レッドオーシャンと化したVTuber界で伸びるための戦略提案(スタート編)

つづきです。

アバターにこだわれ

VTuberとして活動を始めるにはまずアバターが必要です。
一枚絵、Live2D、3Dとあり、一般的には2Dを使うことが多いと思いますが、はじめは一枚絵でも問題ないと思います。
※少しテーマから外れますが、VTuberのエモいテーマの中に「ファンと共に成長していく」というものがありますので、一枚絵、Live2D、3Dと進化する過程を余分に挟むことが出来るとポジティブに捉えることも可能です。
前回記事にも書きましたが、メラビアンの法則によると視覚情報は第一印象の55%を占めると言われています。

まず、アバターの見栄えが悪いとその時点で大きなハンデとなります。
アバターの見栄えについては一言で表すのは難しいですが、やはりシンプルにかわいい・かっこいいキャラが良いです。
例えば人外、モンスターのようなキャラはパンチ力はあるものの、特別なRPをするなどでない限りは回避した方が良いでしょう。
加えて、絵のクオリティにも拘らなければならないです。
率直に言えばアバターの見栄えが微妙な時点でブラウザバックされます。
有名な絵師さんは個人の依頼を受け付けておらずどうすればよいのか、と思うかもしれませんが、世の中には神絵師が驚くほどたくさんおります。
私も神絵師を多数フォローしておりますが、あまり知名度を得ていない方も驚くほどたくさんいます。
有名かどうかという点を判断基準にせず本当に気に入った絵を描いている方にお願いしましょう、本気であることをアピールしましょう。
TwitterやPixiv等でたくさんの絵を見てそういった方を探し、雌伏の時を過ごす神絵師と共にBIGになる!ぐらいの気持ちで行きましょう。

キャラクターに拘れ

アバターとキャラクターは似た意味ですが、ここでいうキャラクターは設定やデザインのことを指しています。
まず設定として、細部があなたと乖離しない設定が望ましいです。
魔法使いやエルフのようなファンタジー設定は現実に存在していませんし、実際にはそういった設定が活動に活かされているケースはほとんどありません。
自分のなりたいキャラクターになれることがVTuberでもあり、せっかくなので派手なキャラクターにしたい、自分とは異なったキャラのRPが出来る、といった点は間違いなく魅力です。
しかし、自身の分身として長時間付き合うこと、また生配信では長時間の配信が必要で長期的に活動するほど素が出やすいため、ちょっとした設定がふとした時にストレスとなったり足かせとなるかもしれません。
そのため、特に細かな点について特にすり合わせておくべきです。
私がVTuberを見たときにも、演じている方が憑依している、キャラクターがそこにいるかのように感じる方がおり、そういった方は違和感なく視聴出来ます。例としてはまさにバズっているサロメ嬢でしょうか。
これは、外見や性別といった単純な部分ではなく、精神的な部分を指しているため言語化するのが難しいポイントではありますが、性格や声といったものがキャラクターデザインや設定と一致していると非常に魅力的です。
具体的を挙げると、ぶいすぽっ!に所属しているメンバーはそのキャラクターとの一致度がものすごく高いと感じます。
大手事務所ですとキャラクターに対してオーディションをしていることが多いのではと思いますが、ぶいすぽさんの場合演者さんありきで、その後にキャラクターをデザインしているのではないかと思う程に親和性が高いです。

ある意味VTuberは簡単にキャラクターを変更することが出来ます。
しかし、愛着を持ち、長く活動するためにもキャラクターは最も拘るべき部分です。

今回はまずVTuberとしての準備の部分を書いてみました。
次回からはいよいよ配信内容についてになると思います。

つづく

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