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女性三人組で天下統一 今更三国志11(11)

これは、シミュレーションゲーム『三国志11』のプレイ記録です
前回の記録と登場人物紹介、そして縛りなど

人物紹介パート3

縛り内容


1 やむをえず内政モード(258年2月〜)

 手数な漢中を攻略しようと思った矢先におこった、梓潼でのイナゴ大量発生。やむなく、3ヶ月程度は梓潼の内政と技巧研究に費やそうという結論になりました。
 といっても縛りの関係上、前回「弩兵鍛錬」を研究した後にまだやっていない、婚儀か義兄弟の結義を行わねばなりません。しばし考えた結果、新しく加入した女性陣で結義を行うことに。

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 というわけで、秦良玉・鮑三娘・郭氏の三人が義兄弟となりました。秦良玉と鮑三娘は、前線で共闘することも多そうだし。
 そして、研究する技巧は「木獣開発」。衝車のアップグレード。 

 他にも、祝融に「明鏡」を、魯粛に「深謀」をつけてあげたりもしてましたが、その間なぜか我が軍に仕官する人が出てきました。我が軍にいる夏侯覇の親族の夏侯徳、そしてあの許緒の息子の許儀。もちろん迎え入れましたが、許儀って失態の責任取らされる形で鍾会に切られたんじゃなかったか。大丈夫か。


2 婚礼の儀、その2(258年5月)

 さて、木獣開発が終わり、その次の技巧研究をしたいのですが、ここで迷いました。技巧研究の前に行う結義と婚儀です。
 義兄弟にするメンバーもなかなかおらず、そろそろ婚儀にしようと思ったのですが、じゃ誰にするのかと。ゲーム上の有利不利は当然考えるのですが、あんまり必然性のない婚儀や義兄弟ってのもなーと思っているので。そして、そもそも三人娘は伴侶を見つけるために天下統一を考えているのだという設定(?)を思い出したこともあり、しばし考えます。
 とりあえず、離脱されたら困る人で、かつ離脱しそうな人といえば、こいつだよなあ。

李氏  話があると聞きましたが、一体なに?
鍾会  梓潼のイナゴ被害についての対応もひと段落しました。早急に手数な漢中を攻めるべきかと。
李氏  それはわたしも同意するわ。
鍾会  私が漢中攻略の素案をまとめておきました。ご一読いただきたく。
李氏  わかりました。…ふむ……いいでしょう。この案をもとに具体的な部分を鍾会どのの主導で進めてください。
鍾会  ……随分とあっさりと目を通しただけですが、本当によろしいのですか?
李氏  概略は理解したつもりよ。
鍾会  ならばよいのですが…。
李氏  以前も言いましたよね。わたしたちは貴方の知略を信頼していますから。
鍾会  ……。
李氏  いまひとつ信じられないのもわかるわ。貴方は猜疑心の塊みたいなところがあるから。でも、それは策士策に溺れることになりかねないわよ。
鍾会  ふむ。では、信頼してくださることを言葉以外の面でも保証していただけますか。
李氏  これまでも貴方の献策を全面的に取り上げてきたつもりだけど、それでは足りないのかしら?
鍾会  は。信頼の証として、李氏様を娶りたく存じます。
李氏  いいですよ。
鍾会  …え? よろしいので?
李氏  構いませんよ。そんなことでいいのであれば。
鍾会  ……。
李氏  撤回しますか?
鍾会  いえ。

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というわけで、裏切るのが怖い鍾会を李氏と縁組しました。なんだかんだいって、最初から我が軍にいる大切な軍師であり、計略隊の主役です。姜維と義兄弟になっているので引き抜きはされないでしょうが、姜維と組んで独立とかされたらたまったもんじゃないですから。
 そして、婚儀を行ったので技巧の研究。「車軸強化」と迷った末に、「神火計」にしました。


3 漢中攻略隊、出陣す(258年7月)

 そして、いよいよ漢中の攻略に乗り出します。漢中を統べる貂蝉の軍勢とは初めの交戦。貂蝉の下にはあの男がいるので、ちょっと気をつかうんですよねえ。

鍾会  漢中の兵力はおよそ2万。梓潼の兵力と諸将の力量をもってすれば、攻略は容易い。後の涼州征伐の橋頭堡とすべく、早急に漢中を平定する。
夏侯覇 ですが、漢中にはかの呂布が駐屯していると聞きます。呂布は多少の兵力の差をひっくり返すだけの力を持っていますぞ。
張任  呂布だけでなく張郃もいます。一筋縄ではいかない相手かと。
鍾会  案ずるな。確かに純粋な武力勝負であれば相手に利があるやもしれぬ。だが、こちらの計略で簡単に無力化できる。

