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10日間10時間以上の瞑想。ヴィパッサナー瞑想体験記@メルボルン


ヴィパッサナー瞑想を終えて

さて、
報告が遅くなりましたが

10日間のヴィパッサナー瞑想から
先週、1月30日に
帰ってきました。( at メルボルン )


ヴィパッサナー瞑想をきっかけに
自分の方向性を再度見直すのに、
 
日常に帰ってからも
 
欲しい情報を集めたり、感じたり、
気持ちや思いを書き出してみたりをして
 
やっと自分の中で
ひとつ答えが出たなと思ったので
 
発信しようと思います𓅮
 
 
さて、
そもそもヴィパッサナー瞑想とは

 
下記引用

ヴィパッサナー (Vipassana) はインドにおける最も古い瞑想法の一つです。長い年月の間に失われていましたが、2500年前にゴータマ・ブッダによって再発見されました。 ヴィパッサナー とは、「物事をあるがままに見る」という意味で、自己観察によって自己浄化を行う方法です。まず心を集中させるために、自然な呼吸を観察することから始めます。そして研ぎ澄まされた心で、精神と肉体が常に変化しているというその性質を観察し、無常、苦しみ、そして無我という普遍的な真実を体験を通して学んでいきます。体験を通して真実を学ぶことが、心の浄化につながるのです。この道のりの全ての過程(ダンマ Dhamma)は、普遍的な問題に対する普遍的な解決法であり、宗派や宗教とは一切関係がありません。そのため、人種や社会的地位、宗教を問わず全ての人々が修行でき、時や場所も選びません。そして、どの人々も等しく恩恵を受けることができるのです。

というもので、
 

 
各国に施設があり
現在は初めての方は
10日間の瞑想コースがあります。
 
 
私はメルボルン在住なので
 
メルボルンのCityから
車で1時間半ほどの場所にある

Dhamma Āloka Vipassana Meditation Centre
(03) 5961 5722
https://goo.gl/maps/63CxkiAdYui6927F7

こちらで参加しました。
 
 
 
【 なぜ参加しようと思ったか 】

 
まず直感でした。笑
 
元々なんとなく
ヴィパッサナー瞑想について知っていて
 
仕事をやめたタイミングで行こう!と
決めていました!
 
 
でも、大きいのは
私自身ヒーラーとして活動してきて
潜在意識の事を学んできて
 
 
自分の潜在意識が
書き換わるのを体感して
それを伝えたい!という思いから

現在、それを伝えるための
講座を作っているのですが
 
 
ここ数ヶ月
瞑想の大切さを感じていて
 
 
私自身、
エネルギーの源 ( 創造主 )と
繋がる瞑想は2、3年前から
実践していましたが
 
他の瞑想を体験してみて、
 
その体験で得たものを
私なりの形で伝えられたらいいな、
という思いがありました。
 
 
そして、
 
私自身、毎日進行形で
自分の心地よさを探求していて
 
その一つに
" ひとりの時間を大切にする "
というのがあって。
 
 
この瞑想コースの間
思い切り自分の内側と向き合いたい、
 
それをもっと習慣化したい、
 
という思いがありました。
 

 
 

【 コース中の規則 】

コース中は
 
・携帯などの電子機器禁止
・参加者との会話、目を合わせること禁止
・飲酒、タバコ禁止
・音楽、読書、筆記禁止
・正午以降 食事禁止
 
という規制を守ります。
 
 

【 スケジュール 】
 

4時:起床
4時30分~6時30分:瞑想
6時30分~8時:朝食
8時~9時:グループ瞑想
9時~11時:瞑想
11時~13時:昼食
13時~14時30分:瞑想
14時30分~15時30分:グループ瞑想
15時30分~17時:瞑想
17時~18時:ティータイム
18時~19時:グループ瞑想
19時~20時:講話
20時~21時:グループ瞑想
21時~21時30分:質問タイム
21時30分:就寝

瞑想時間:11時間30分
睡眠時間:6時間30分
瞑想と瞑想の間の休憩:5分

そしてこれを10日間なので合計100時間以上瞑想行います。
 
 


メルボルンは現在、夏で
 
しかも、私が参加した日程は
毎日30度越え🥵
 
 
瞑想ホールにも、部屋にも、
扇風機やクーラーはなく
 
その中で
10時間以上瞑想するのは
正直、かなり過酷でした。
 
 
 
1日目
 
まず死ぬほど眠すぎて、
一日中瞑想で寝て、笑
休憩中も寝て、寝まくりました。
 
 
( 潜在意識が逃げたくて浄化を
ブロックするために
人は眠くなったり、
逃げたくなったりするので🙄)
 

