孫尚香軍と交戦状態に入ったとの由。

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杜氏  うわあ、一番都合のいい結果になったあ。
李氏  これでまずは宛の攻略に集中できるわね。可能なら洛陽攻略も同時に進めたいわ。
関銀屏 ただ、孫尚香との停戦期限が間近だ。宛については現状問題なかろうが、洛陽攻略と同時に、江州の防備担当を配置せねばならんぞ。  

 状況は我が軍に都合よく動いてくれています。ですがその一方、孫尚香との停戦期間が終わると前線をふたつに分けなくてはならないという問題が生じます。防衛施設は立てていますが、やはり人員も必要でしょう。
 そこで、武闘派として南蛮三人衆(孟獲・祝融・花鬘)、そして知性派として張松と徐庶をとりあえず江州に移動。南蛮軍には知性派の副将が不可欠なことを考えると、もう少し前線で戦える人がいた方がいいかなと思い、秦良玉も向かわせます。

 多方面を相手にする状況になり、ちょっと考えることが増えてます。もっとも、これはこれで面白いんですけどね。

 

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