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【ライター×モデル】二つの顔を持つ青戸しの。“可愛すぎる文筆家”と呼ばれる彼女の素顔と原点に迫る!


青戸しの
神奈川県出身。2018年夏から被写体としての活動を始め、自身やカメラマンのSNSに写真がアップされるとその掴めない表情や雰囲気、可愛さからすぐに話題となり人気が急騰。
最大で月間100件以上の撮影依頼の問い合わせがある人気モデルとなり、ポートレートモデルの先駆け的存在として雑誌で特集が組まれるなど業界から注目を浴び、自身初の写真集「泣き声 」も発売。また、go!go!vanillasのMusic Video「パラノーマルワンダーワールド」にてヒロイン役を務めるほか、ミステリー小説の書評連載やホラー掌編を書くなどライターとしても活躍の場を広げている。

マネージャーの古川です。

今回は、9/11(月)に集英社『週刊プレイボーイ』にてグラビアが発売されたばかりの、青戸しの のお仕事にフォーカスしたインタビューとなっております!

日頃よりSNS等でモデルとしての姿は発信しておりますが、青戸しのが執筆等の活動をしているということを知らなかった方も多かったのではないでしょうか。

そこで、グラビアから初めて青戸しのを知ってくださった方にも、
かねてより応援いただいている方々にも、
もっと青戸しのを知っていただけるよう、ライター業にフォーカスして深堀りしていけたらと思っております!

デジタル写真集限定カット

■“可愛すぎる文筆家、青戸しの”が誕生したのは自らの熱い売り込み?


(マネージャー)
普段青戸は、ライターとモデルの二つのお仕事をさせていただいていますが、
もちろん初めはモデルとしてのお仕事のみ。
執筆のお仕事を始めるのはもう少し後の話になります。

では、どのような経緯で執筆業を始めることになったのでしょうか?

──現在はどういうお仕事をしていますか?

青戸:
講談社さんから出版されている『小説現代』にて隔月で書評の連載をさせていただいているのと、最近は短編でホラーを書かせていただいたり、エッセイやコラムの執筆をしております!

少し小っ恥ずかしくも真剣に答えてくれる青戸

──“書く”お仕事を始めたきっかけはなんですか?

青戸:事務所が講談社さんと繋がりがあったこともあり、一番最初は講談社さんで小説の表紙のモデルをさせていただいたことがきっかけでした。そこから、スタッフさんのご協力のもと、「文章も書きたいです!書けます!」って売り込みしてもらって、(笑)とってもありがたいことに連載をさせていただけることになりました。2020年からなのでもう3年は経ちましたね!

(マネージャー)
3年前に自らの熱い意志を伝えたことで実現した連載。
現在では、ライター青戸しのを語るにはとても重要なお仕事となっております。
それでは、青戸自身はどのような心構えで挑んでいるのでしょうか?

■自分にしかできない、書けないものとは。

──他に短編の執筆などもしていると思いますが、書評がそれらと比べて違う面であったり、書くにあたり気をつけていることがあれば教えてください。

青戸:私が面白いと心から思った作品の魅力が私の周りの人にちゃんと届くように、私と自分の周りの人たちが比較的若いということを意識して、あまり堅苦しくなりすぎないように、結構ポップに書くことで、まずは書評を読んでもらうことを心がけています。面白そう!と思ってもらって、小説を手にとったり検索してもらえたら嬉しいですね。

(マネージャー)
この書評のお仕事で出会う小説も沢山あり、いつもワクワクしていて、打ち合わせの時も担当者の方と本の話で盛り上がっているのをよく見かけます。青戸は、本当に本が好きで、書くことが心から楽しいんだな〜と感じます。

──書く仕事に関して、楽しんでいるという感じだと思うのですが、そういう仕事は自分にとってどういう立ち位置と捉えていますか?また、他のモデルなどのお仕事と比べてどういうところを大事にしたいですか?

青戸:私が今やらせてもらっているモデルのお仕事は、一生続けるのは難しい、美しさにはやっぱりちゃんと期限があるのかなって。まぁ歳をとっても美しいとかっていう話は一旦置いておいて、私は表に出るお仕事はどこかやっぱり期限があるな〜と思っていて、だから今が楽しみどきで、頑張りどきだなと思って活動しているんです。
ただ、その反面で、「書く仕事」に関しては、これからどんどん深みが出ていく、もっと書けるようになっていくし、もっと読んでいろんなことを思うようになっていく。
だから今は、本当にありのままに楽しんで、もっとできるようになるぞって気持ちで、ずっと続けていけたらいいなと思って仕事をしています。

書く仕事への熱い思いを語る青戸

■モデルとしての顔もあるからこそ、「書きたい」が実現できているのかも。

──これまで書評でミステリー小説を読んできたり、先日ホラー掌編を執筆したりとさまざまなジャンルに挑戦していますが、現在、挑戦したいジャンルはありますか?

