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存在意義 (3年 #52中山 裕太)

地域大学フットサルチャンピオンズリーグでの大学日本一を経て、メインの代となった3年生が 2年ぶりのインカレにかける想いを記しました。

7人目は、#52中山裕太(なかやま ゆうた)です。

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こんにちは!長崎大学フットサル部 FORZA の中山裕太です。
今回は、FORZA として活動して 3 年目、インカレ全国大会を前に、今感じていることについて書きたいと思います。

自分は、現在 2 人いるサテライトのキャプテンの一人として、 FORZA に関わっている。そのため、去年のインカレ九州大会予選敗退、地域 CL での日本一、今年のインカレ九州大会での優勝には、試合に出て直接的には関わっていない。サテライトのキャプテンになったとはいえ、インカレへの関り方は言ってしまえば、去年の自分とはあまり変化がない。

しかし、この変化のなさがゆえに自分の立ち位置を考えることは多くあった。予選敗退となった去年のインカレ九州大会を観客席から何もできず、不甲斐なさが残るような中で、来年こそは自分もトップチームに上がり、チームの勝利に貢献すると誓ったが、地域 CL、今年のインカレ九州大会ではメンバーに入ることができなかった。
地域 CL ではこれまでの目標であった大学日本一を達成し、チームの一員としてとてもうれしかったし、自分のチームが誇らしく感じた。
そんな嬉しさ半面、今では 3 年になっても選手としてインカレに関われていない現状に、自分がこの FORZA というチームに対して何ができているのか?ということを疑問に思うことが多くなった。

この疑問に向き合うために、まずサテライトのチームに対して何ができるかを考えることにした。サテライトだけに限定してしまえば自分の立ち位置には大きな変化があったといえるが、その変化によって自分のチームの見え方は大きく変わった。

自分が最上級学年となり、キャプテンとなり、チームに問題があった時に自分が叱責しないと誰もしてくれないという状況、自分がしなければならないといった責任感を感じるようになった。
そして、その問題に気づくために、自分のプレーだけでなく他の選手のプレー、そしてチーム全体に気を配るようになった。
試合中、劣勢の中でも雰囲気を落とさないように、人一倍声を出すようになった。

立場が変わったからと急にうまくなるわけもないが、下手なりにゴール前では体を張るなど、チームのためにできることをより一層考えるようになった。
こんな感じで、3 年生になって半年間を過ごしてきたが、サテライトというチームに限定すれば、少しは貢献できているのではと思う。

そうなったときに、FORZA というチーム全体に対して、
“大学日本一”という目標に関して自分は貢献できているのか?

真っ先に思いつくのは、試合中の応援である。今回のインカレ九州大会を通しても、試合の流れを持ってくるために応援の力は役に立っていたと思う。
しかし、それだけでは去年のインカレ九州大会と何も変わらない。自分に他にできることを考えたときに、サテライトでの言動をチーム全体に向けてできないかと思った。
大学日本一という目標は一度は達成できた目標ではあるものの、これまでの FORZA としての活動を通して、その難しさは十分に理解しているつもりだ。

その目標の達成のためには、サテライトだからというような線引きで気持ちに差があってしまっては絶対に達成できない目標だと思う。
自分がサテライトでやってきたように、チームの雰囲気が悪い時には声をかけていきたい。インカレ全国大会まで、もう残された時間は短いが、そこまでにある試合の一つ一つを大事にしながら、大学日本一という目標に向け気持ちを一つにできるようチームを引っ張っていきたい。

また、インカレ後も大学日本一につながる大会はある。そういった大会に向けて、トップを追い越す勢いでサテライトを盛り上げ、よりよい競争環境を作り出し、その中で成長できたらと思う。
3 年生にもなってインカレに選手として関われていない自分ではあるが、For The FORZA、FORZA のためにできることを考え、貢献していきたい。

#52 中山 裕太(なかやま ゆうた)
学年:3年
学部:薬学部
出身校 / 出身地:佐賀県立佐賀西高等学校 / 佐賀県



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