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『涙そうそう』

Amazonプライムで配信終了間近…と知り、慌てて視聴。

【あらすじ】
歌手の森山良子が他界した兄を想い作詞した、「涙(なだ)そうそう」の世界観をモチーフに映画化した愛の物語。『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督が『春の雪』の妻夫木聡と『ラフ ROUGH』の長澤まさみをダブル主演に迎え、幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹が、沖縄を舞台におりなす、切なくも美しい愛を映し出す。流れる普遍的な愛のテーマと心に響く主題歌、主演ふたりのさわやかな演技に思わず涙がこぼれ落ちる感動作。
那覇で自分の店を持つことを夢見て働く兄の洋太郎(妻夫木聡)のところへ、高校に合格した妹のカオル(長澤まさみ)がやって来て同居することになった。やがて資金が貯まり店が開店を迎えようとしたとき、洋太郎は詐欺に遭って莫大な借金を背負ってしまう。それでも洋太郎はカオルを大学に進学させるために必死に働くが……。(yahoo映画より)


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長澤まさみさを演じるカオルと、妻夫木くん演じる『にぃに』こと、洋太郎。

ふたりののピュアな真っ直ぐさにグッと来て、たくさんたくさん泣きました。

“ふたりは結ばれるのだ”

…と、勝手な思い込みと、『だったらいいな…』ではなく、むしろ『そうであって欲しい』という強い期待を抱いていたのですが…
それは普通の恋愛ドラマの展開であって、この映画は違いました。。。

にぃにが、カオルを殴ったシーン。
カオルがにぃにのもとを去るシーン。
おばあちゃんがカオルに優しく語りかける海辺のシーン。


たくさんたくさん胸が締め付けられ、苦しくなるのですが、それらはキラキラとした生命力を含んだ、とても美しいシーンでした。


“恋愛”とも、”兄弟愛”という言葉では片付けられないもっともっと壮大な”愛”の作品。

期待値を遥かに超えたこの作品のおかげで、とてもいい週末を送れました。

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