青戸:やっぱり、ミステリーは好きだから絶対に書きたいな〜って思っています!
小説でいうとジャンルはミステリー・恋愛系。以前、チャット小説アプリTELLERで2021年に初めて短編小説「愛しているから仕方ない」を書かせてもらったり、恋愛系を書く機会もいただいたので、次はミステリーですね!でも、ホラーもまた再チャレンジしたいな〜っ!
脚本とかもいずれ書けるようになったらいいなと。漫画とかドラマの脚本とかも書きたいですね。


(マネージャー)
最近は、有り難いことに書く機会を沢山いただくことができ、青戸自身の書きたいという気持ちも日増しに強まっていっている気がします。

そんな青戸より、このインタビュー記事のための書き下ろし掌編が届きました。

街から公衆電話が消えた。
たまに見かけると、懐かしさと共にあの日の記憶が蘇ってほんの少し、心が震える。

「もしもし」
クリスマスイブの夜、私は公衆電話を握りしめていた。
「もしもし」
帰ってくるはずのない声を痛く望んだ。
「あんなにも愛していると言ったじゃない」
あ、と口を開けた瞬間にとめどなく涙が溢れ出した。
「毎朝起きたら隣にいて、夜は胸を貸してくれたじゃない、お昼過ぎに起きて近所にラーメンを食べに行ったり、夕方まで公園で眠ったり、貴方のご両親に会いに福岡まで旅行をした時も、幸せだったのは」

子供のように泣いた。あの人に出会う前の小さな少女に戻りたかった。

「この幸せがずっと続けば良いと思っていたのは私だけだったの?」

空っぽの肉体に、記憶だけが残って痛い。
こんなにも人のいる街で私は遂に独りぼっちになってしまった。

「大丈夫だよ」

慌ててもしもし?と繰り返した。
確かに聞こえたのだ。初めは天使かとも思ったのだけど、受話器越しに聞こえた少女の声は記憶の中に確かにあった。

私が「そうだね」と答えると、小さな私がにっこりと微笑んだ気がした。

(マネージャー)
青戸はFOR YOUに入って5年ほど。
執筆を始めて3年が経ちましたが、自分自身の成長を感じる瞬間がいくつかあったと思います。

17歳でこの世界に入り、正直最初は目標なんてなかったと話してくれた時がありました。ですが、この何年かかけて、これまでの仕事の幅をぐんと広げ、少しずつ自分の「したい」を明確にできるようになった気がします。
また、その中で周りへの感謝も大きくなっていったのではないでしょうか。

──最初はできなかったけど、自分が好きだった「本」に関わる仕事ができて、「良かったな〜」と思う瞬間はありましたか?

青戸:執筆を始めて4年目のタイミングで、当時読んでいた小説家さんとか自分が本当に面白いと思っていた小説家さんと並んで短編を出せたのは本当にすごっ!て思っちゃって、めっちゃ写真撮った。(笑)

再び嬉しさが溢れてしまう青戸

──この前のホラー掌編はまさに凄い並びでした!

青戸:あとは、顔が出てモデルとしての活動もできているからこそ、この枠を取っていただけているっていうのもやっぱりあると思います。書かせていただいている、多分片っぽだけじゃ今の私は絶対ダメで、若い時とか入りたての時とかは「書きたい!書きたい!書きたい!」っていう、凄い前のめりな感じだったけど、今はどっちも大事だし、どっちも両立して頑張っていくからこそ、効率良くというか、人に知ってもらうことと自分のやりたいことの両立は凄い大事だなと思うようになりましたね。

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相沢沙呼 青戸しの 阿部暁子 乾ルカ 宇垣美里 大島てる 小川哲 カツセマサヒコ 神永学 川瀬七緒 鯨井あめ 小西マサテル 彩藤アザミ  紗倉まな 桜木紫乃 白井智之 白川紺子 背筋 長江俊和 夏原エヰジ 新名智 平山夢明 深緑野分 丸山ゴンザレス 三津田信三 南杏子 嶺里俊介 宮内悠介 結城真一郎 芦花公園 和嶋慎治(人間椅子)

■青戸しのを通して、面白いをもっと多くの人に届けるためには?

──この数年の活動で、考え方や今後の目標などにも変化はありましたか?

青戸:やっぱり5年もやっているとファンの人が家族みたいになってくるから、一番最初からみてくれている人、名前とか出身地とか、実家の場所とか覚えている人とかも結構いて、(笑)もう友達より友達みたいな。
そういう人も大事にしていかなきゃいけないし、していきたいな〜とは年々強く思います。

(マネージャー)
「会うの◯回目だよね」や「去年のイベントも来てくれてたね?」など、事細かに覚えているのとかは毎度凄いことだな、と思っています。
また、青戸には会える機会がそこまで多いわけではないので、尚更、執筆のようにコンスタントに出ていくものがあればファンの方々も嬉しいでしょうし、彼女のファンの方は本を読むのが好きな人が多いですからね。
マネージャーとしても、応援してもらえるお仕事ができているのは嬉しいことだなと感じますね!

──ファンの方のお話が出たということで、急遽ですが、告知しちゃいますか。11月3日(金)の・・・?