2日目、3日目は眠気はなくなり
 
1日のほとんどの時間瞑想に集中でき
 
すでに浄化が進んで
 
自然と周りの人たちや
 
私がこの場所に存在する事、
全ての事に
 
感謝の気持ちが
湧き上がってきました。

 
でもここまでは

30分経つと、
身体のあちこちが痛みはじめ、
姿勢を変えまくってました。笑
 

 
そして、
 
4日目の午後以降から

1時間の間、
まったく瞑想の姿勢を変えず
目も開けてはいけない、
という時間が与えられます。
 
  
しかし、だんだん瞑想に慣れ、
" 反応しない " 方法がわかってきて
 
不思議と痛みを感じなくなり、
 

5日目以降には

ほとんどのグループ瞑想で
1時間全く動かず姿勢を保つ事が
できるようになりました。
 
 
個人的に一番辛かったのが9日目。
 
 
終わりが近づいて
帰ったあとの事を
考えはじめてしまったのと
 
暑い日が続いて、寝付けず
涼む手段もなく
ストレスが溜まっていたこともあり
 
1日がものすごく長く感じました。
 
 
 
10日間の間で
 
身体の波動を体感として感じたり
 
日に日に感覚が
鋭くなっていくのを感じたり
 
逆になかなか
それが感じられない日もあったり、
 
 
または、
過去の悲しかった
すでに癒しきったと思っていた
出来事がまた浮かび上がり
浄化されていく感覚がしたり
 
 
心が日に日に穏やかになるのを感じました。
 

 
 
10日目は
朝10時に沈黙が解除され、
他の参加者と会話できるようになります。
 
 
同じ部屋だった子たちや
食事の時間に色んな人に話しかけて
それぞれの経験をシェアして
 
 
中には、
かなり大きな浄化を体験した人も
いたようでした。

 
みんなそれぞれ感覚の捉え方も違って
話をシェアしてもらうのが新鮮で
 
本当にひとりひとり、
まったく違う体験をしているようでした。
 
 
このタイミングで出会えた
参加者のみんなのエネルギーが
澄んでいるのを感じて、
 
表情も全然違って
 
其々の過程を思うと
とても誇らしくて、
愛おしい気持ちになりました。
 
 
 
【 この瞑想に参加して良かった事 】


あくまで個人的な感想ですが
 
私が一番感じたのは
 
人間本来が持つ、
感覚を取り戻せたって事。
 
 
自然の中で10日間
自分の内側にこもったこと。
 
 
携帯がなくて、
天気予報も見れないので
 
毎日の自然の変化が
とても新鮮に感じられて
 
自然と生きているって感覚がして。
 
 
特に猛暑が続いたあとの
9日目の嵐でやっと涼しくなった時は
 
身体の細胞全部で
心地よさを感じてました。笑
 
 
雨が上がったあとのにおいも
街の埃臭さとは違って
 
土の濡れた、自然のにおいがして
 
田舎生まれの私にとっては
とても懐かしくて、幸せなにおいでした。
 
 
昔の人はもっとこの感覚が鋭くて
自然と共に生きていたんだな、と
つくづく感じました。
 
 

私たち現代人が忙しさの中で
失ってしまった感覚を取り戻すのに
 
10日間は
あまりに短い期間かもしれませんが
変化を感じると思います。
 
 

ただ、ひとつコース中
ずっと頭の中にあったことがありました。
 
 
それは私がシータヒーリングで
実践してきた瞑想の考え方と

ヴィパッサナー瞑想では
矛盾する事がある、という事。
 
 
シータヒーリングでは
全てのエネルギーの源 ( 創造主 )と繋がり、

その愛のエネルギーを使って

そのエネルギーを
見届ける事で( 量子力学 )
癒やしを起こすもの。


一方で
ヴィパッサナー瞑想では、
 
今あるこの自分の三次元で生きる身体、
現実に起こっている感覚を
ひたすら観察し、癒やしを起こすもの。
 
 
両者とも目指すところは " 悟り "


シータヒーリングは5次元の見えない世界
 
ヴィパッサナー瞑想は3次元の世界。
 
 
なので、
この瞑想の仕方は
私にとっては初めてで
 
ヴィパッサナー瞑想をする間は
他の瞑想方法は一切禁止されているので
 
高次元と繋がることに
慣れている私にとって
 
ヴィパッサナー瞑想は
全く違うアプローチでした。
 
 
どちらが良い悪いではありませんが
両方をトライしてみて、

両方の良さを体感した私は
 
 
ヴィパッサナー瞑想コースで先生に
この事を話しました。
 
すると、先生はやはり、
 
" シータヒーリングと
 ヴィパッサナーは
 相入れないところがある。

 選ぶならどちらかにしなさい。"

とのことでした。
 
 

と、少し長くなったので
 
この後、
私がたどり着いた想いについては
 
また明日ブログにて書きます!笑
 
 
ここまで読んでくれた方、
ありがとうございます⁂

 
またヴィパッサナー瞑想について
 
何か質問などあればお気軽にどうぞ𓂃𓈒𓏸