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【今週はコレ知っとけ!】広告・マーケティング最新トレンド(2022/8/26)

SNSやデジタルを中心に「インフルエンサー・タレント」「SNS」
「広告・キャンペーン」「クリエイティブ」「Z世代」の5つのテーマで
最新のトレンドをご紹介!

今回は「インフルエンサー・タレント」「Z世代」「クリエイティブ」の3つのテーマを紹介!

【インフルエンサー・タレント】8/14OA開始🐺『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』

▼概要
メンバーの中に恋をしない"嘘つき"オオカミが潜んでいるというルールのもと、若者たちの恋模様を追いかけるABEMAの大人気恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作。
今回は嘘つきオオカミちゃんが1人以上、嘘つきオオカミくんも1人以上潜んでいるという、男女どちらにもオオカミがいる、史上初の試み。

▼注目メンバーはこの人!

「菅田将暉に似ている!」と話題の個性派モデル。
高校在学中にファッションモデルとして活動を開始し、XLARGEWやEGOのモデル起用や、GooglePixelの CM起用など、活躍の幅を広げる。
SNSでは、自由なライフスタイルやジャンルレスなファッションを発信し注目を集める、Z世代のネクストSNSアイコン的存在。

Instagram:https://www.instagram.com/noserln/
Twitter:https://twitter.com/noserlnx
TikTok:https://www.tiktok.com/@noserln_

【Z世代】Z世代の映像コンテンツ視聴について

~Z世代の映像コンテンツの楽しみ方をSHIBUYA109 labの調査を元に分析~

https://shibuya109lab.jp/article/220818.html

Z世代のうち8割が「ながら見」、半数が「倍速」「スキップ」「ネタバレ」
など映像コンテンツへの視聴姿勢が変わってきている。

「1時間ドラマを5分30秒で観る」など、
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向がみられる。

▼なぜZ世代は「ながら見」「倍速再生」などをするのか?

https://shibuya109lab.jp/article/220818.html

ある記事の中では「今の大学生は昔の大学生に比べてお金と時間がない」と述べられている。

Z世代はお金の面では30年間で大学生が親からもらえる「家賃を除いた生活費」は75%減少している。
時間の面では親世代に比べて大学は出席に厳しくなり単位が取りにくい。就活のためのインターンやボランティア活動にも時間が取られる。などが実態として記載されている。

参考:https://gendai.media/articles/-/94466?page=2

▼考察
Z世代はタイパ・コスパを重視するため、
彼ら向けのプロモーションを考えていく上では、

より短く伝えきることができるか(or 直感でわかるか)
・しっかりと価値を感じてもらえる内容か

を整理することが重要であると改めて考えられる。

【クリエイティブ】サマソニで表出した文化の未熟さ

https://twitter.com/Leo_nomura/status/1561185319361191936

▼概要
サマソニ出演グループのステージ態度に相次いで批判が寄せられている。
King Gnu
ドラムス勢喜遊が、Måneskinのベーシスト、ヴィクトリアのニップレス姿を真似する。
マキシマムザホルモン
リンダリンダズのカタコト日本語MCを真似する。
ONE OK ROCK
コロナ禍のガイドラインに反してシンガロングを強要する。

▼一連の流れで感じた「これからの時代」に大切なこと
表現者における価値観の再構築
モラル/倫理観も、表現活動において重要なスキル。ただし、SNSで白黒はっきりさせる論調にモラルがあるという訳ではない。

メディアリテラシーの向上
批判に対して、いろんな意見をフラットに見ていく必要がある。考えることを放棄するのは簡単。
・邦楽信仰派
→ 日本の音楽文化には根強い「洋楽>邦楽」構図がある。現在のポピュラー音楽の源流が欧米にあること、文化的成熟にビハインドがあることなど。
・音楽に社会性は不要派
→この態度もある種の社会的産物。日本には、差別や政治を意識しないまま享受できるコンテンツが大量にあるため、このような態度が生まれる。

一億総評論家時代への適応
表現の批評と人格の批評はイコールではない。批評する/されることに慣れていく必要がある。

▼参考文献