 こうして、258年7月、漢中攻略隊が梓潼から出陣しました。陣容は次の通りです。

姜維(威風)・槍兵7000  鍾会(鬼謀)・弩兵7000/副将に李恢(機略)
張任(弓将)・弩兵6000  夏侯覇(長駆)・槍兵6000
鄧艾(強行)・槍兵6000  諸葛恪(百出)・弩兵6000/副将に郭氏(傾国)
王濬(造船)・木獣7000

 鍾会と諸葛恪の計略隊2隊によって、知性派のほぼいない漢中部隊を軒並み撹乱していく戦法です。いかに姜維や鄧艾といえど、流石に武力100の呂布とガチ勝負はしたくありません。万が一、一騎打ちなんぞに持ち込まれたらそれこそ大変ですし。

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 そして漢中に進軍しますが、防衛部隊は一本道の出口手前に部隊を展開し、我が軍の部隊を足止めします。
 これに対し、特技「強行」持ちで移動力に秀でる鄧艾が先に出て、後続部隊が渋滞するのを防ごうとします。ですが、統率94を誇る鄧艾部隊といえど、呂布・張郃・華雄などの武力90オーバー部隊に囲まれると、かなりの被害を出さざるを得ません。
 しかし、こちらは知力90オーバーの3部隊で反撃。

鍾会  鄧艾を助けるのは釈然としないがやむを得ん。皆のもの、手筈通りに。
呂布  うおっ、兵が動かん。敵の策略かっ。卑怯な。
姜維  士季に続け。敵を隘路の出口から遠さげるため、撹乱させるより偽報により退却させよ。

 知力91の姜維でも計略はかなり通ります。まして、鍾会(知力93)と諸葛恪(知力90)は自身の高い知力に加え、それぞれ「機略」と「傾国」という強力な特技を持った副将がついています。この三人が計略かけると、貂蝉軍の部隊が面白いように混乱したり偽報によって退却させられたり。武力勝負では我が軍を上回る貂蝉軍に、その武力を発揮させることなく壊滅に追い込みます。
 そして258年12月、諸葛恪を中心とした一斉攻撃で、漢中は我が軍の手に落ちたのでした。強敵・呂布を要する貂蝉軍でしたが、鮑三娘のところにいた龐統(知力97)や蒋琬(「明鏡」持ち)がいなかった分、高知力武将を多く抱える我が軍にとっては有利で、かえって攻略は楽でした。


4 新たな人材と、新たな試み(259年1月)

 漢中の攻略に伴い、また5名の武将を獲得できることになりました。ただ、今回は貂蝉の配下を捕虜にしてません。貂蝉は涼州の王異と争ってて欲しいので、あんまり弱体化させたくないからです。
 そのため、新規武将は現時点での在野武将からチョイス。事実上、鮑三娘の配下だった人物からの選択となります。そこで、女性を優先しようと思って馬雲騄は必須。あとは、呂凱・高翔・陳寿にしました。今のところ、前線で働いてくれる人は十分確保できているので、後方で内政と治安維持をできる人材を優先しました。特技はやはり重要。


 そして、漢中攻略と並行して、一つ試みていることがあります。
 それは、今なお在野に留まり仕官しない南蛮軍団復活作戦

 どうも南蛮の武将たちは、在野になっても雲南や建寧という場所から離れていくことがなさそうなのです。ということはつまり、我が軍の領土内で在野としてうろうろしているのを眺めながら、ゲームが終わってしまうことになる。それは面白くないだろうと思うのです。でも、こちらは武将数縛りをしているので、せっかくの南蛮武将も味方にすることはできません。それなら、南蛮武将たちにはどこかに仕官してもらって、再度我々の前に立ちはだかっていただきたい。
 で、どうすればいいかなあと考えた挙句、以下のような手段を取りました。

・南蛮武将を登用して輸送隊として編成し、空白地である永安に移動させ、永安を南蛮武将の集結地とする。
・永安は我が軍の保有地になるが、輸送隊に持たせた物資以上のものは、永安に物資は届けない。
・反対に永安の物資を他のところに輸送させることもしない。
・永安にいる武将に対しては、忠誠度が下がっても褒賞を支払うことはしない。
・永安が他の勢力に攻められても、一切抵抗しない。

という形にして、南蛮武将たちを他の勢力のもとで再活躍してもらおうというプロジェクト(?)です。
 永安には兵舎一つのみを設置して兵を1万にした後は、内政を完全に放置。褒賞を与えていないので忠誠度はだだ下がり。それを見越した他勢力に引き抜いていただこうというわけです。むしろこちらとしては、太守に就任した雍闓に独立していただきたいくらい。そうなったらなかなか面白いと思うんだがなあ。

 というわけで、南蛮軍団が再集結した永安がどのように展開するのか、やってみた本人も興味深く見守ります。


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