M&Aで売却したメンエスが僅か17日で廃業した話 ※このエリアでは絶対に出店するな!
こんばんは。メタル社長です。
私はメンズエステの経営に突然携わることになり、見事に失敗して1ヶ月で廃業を選択した経験があります。
その失敗談をベースに、これからメンエスを経営する方に向けて、失敗しないための心得を配信しているのがこのnoteです。
私が起業に失敗した経緯については、こちらのnoteをご覧ください。
そして1ヶ月で廃業した後、当然ながら開業資金を少しでも取り返す必要があったため、いわゆるM&Aを行って、店舗ごと全てを売却しました。
私が売り上げ0円のメンエスを40万円で売却できた方法については、こちらをご覧ください。
そして驚くべきことに、売却先の店舗が1ヶ月もしないうちに廃業になったのです。。。
今回はその体験についてシェアしたいと思います。
メンズエステ事業をM&Aで売却する方法 損切りや利益確定はどうやる?
5月15日にメンエスを売却
まず上で紹介したnoteに書いてある通り、私はM&Aのマッチングサイトで売却先を探し、なんとか交渉を進めることができました。
その結果、5月15日に全ての権利を明け渡し、店舗を売却ということに。
15日〜30日の間はサービス期間としたので、家賃はこちら持ちです。
この2週間の間に、女の子の求人や広告のセッティング、そして店舗の設計について準備をしてもらい、6月1日からオープンとなりました。
ここまではとても順調です。
私が用意した店舗名やコンセプトを全て入れ替え、かなり人気が出そうなお店のコンセプトに変わっていましたので、正直羨ましかったです。
店舗の内装も少し変えオシャレになって、これであれば安心して売却できると思いました。
女の子からの求人の応募も、なぜか私が経営していた時よりも多く、これなら大丈夫かと安心しましたね。
私的に売り上げの立たないメンエスを他人に丸投げして逃げようという気持ちではなく、引き継ぎ先がちゃんと成功してくれることを願っていました。
やはり、売り上げ0円のお店を買い取ってくれたことは非常にありがたいですし、こちらも救われたので非常に感謝していたからです。
6月1日に売却先の店舗がオープン
そして、6月1日に売却先のメンエスがオープンしました。
出勤する女の子も決まっており、ツイッターからの情報によると予約満了とのこと。
なぜ経営者が変わっただけで、こんなに繁盛が違うのかと驚きましたが、今思うと満了のお知らせは、お店が繁盛しているように見せるための嘘だったのかもしれませんね。。。
まあお店のコンセプトも良いですし、女の子もぼちぼち入っていたので、このままなんとか経営してくれるだろうとこのときはまだ思っていました。
ぶっちゃけ、売却先のお店が繁盛しても潰れても、こちらには全く関係ありません。
本来、マンションの家賃にプラスして、名義貸し料をいただくつもりでしたので、それでしたら経営が上手くいって継続してくれた方がメリットがあります。
ただ、交渉の段階で、名義貸し料はなしになりましたので、私的には収益は発生しません。
それでも、売却先の方がいい人だったので、どうしてもその後の運営が気になっていました。
そんなこんなでちょくちょく気にしながら2週間くらい過ごしていたのですが突然先方から連絡が。。。
6月17日に廃業を知らせる連絡がくる
6月1日にオープンしてから僅か17日
お店を閉めるという連絡が入ったのです。
これには流石に驚きました。
Twitterを見る限り順調そうだったので、まさか1ヶ月もしないうちに廃業のお知らせが来るなんて当然思いません。
そして21日に完全撤収をするので、マンションの解約やライフラインの解約を最速でお願いしますということを告げられました。
僅か4日で、諸々の備品類全てを撤収する速さにも驚きましたが、その決断の速さにも驚きです。
ともあれ私的には、「かしこまりました」としか言いようがないので、そこからは解約手続きに奔走です。
7月17日にマンション解約
そして解約1ヶ月前予告が原則ですので、7月17日にマンションの退去が終了しました。
17日分までを先方に請求し、すぐに振り込んでいただけたのも安心です。
残りは日割りでこちらに返金され、敷金からクリーニング代を引いた額、そして火災保険の払い戻しをもらって終了です。
売却益40万+4万円程度の戻りで完全終了。
経費は100万円かかっていますので、マイナス56万円程度
約半年間、メンズエステの経営に携わりましたが、これで完全撤収です。
今後はこのnoteで、メンズエステ経営についてのノウハウを失敗経験をベースにお伝えしていく予定です。
世の中には、成功してからコンサルに転向する方が多いですし、それが普通だと思います。
ただ、失敗経験をベースにしたノウハウも重要になります。
あの時こうしていれば上手くいったというような反省点が沢山ありますので、今後も伝えていきたいと思います。
廃業の原因は?
で、そもそも売却先の店舗が17日で廃業した理由はなんなのか?
その理由についてお伝えしたいと思います。
原因は主にこの3つでしょう。
セラピストの採用についてですが、わりかし上手くいっているように見えましたが、やはり在籍の女の子は少なかったです。
なので、毎日出勤する人が埋まっていない状況だったでしょう。
やはり、この業種の女の子の確保の難しさが際立っていたと思います。
そして、集客面での苦戦です。
詳細は不明ですが、確認した限り、掲載していた集客媒体は【全国メンズエステランキング】くらいでした。
私は集客効果のあった【エステ魂】をお勧めしていたのですが、そこには掲載しなかったようです。
その代わり、Twitterでの集客に力を入れていたようですが、本当に予約満了したのかは不明です。
サイトの掲載不足によって、うまく予約が取れなかった可能性もありますね。
そして1番の問題は、同業者からの嫌がらせです。
実際Twitterを見ていたら、予約が入ったと思いきやイタズラでしたというツイートがされていましたので、これは嫌がらせの可能性大です。
事前に、同業者のブラックリストを共有し、ブロックするように伝えていたのですが、それでも嫌がらせは受けたようです。
やはりメンズエステを経営する上で、一番気をつけないといけないのが、同業者からの幼稚な嫌がらせでしょう。
その闇についてはこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
絶対に出店しない方が良いエリア
最後に、絶対に出店しないほうが良いエリアについて暴露してしまいます。
私自身の経営も終わりましたし、売却先の経営も終了しましたので、もうエリアなどを隠す必要はないので、ぶっちゃけます。
千葉県市川市八幡
総武線本八幡駅エリア
このエリアでのメンエス出店は絶対にしないほうが良いです。
ほぼ100%廃業します。
この場所は新宿から電車で30分程度のベッドタウンで、人口も多く街も栄えています。
近隣にはタワーマンションも複数あり、需要はあると思うのですが、立地が微妙すぎます。
このエリアで働きたいと思っている女の子は極端に少なく、求人が全く集まりません。
そして周辺店舗はそこまで多くないですが、100%反社系のお店に嫌がらせされます。
ですので、これからメンズエステの開業を考えている方は、このエリアには出店しないようにしましょう。
本日の記事は以上になります。
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