ゆー

最近考えていることを言葉にしています。 好きに受け取ってください。

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最近の記事

彼女はいつも私に夢見させてくれたし、私をかき乱して狂わせた。 彼女のふりをすれば私もいつか彼女になれると思っていたし、彼女も持ち前の優しさでそうだよと私を肯定した。 でも私たちの間には越えられない壁があることを彼女は知らない。 だって私が彼女から見えないようにこっそり作ったから。

    • 帰国後蛙化日記

      一年後の自分はもとより、明日の自分がどうなっているのかすら確信が持てない。 失敗するのが不安、とかそういうことでもないと思う。 失敗を人生の終わりと捉えられる呑気さを持てるほど井の中の蛙ではなくなってしまった。 大海を知った蛙が井の中に戻ってきたとき、次にすることはなんだろう。 井の中で相変わらずメス獲得のために鳴き声の大きさを競っているかつての仲間に「ねぇ君たち一旦鳴くのやめて外に出てみない?メスよりもっと刺激的なものが色々あるよ」とか言っても、「邪魔しないでくんない

      • それを話しているのはお腹がすいてない時の私であって、お腹がすいている時のわたしは地球の終わりのような真っ赤な空をみて、私をたまにちょっと調子乗っちゃうけど謙虚でかわいげのある大人に成長させやがったおとなたちに小さく中指を立てるのです、

        • 君が歌うたびに私は分からなくなるの、 君に笑いかけるたびに私は心にぽっかり穴が空くの、 どうしてだと思う? どうしてだろうね。

        彼女はいつも私に夢見させてくれたし、私をかき乱して狂わせた。 彼女のふりをすれば私もいつか彼女になれると思っていたし、彼女も持ち前の優しさでそうだよと私を肯定した。 でも私たちの間には越えられない壁があることを彼女は知らない。 だって私が彼女から見えないようにこっそり作ったから。

        • 帰国後蛙化日記

        • それを話しているのはお腹がすいてない時の私であって、お腹がすいている時のわたしは地球の終わりのような真っ赤な空をみて、私をたまにちょっと調子乗っちゃうけど謙虚でかわいげのある大人に成長させやがったおとなたちに小さく中指を立てるのです、

        • 君が歌うたびに私は分からなくなるの、 君に笑いかけるたびに私は心にぽっかり穴が空くの、 どうしてだと思う? どうしてだろうね。

          イギリス旅行記③ ロンドン

          旅の後半はロンドンで2泊3日しました。 実は初めての一人海外旅行で、準備する時に人の旅行記noteを読みまくってめちゃ参考にしてたので、私も行ったところを記録しておきます。 1日目ロンドンへの電車 お昼に電車でケンブリッジからロンドンへ、現地に住む友人に教えてもらったTrainlineというアプリでチケットを買って行きました。(課金制のFirst classのところだけめちゃ空いてて資本主義を感じた) ロンドン内での電車とバスはスマホのApple Walletに入って

          イギリス旅行記③ ロンドン

          イギリス旅行記② ケンブリッジ

          日本だ、と思った。 イギリスには初めて来たはずなのに、なぜか実家のような安心感があった。 清潔感があって電車がきちんとしてるからだろうか。 銃がなくて大麻のにおいがそこまでしないからだろうか。 空気感とか服装とか音とかが自分の中にすっと入ってきた。 アメリカにいるとびくびくすることが多くて自分は外部者だなと思うのだが、イギリスではなんだか私もその一部になれるような気がした。 着いて早々中国語で話しかけられて、道に迷った中国人おじおばさまの団体と駅のスタッフ間の通訳をす

          イギリス旅行記② ケンブリッジ

          イギリス旅行記① 到着まで

          私は少し寂しかった。 パスポート持ってる日本人17%しかいないんだって、とボストンでカレーを食べながらつぶやいた友人の言葉が頭の中をぐるぐるしていた。つまり8割の人は現時点で日本を出ないつもりなんだって。 もちろん私も日本の好きなところは沢山あるし、本当に現状に満足しているのならわざわざ外の世界なんて見なくてもいいと私は思っている。 ただ、なんだか寂しかった。 日本に帰ったら、海外にいた私の日々には蓋をしてしばらく生きることになるのだろうか。 それぞれが今の生活でいっぱ

          イギリス旅行記① 到着まで

          無愛想なレシートを受け取りたい

          今日は暑くない風が心地よい日だったので、川の向こう側まで散歩しながらぼんやりと思考を巡らせて、かつて暗黒の冬を過ごした懐かしのMIT側のベンチで本を読みこの日記を書くことにした。 “自由の国” 確かにアメリカは自由だ。 通りを歩いているだけで、その脚が私の両手で掴みきれそうなくらい細い白人の女の子たちと、外には出てこないけれど毎週末狂ったように家で美味しいバナナブレッドを焼く肥満体型の女の子の対比が見てとれる。(前者の女の子たちは決まって着ている服の布面積が少ない。)

