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女性三人組で天下統一 今更三国志11(9)

これは、シミュレーションゲーム『三国志11』のプレイ記録です
前回の記録と登場人物紹介、そして縛りなど

人物紹介パート3

縛り内容


1 開戦前のあれやこれや(256年7月〜11月)

 姜維と杜氏の婚儀が執り行われた後、輸送隊の移動力を上昇させれる技巧「木牛流馬」を研究。
 そして、次の技巧研究を始めようと思ったのですが、ゲーム進行上の縛りとしてその前に義兄弟の結義か婚姻を行わねばなりません。そこで、せっかくだから前線で支援攻撃が発生するような義兄弟をもうひと組作ろうと。

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 というわけで、王濬・張任・諸葛恪という、チート三人組(姜維・鄧艾・鍾会)に次いで戦闘で主力となるだろう三人に、義兄弟の結義をさせました。…あれ、でも、野望の高い諸葛恪が独立を企てたら、王濬と張任を連れていってしまうのかな。どうなんだろう。
 ともあれ、義兄弟の結義を行ったので、技巧研究に取り掛かります。迷った末に「弩兵鍛錬」を選択。


 そして256年11月、建寧から旅に出していた劉焉が廟を発見。誰か一人の特技を書き換えられることになりました。悩んだ末に、姜維の「反計」を「威風」に。
 エース姜維が持つ「反計」、いまひとつ効果を感じなかったのです。ただ、代替案はほんと迷いました。「◯神」「飛将」「疾走」は強すぎるので却下。「猛者」は何かイメージが違う。「槍将」か「騎将」は、縛りの関係上彼には自分の武力を上回る敵を相手にしてもらう機会が増えそうなので、効果が薄いかもしれない。そこで、相手の気力を削る効果を持つ「威風」にしてみました。
 ただ、今にして思えば、後方の君主候補に「仁政」を習得させた方が良かったかなあと思わないでも。


2 諸葛恪、名士を多数推挙(256年11月、257年2月、9月)

 そして同じ月、我が軍のインテリやんちゃ坊主・諸葛恪から話があるとのこと。

諸葛恪 私の知り合いに郭氏という者がおります。この者を連れてこようと。
李氏  郭氏って…もしかして曹丕どのの奥方の郭氏どのですか!? 
関銀屏 今は誰にも仕えていないとは聞いていたが…。それにしても、なぜ貴殿が郭氏どのと知り合いなのだ??
諸葛恪 いやまあ、色々と。それで、どうします? 連れてきますか?
杜氏  それはもちろんお願いー。

 というわけで舌戦。 知力90を誇る諸葛恪は、流石の貫禄で知性の高い皇后にも無事勝利をおさめます。  

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 こうして、ぜひ得たかった特技「傾国」を持つ郭氏を迎え入れることになりました。諸葛恪の副将にすると、男性部隊相手であれば成功率2倍かつ気力消費1のみという凶悪な計略隊が完成します。もちろん「鬼謀」持ちの鍾会や「機略」持ちの李恢と組むもよし。素晴らしい補強。諸葛恪、いい仕事したぞ。


 しかも、その数ヶ月後の257年2月

杜氏  また、諸葛恪くんから話があるって。なんだろ。
諸葛恪 知り合いに魯粛というものがおります。連れてこようと思うのですが。
杜氏  へー、魯粛。……魯粛!!????
関銀屏 呉軍を支えた一人の、あの魯粛どののことか!!????
諸葛恪 ええそうですよ。それが何か?
杜氏  やだもうびっくりして呼び捨てにしちゃったよう。

 とんでもない大物を推挙してきました。
 知力92の魯粛相手では、さすがの諸葛恪(知力90)も舌戦勝負は本当にギリギリ。それでも、なんとか勝つことができ、なんと魯粛を我が軍に迎えることに。
 ちなみに、鍾会の知力はこのとき93。魯粛は我が軍で2位の知力の持ち主となります。そして、知力90超えが4人に。すごいなおい。

魯粛
統率80 武力56 知力92 政治90 魅力89
槍兵A 戟兵A 弩兵A 騎兵C 兵器A 水軍A   
特技 富豪

 

さらに時は降って257年9月

諸葛恪 父上を連れてこようと思います。
杜氏  父上……父上って、もしかして諸葛瑾どの? ええええええ!!!???? 
李氏  あの諸葛亮どのの兄上で、呉の柱石の一人の、あの諸葛瑾どのを!!?????
諸葛恪 ええそうですが何か?

