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「テレビ番組は誰がどんなふうに作っているのか?知りたくて実際に働いてみた人の話」

2020年12月某日。もろもろ仕事を納めをしながらnoteを書き始めてみた。テレビ番組のリサーチ会社フォーミュレーションという会社に勤める今井と申します。46歳。兵庫県小野市出身。この業界で働き始めて今年でちょうど20年になります。

さて、子どもの頃から年末年始の風物詩といえばテレビ雑誌(我が家ではザ・テレビジョンだった)番組のラテ欄を眺めることだった。紅白、箱根駅伝や天皇杯、ラグビー、格付けなど今しか見れない番組などをチェックするのがお正月の醍醐味だった。

その一方で初物(単発特番)を見るのも好きだ。一発限りの特番で新しいMCや新しいスタイルを模索して、より多くの人に見てもらいたいという”制作者の思い”や”新しい価値観”のようなもの提示してくれるような番組を見るのが好きだった。

そして大人になって「テレビって誰がどんなふうに決めて作っているんだろう?」という疑問を解消すべく実際に働いてみることにした。かといってディレクターやADはきつそうだしな、編集とか難しそうだし、技術・美術の才能はないし…マネジャーは東京で車の運転するが怖かったし、構成作家というのもどういう仕事かよく分からないし…

そして行き着いた先が「リサーチ」と言う職種だった。

千歳烏山(世田谷区)のベローチェ前の公衆電話から求人雑誌を片手にフォーミュレーションに電話をしてからちょうど20年が経った。

当初の疑問はなんとなく理解はしてきた。

2021年は、ここまで働いてみて分かったことや気づいたことをなどを発信していければと思う。

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