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オンライン講座に注目

今、オンライン講座が増えています。
コロナによって、オフライン=リアルでの学びの場が限定されたからというのもあり、2021年は更に加速化するでしょう。

早速と言うか、今年に入ってマコなり社長がUNCOMMONというオンライン講座を立ち上げ、良くも悪くも注目されていますね。

世間では「DX元年」などと言われていますが
そのなかでも、オンライン講座も注目です。

今勉強中のDX検定でもこのあたりが問題として出てくる予感もします。
というわけで、勉強も兼ねて、今のオンライン講座について少しだけ振り返りながら感じたことをまとめようと思います。


gacco、Schoo、資格スクエア、スタディング位しか知らなかった自分はすでに時代錯誤だったのかもしれない

今から3〜4年位前、会社推奨の資格で個人情報保護士やビジネス実務法務、ビジネス会計などがあり、その勉強のためにe-ラーニングを活用していました。これが自分のオンラインでの学びのスタートです。

自分は通勤に2時間かかるため、行き帰りの電車でスマホで学べるe-ラーニングは重宝な存在。これで資格取得に近づくことが出きたとも言えます。

しかし、それ以外にもたくさんのe-ラーニングが存在していて、しかもこの短い期間でe-ラーニング+双方向性のあるオンライン講座が出てきており、さらにそれが派生して様々な内容に生まれ変わっている事実を自分は知りませんでした。

自分の視野が狭かったことがダメだったですね。身近な資格を取るためだけではなく、もっと広い視野を持っていれば、様々な気付きがあったのだと感じました。そしてこれからの時代は一方的なe-ラーニング以上に、双方向のオンライン講座が重要になるなと。


MOOCは大規模オンライン講座の象徴

MOOCとは、Massive Open Online Coursesの略で、「大規模公開オンライン講座」のこと。世界トップクラスの大学の希望する講義を、いつでもどこでも誰でも、原則無料で受講することができるというもの。 こんなものがアメリカで生まれ、2014年には日本版「JMOOC」が出きていたというのだから驚き。

サイトを見ると、名だたる大学の講義が無料で受けられるっていうのだからすごい。自分はこれを知ったのは2019年。遅いなあ。。
しかも自分が一時期活用していたgaccoはJMOOCが提供していたというのだから、絶対に知っていなくてはならなかったわけで。まさに人は見たいものしか見ないの「スコトーマ(心理的盲点)」の象徴ですね。


どのオンライン講座も素晴らしいコンテンツだけど、学び抜けない&活かしきれないのが難点

自分は資格スクエアとかで勉強した際は、「とにかく資格合格したい」の一心で使い倒していたのでコスパはかなり良かったと思います。しかし、JMOOCに関しては、ほとんどというか受講していないのが現状。

実は自分のような人が大半らしく、本家アメリカのMOOCでは受講をやり抜けた人は全体の10%程度というデータもあり、いかにオンラインで学び抜くことが難しいというのを露呈しています。

他にも、「Coursera(コーセラ)」「edX(エデックス)」といったものも有名なようですが、課題は同じでしょう。

しかも無料というのが逆にやらなくてもいいやという自分自身の甘えを生み出してしまっているのかもしれません。自分が資格の勉強をしたときは、お金を払っているので無駄にはしたくないという気持ちが強かった。それがいいか悪いかはなんともですが、結果として合格に活かせたわけですし。そのあたりのハングリーさをどう出すかは課題なのかなと。

もっと大事なのは、将来の自分のなしたい姿を明確にしたうえで「活かすために学ぶことができているかどうか。とりあえずすごいところのすごい人の話が聞けるという目先のメリットに魅了されて登録するだけでは、続くものも続かない。自分が「こうなりたいんだ」という目標に対して現状とのギャップを埋める1つの手段にオンライン講座が当てはまれば、学び、実践で活かす可能性は更に高まるはずです。


良くも悪くもマコなり社長のUNCOMMONに注目。

このオンライン講座の課題とも言える、学び抜けない&活かしきれないという課題に切り込んだのが、冒頭でも少し触れたオンライン講座「UNCOMMON」。

マコなり社長のパーソナルブランドを活かし、研ぎ澄まされたマーケティングでPR、グッと刺さるキャッチコピーの数々。不安を安心に変える要素。何よりもオンライン講座の課題に踏み込み、その解消にいち早く挑戦する行動力にはただただ脱帽。

「売れ続けるための仕組みづくり」マーケティングの基礎的なところがしっかりと抑えられ、SNSや広告をうまく活用し、グッとくるライティングやキャッチコピーを散らばらせ、それを見事なランディングページに落とし込んでいる。マコなり社長という唯一無二のブランディングを最大限活かしたサービス開発や見る側とのコミュニケーションも実現。YouTubeでのマコなり社長のメッセージはこのUNCOMMONに繋がっているわけで。真のマーケティングのプロってこういう事ができることなのですね。

自分の勝手な憶測ですが、これ、マコなり社長のなかでは相当前からイメージされていたのだと思います。鴨頭嘉人さんをはじめ、YouTubeというメディアから派生したサービスが出ているのを見ていたはずだからです。

着実にパーソナルブランドを上げ、チャンネル登録90万になり、このような状況下のなか、満を持してリリース。

講座の内容について、R25の動画で若干触れられていますが、宿題など一切出さず、定めた時間に必ず参加しすればいいらしいです。これでもしオンライン講座の課題を克服しようものなら大変なことになりますね。


オフラインが主流だった学びのスタイルは大きく変化する

このような新しいオンライン講座は今後更に増えていくでしょう。

思えば自分は以前の職場でトーマツイノベーションの研修で、指定の場所に行って学んでいて、当時はそれが当たり前だと思っていたけど、今となっては無駄だったなあって感じています。

自分のバイブルの1つ、サイバーエージェントの藤田社長の仕事学の中に「セルフマネジメント」の必要性について書かれていましたが、まさにこれからは特に重要になるでしょう。


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さらに、堀江貴文さんが近大の卒業式のスピーチで仰っていた「たくさんの情報に触れて、自分で考えて、自分なりの考えをアウトプットする」これも重要。

変化を感じながら、日々改善です。





WEBディレクター5年、WEBプロデューサー3年、WEBアドバイザー(コンサル)3年を経て、現在は自社部門のWEBマスターをしながら、デザイン、ブランディング、動画編集スキルなどを勉強中のゼネラリスト。