          無愛想なレシートを受け取りたい

          女の子は嘘つき

          「これからもズッ友だょ!」 嘘1。 「そのネイルかわいいー!」 嘘2。 「元彼いい人だったんだけどね、価値観の違いで」 嘘3。 「〇〇大学なの?!すっごーーい!!」 嘘4。 「手術したら治るって!よかったねぇ」 嘘5。 女の子は嘘をつく。 それも、人をとびっきり幸せにするための嘘を。

          女の子は嘘つき

          隣の芝も、自分の芝も、向こう側の芝も、ぜーーんぶ茶色! 手前味噌でつくった味噌汁は脂っこくて胃もたれがする!恐縮がらないとおいしくならない。 流れないシャワーでお風呂でも溜めたろか??? 芝が青いのは過去だけ。 でももう戻らないから、 茶色い芝を踏んづけて今日を進む。

          隣の芝も、自分の芝も、向こう側の芝も、ぜーーんぶ茶色! 手前味噌でつくった味噌汁は脂っこくて胃もたれがする!恐縮がらないとおいしくならない。 流れないシャワーでお風呂でも溜めたろか??? 芝が青いのは過去だけ。 でももう戻らないから、 茶色い芝を踏んづけて今日を進む。

          『栄養不足』 ケーキがじぶんで作れるようになった、これで毎日が誕生日だ🎂 今日はいちご、明日はマスカット、明後日は抹茶クリーム! もう誰にもとられる心配も買ってきてくれないかもと不安になることもない、毎日が幸せターイム! …あれ、わたしの誕生日はいつだったっけ?

          『栄養不足』 ケーキがじぶんで作れるようになった、これで毎日が誕生日だ🎂 今日はいちご、明日はマスカット、明後日は抹茶クリーム! もう誰にもとられる心配も買ってきてくれないかもと不安になることもない、毎日が幸せターイム! …あれ、わたしの誕生日はいつだったっけ?

          自由を奪われた国際人

          スペイン語を学び始めた。 日本語・中国語・英語に次いで4ヶ国語目というと、聞いた人は私がモチベの高いマルチリンガルとでも思うのだろうか。 むしろ真逆である。 スペイン語は私が21歳にして初めて自分の意志で学ぶ外国語なのである。 日本語 日本語は学校で溶け込むために身につけた。 母語を学ぶ源である親がネイティブではないから、時々みんなが当たり前に知っている表現を知らないこともあったが、友達に聞いたりして日常生活に不自由はなかった。 ネットを手に入れてからは本当に救われ

          自由を奪われた国際人

          センスの良さを武器にしないこと

          どうやら世の中には鈍感な人と敏感な人がいるらしい、 と理解し始めたのはアメリカの大学に来てからだったと思う。 いっそのこと「人間」として一括りにせずに初めから二種類の生物として分けてくれれば、ここまで思い悩むこともなかったのかもしれない。 このトピックはもうちょっときちんと書くべきなんだろうけど、眠い目で鈍感になって書いてみます。断定的な表現もわざとです。 小 小さい頃から鈍感な大人が化け物に見えていた。 しかも鈍感な大人はその人が見えている鈍感世界が全てだと信じて

          センスの良さを武器にしないこと

          修復したレールの上は走れるか

          臆病な自分が海を渡ったところで、もうひとりの臆病な自分がそこにいるだけである。 火事場の馬鹿力を発揮していたあの頃の自分の影を追って、なけなしのものから何かを生み出して得ようと踏ん張る、こともやめて、 ただ夏のぬるい風に黙って身を任せることにした。 わからないなあ、気持ち悪いなあ、と思った時に全てわかりたい、気持ち悪さを解消したい、と変に動いて空回りしなくなった。 分からないものを行動して分かるようになることを人は成長と呼ぶが、分からないもののまま傍観してみることも無責

          修復したレールの上は走れるか

          2024年6月の料理記録

          一人暮らしの最難関パートは毎日の献立決めなのではないでしょうか。 ネットで調べても凝った料理ばっかでイラついてくるので、ご飯よりも課題てんこ盛りな大学生の私が最近作ったものと自炊してる時の考え方を記録しました。 みんなでおいしいもの作ってQoL上げてこ 1.ほんとにやる気ない時一瞬で作れるやつです。 韓国セット ごはんにのりにキムチ、ただそれだけ。 余裕があれば疲れた自分の目と同じくらい死んだ目をした目玉焼きをつくる。 冷凍の餃子・うどん 餃子やうどんを、卵やソー

          2024年6月の料理記録

          大人の世界に蛙化している

          画面の向こう側にいた大人たちが自分の友達に置き換わりつつあって、それがあまりにも自然であることに怖気付いている。 長い間見ていた夢から起こされて、目が覚めたら近くにいる人たちがその夢の登場人物になっていた。 友達がテレビに映っていて、 YouTubeに映っていて、 長になっていて、 ハーバードで研究していて、 起業していて、 国を担っていて、 これからの日本を担う若者のみなさん、なんて言葉、校長のリップサービスだろと冗談半分に受け取っていたけど、結構ガチだった。 夢へ

          大人の世界に蛙化している