青戸:そうだ、やっとね〜!イベントの開催です!
さらっとの告知になってしまいますが、11月3日(祝・金)に写真展イベントを開催することとなりました!
場所などの詳細はまた後日しっかり告知させていただきますが、東京で開催予定ですので、是非、皆さん11月3日は空けておいてください〜!
これまで準備を3~4ヶ月かけてきて、やっと形になります!詳細はSNSなどで発表させていただきます!

(マネージャー)
告知まで、少しお時間かかってしまいましたが、青戸しの の良さが存分に出るイベントになるかと思いますので、沢山の方にお越しいただけたら嬉しいです。
また、当日は「週刊プレイボーイ」(青戸の出演号に限り)をご持参いただきました方(デジタル写真集の購入もしてくださった方限定)に青戸から何かプレゼントがあるかも…?皆さん、今後出る情報をお楽しみにお待ちくださいませ。

本題に戻ります(笑)

──先程、話に出ましたモデルの話。9月11日(月)に「週刊プレイボーイ」のグラビアが発売されたということで(拍手)
かなり不安はあったと思いますが、これまでにない挑戦に対しての思いやグラビアを通して他の仕事に生かしたいことはありますか?

青戸:撮影自体がそもそも楽しかったです!一個の仕事としてもまず凄い楽しかったなっていうのと、まぁ結構昔に出した写真集でちょこっと薄着のカットとかはあったけど、成人して22歳、当時より圧倒的に、そもそも自分の体を自分で愛してあげられるようになったな〜という風に感じているので、意外にも当時より全然不安がなかったです。

撮影/東京祐
スタイリング/八杉直美
ヘア&メイク/猪股真衣子(TRON)

──最初は、今応援してくれているファンの方々にどう思われるのかとか、凄い不安が大きくて、やるかやらないかで議論しましたよね。

青戸:最初はもちろんね。相談を聞いてくれるマネージャーさんとか会社の人とかの力があってこそ決断できたのだけど、撮影当日マネージャーさんにも「思ったよりノリノリだね」って言われて、そういえばそんな別に不安じゃないかもって。(笑)

今後どうしていきたいか、か。
まぁ私を知って欲しいというよりかは、私が今どんなお仕事をしているのか、知ってほしいです。何が好きなのか、何を素晴らしいと思っているのか、小説だったり、映像の評論や映画の評論とかもたまに書かせていただきますが、やっぱりTikTokとかショート動画が流行ってきて、数十秒下手したら数秒で1個の物語が完結してみられる時代に、凄いやっぱり長い時間をかけて見る価値があるものを私を通して知ってもらいたい。こんな時間の使い方あるのか、こういう楽しみ方あるのか、面白い作品がこんなにあるのかって、感じて欲しいなって思っています。

だからなるべく好きなものを発信していきたいし、嘘偽りなく思ったままのものを、コスメ然り商品然り作品然り、紹介していけたら良いなと引き続き思っております。

──そうですね。今回の撮影のためにもめちゃくちゃ体絞ったりとか、

青戸:やめて〜(笑)

(マネージャー)
女性からすれば、青戸のスタイルは憧れる要素だと思いますし、そういったダイエットや美容の発信も楽しみにしたいところです。

      デジタル写真集限定カット

■執筆×好きなもの、実現のためには貪欲に!

──今回グラビアが発売されたように、今後もこれまでにない挑戦が発生するかもしれません。それは執筆に然り、企画から入っていくようなものも出てくるかもしれないし、というところで、今後どういう自分の姿を描いていきたいですか?もしくは、どんなお仕事をしていきたいと考えていますか?

青戸:この前も思っていたのは、自分の作品をやっぱり出すのは、読むのが本当に好きだった分書くことが凄く怖いなって思うのはとってもあります。
だけど、SNSやグラビアなどで私を知ってくれる人が増えていけるように今頑張ろうとしている中で、私が作った作品をいつか応援してくれている人に届けられたら良いなと思います。あとは、変わらず好きなものを広めていきたいという点では映画のレビューとか評論のお仕事は変わらず続けていきたいし、むしろ増やしていきたいな〜というのと、漫画とかゲームとかも私は凄い好きなので、執筆×好きなものっていうお仕事があるんだったら貪欲にトライしていけたら良いな、脚本とかもチャンスがあれば頑張っていきたいなと思っています。

──自分の本を出版して、出版イベントを開催できるまでにしたいですね。がんばりましょう!

青戸:がんばります!

青戸しの『WHITE and...』

撮影/東京祐
スタイリング/八杉直美
ヘア&メイク/猪股真衣子(TRON)

■青戸しのデジタル写真集『WHITE and...』
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■週プレ公式
・インタビュー記事
https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2023/09/11/120626/?cx_testId=16&cx_testVariant=cx_1&cx_artPos=5?cx_recsPosition=osusume2_title#cxrecs_s
・X(旧Twitter)
https://twitter.com/shupure

■誌面には載せきれなかった秘蔵グラビアや撮り下ろしムービーは『週プレ プラス!』をチェック!【https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus】

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