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メンズエステ経営の確定申告はどうする?税金の基礎や経費について解説

こんにちは。メタニキです。

本日の記事では、メンズエステ経営をするときに考える必要のある税金問題について解説していきます。

確定申告については国民の義務ですが、多くのメンズエステ経営者は現金商売なので行っていないでしょう。

ただ、それでは税務調査のリスクが上がりますので、税金は払うことを推奨します。

多くの項目を経費にすることが可能ですので、しっかりと記録を取って確定申告をしていきましょう。

メンズエステ経営の税金と経費 確定申告しないと税務調査がくる?


メンズエステ経営の税金問題

多くのメンズエステでは現金で料金を取っています。

その場合、売上を一番把握されづらいので、脱税している店舗も多いですし、セラピストも脱税をしています。

ただ、摘発などのトラブルがあった際、ついでに調査されることもありますので、完全な脱税は危険です。

また最近ではクレジットカード決済や電子マネーでの決済も増えています。

その場合、売上が完全に記録されますので、誤魔化しは不可能です。

せめて記録されているデータ分だけは確定申告しておきましょう。

確定申告が必要な基準

そもそも確定申告が必要な基準について知らない方も多いと思います。

確定申告が必要な基準は、年間の所得が20万円以上の場合です。

所得=売上-経費
です。

つまり店舗に残った利益分が所得になり、それを基準に税額が変わりますので基本として覚えておきましょう。

脱税セラピスト問題

メンエス業界の税金問題は店舗に限らず、セラピストも問題です。

多くのセラピストは現金で給料をもらっているので脱税が当たり前です。

日頃偉そうに愚痴を言ったり、まともそうな発言をしていても、脱税問題にはダンマリする生き物です。

ですので、セラピストへも税金について教えることをおすすめします。

少なくとも、セラピストの払う給料の領収書は必ず貰いましょう。

それがないと調査が入ったときに経費として認められない可能性もあります。

セラピストも芋づる式で脱税になる可能性もあるため、その点も伝えておきましょう。

メンズエステで経費にできる項目は沢山ある

メンズエステの経営では、様々なことにお金を使います。

売上も多い業界ですが、出ていくお金も非常に多いので、しっかり経費にしておきましょう。

代表的な経費として、以下のものが計上できます。

  • 家賃

  • 光熱費

  • 備品購入費

  • 消耗品購入費

  • スマホやネット代

  • HP作成や維持費

  • 広告費

  • 人件費

  • 外注費

  • その他

事業に関わるお金は全て経費にすることが可能です。

メンズエステは消耗品や備品が多いので、領収書はこまめに取っておくことをおすすめします。

メンズエステ経営で脱税をするとどうなるの?税務調査?

確定申告を怠ると、以下のような罰則を受ける可能性もあります。

  • 無申告加算税→申告しないペナルティ

  • 延滞税→税金の支払いが遅れたペナルティ

  • 重加算税→売上の隠蔽や改ざんがあった悪質な場合のペナルティ

このようなペナルティを強制的に徴収される可能性があります。

かなりの負担になりますので、このリスクを考えると、ある程度の売上は申告することをおすすめします。

税務署になぜバレる?

税務署にバレるケースは様々ですが、取引先への税務調査で芋づる式のパターンもあります。

取引している広告代理店や求人サイトなど、取引相手と同時に調査されることもあるのですが、これは気を付ける方法がありませんね。

そして、次に嫌がらせ通報のパターンもあります。

通報魔やクレーマーが税務署に密告して、それをきっかけに調査されることもあります。

また、摘発と同時に税務調査の対象になることも十分あり得ます。

よくニュースで、『過去1年間に3千万円売り上げていた模様』という風に報道されることが多いです。

これに関して税金を納めていないとおかしいので、対象になるでしょう。

むしろ警察よりも税務署の方が怖いと思います。

税務調査はどのように行われる?

税務調査はよっぽど金額が大きくて悪質な場合でもない限り、逮捕されてニュースになるようなことはありません。

ただ、事前予告なしに自宅に調査官がきて、帳簿などの確認をしにくることもあります。

脱税を疑われた場合、それを覆すための領収書などの情報も必要ですし、正当性を説明するだけの知識も必要です。

なので、なるべく説明できるような体制で経営するのが望ましいでしょう。

ただ、メンズエステは現金商売なので、相手も売上の証明を出すのが難しいです。

その場合、税務署の予想によって大体の売上額が算定され、それを申告内容が離れていたらペナルティを受けることもあります。

ですので、そうならないように最低限の売上は申告して、万が一ペナルティになった場合でも、加算額が少なくなるようにすることをおすすめします。

メンズエステのオーナーはどうやって確定申告をすればいいの?

最後に、いざ確定申告をしようと思ったときに苦戦すると思いますので、確定申告をする手段について紹介しておきます。

自分で確定申告をする

まずはクラウド会計ソフトを使って自分で確定申告をする方法です。

マネーフォワードなどのソフトを使えば、割と誰でも作業ができる時代です。

売上や経費をポチポチ入力するだけで、確定申告書を完成させることが可能なので、面倒ですがチャレンジしてみましょう。

税理士に丸投げする

ある程度利益が出ているのであれば、税理士に丸投げすることをおすすめします。

これが一番楽で一番安心の方法です。

税理士費用はかかりますが、作業の手間と安心を買う意味で、ケチる理由がない経費だと思います。

今はネット上のやりとりのみで簡単に契約可能ですので、気軽に探してみましょう。


以上がメンズエステの税金問題に関する記事でした。

メンズエステのオーナーとセラピストは脱税している人が非常に多いです。

ですが、脱税をしておいて偉そうに生きることはできませんので、納税はしっかりして安心した暮らしをしましょう。


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