 なんと今度は諸葛瑾。「父上の才を見込んで」とか生意気なセリフを吐き、舌戦で父に勝利して連れてきました。

諸葛瑾
統率75 武力34 知力81 政治89 魅力90
槍兵C 戟兵B 弩兵A 騎兵C 兵器C 水軍A   
特技 論客

 諸葛恪、一年ですごいのを三人も連れてきました。なんて人脈だよ。荀彧かよ。


3 錦馬超、襲来す(256年12月)

 さて、ここで時間は遡って256年12月。
 鮑三娘との停戦が終了しました。今度は我が軍も孫乾を送り出すことはしません。すかさず、梓潼から一部隊が出陣しました。

伝令  申し上げます。北に敵影一部隊、騎馬隊7000。率いるのは馬超、副将にひとりは龐統、もうひとりの副将の名は確認中。綿竹関を狙っているようです。
李氏  来たわね…。
関銀屏 一旦綿竹関を明け渡して構わん。そこから出てきた部隊を撃破しよう。

伝令  申し上げます。北からまた一部隊が出陣。率いるのは鮑三娘、副将に蒋琬。
伝令  さらに二部隊が出陣、率いるのは厳顔、鄧忠のようです。
李氏  漢中を貂蝉に奪われたからかしら、向こうも必死ね。

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 というわけで、待ってましたとばかりに鮑三娘軍の精鋭がこちらに向かってきます。こちらは綿竹関(成都のすぐ近くの関)を防衛するのではなく、そこから出撃して成都に向かってきた部隊を野戦で撃破することにします。防衛施設を設置してあるので、そのほうが有利かという判断です。
 そして、敵軍が成都に侵入してきます。まず出てきたのは厳顔隊。

鍾会  敵は副将をつけておらんのか。なめられたものだ。私が李恢どのを副将として出陣し、敵を撹乱します。
李氏  お願いします。では張任どの、鄧艾どの、混乱した敵を攻撃していただけますか。
張任  了解いたしました。
鄧艾  承った。

 厳顔をはじめとする綿竹関占拠組は、鍾会に撹乱されたところを張任と鄧艾に攻められ、瓦解していきます。よしよし。

関銀屏 よし、反撃だ。王濬どの、衝車隊を率いて綿竹関を奪還して欲しい。
王濬  任せてくだされ。
関銀屏 綿竹関奪還後、私も出撃し即座に涪水関の攻略に向かう。その旨、各部隊に伝達願いたい。
王濬  心得ました。いよいよですな。腕がなるというものです。
伝令  報告します。東の間道を通って馬超隊が成都に向かっているようです。副将には龐統がいます。
李氏  しばらく姿を見せないと思っていたら、迂回していたのね…。あら、馬超は騎馬隊を率いていないのね。なぜかしら。
関銀屏 我が軍にとっては助かるがな。まあ面倒なことには変わりないが。

 カウンターで一気に全軍での攻勢に出ようという目論見だったのですが、迂回してくる馬超に対応するため、部隊を分けなくてはなりません。
 ですが、257年4月、その強敵・馬超を遥かに上回る予想外のイベントが起こります。


4 自然災害直撃(257年4月〜)

伝令  申し上げます。鮑三娘軍が玉璽を手に入れたとのこと。
杜氏  え、玉璽って、あの皇帝だけ持ってるってやつ?
関銀屏 間道を通って成都に来る馬超が、途中にあった廟を壊して見つけた、ということか。

 いやでも、これはそんなに大勢に影響ありません。問題なのはこの次。

伝令  申し上げます。成都で疫病が流行。多くの兵士が戦闘不能。諸葛恪どのや郭氏どのなども、疫病のせいで体調がすぐれないご様子です。
杜氏  うわああああ、こっちは本当にシャレになんないようう。

 ちょうど梓潼攻略隊を出した矢先に、まさかの疫病。自然災害を防ぐ特技「風水」は、能力研究の結果すでに何人かの武将に持たせることができているのですが、残念ながら成都にはいなかったのでした。なんたる不運、というか配慮不足。
 王濬が綿竹関を奪還した一方で、成都の兵士は疫病のせいでどんどん少なくなっていきます。また、迂回してきた馬超隊に計略を通したかったのですが、諸葛恪と郭氏という有能な計略担当は病気でダウン。副将の龐統を相手にとった計略勝負ができません。

関銀屏 姜維どの、夏侯覇どの、騎馬隊で馬超を迎撃してほしい。計略隊の援護ができないので、貴殿らの武勇と支援攻撃が頼りだ。頼む。
姜維  承知いたしました。錦馬超が相手とは、僕の腕の見せ所でしょう。

 そういうわけで、疫病のせいで兵が減少する中で梓潼攻略を継続し、かつ有力な武将が疫病にかかってダウンした状態(ゲーム的には能力値が大幅に減少した状態)であの馬超を迎撃しなくてはならないという、一気に難易度の上がったミッションに取り組むことになりました。いやいや、どうしようかな。


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