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髪の悩みが解決する「素髪ケア」。正しい頭皮ケア&ヘアケアの方法

40代前後になると、髪の悩みを抱える女性も多いのではないでしょうか。
花王株式会社の調査によると、女性の髪に関する悩みは、

白髪
うねり
パサツキ・乾燥
抜け毛
ボリュームがない
スタイルがもたない

などです。
あなたも同じような髪の悩みがありませんか。

実はこのような悩みの原因は、頭皮にありました。
頭皮と顔の肌は地続きなので、肌の老化に伴って頭皮も変化していき、髪と頭皮にトラブルが生じます。しかし、このような髪の悩みを抱えていても積極的にケアをする人は少数です。

念入りにケアをする肌と違い、髪の悩みはつい後回しになりがちですが、正しいケアをすることによってエイジングの悩みは解消できます。

その原因と対処法をお伝えします。

悩みの原因を知る

白髪・うねり毛・パサツキなどの悩みについて、メカニズムや根本的な原因を知ることが適切なケアに繋がります。

【白髪】
皮膚には髪の色をつくる「幹細胞(色素幹細胞)」と、髪をつくる「幹細胞(毛包幹細胞)」の2つがあります。髪はスイッチが切り替わるように色が変わるわけではありません。色をつくる「幹細胞」の働きが弱くなったとき、白髪になります。一本の毛で黒や白の混じった毛を見たことはありませんか。髪色の変化をヘアケアのサインとしてとらえ、頭皮を健康に保つケアをすることで白髪は改善されます。

【うねり毛】
加齢などによる頭皮のたるみが原因で、毛穴が丸から歪みのある形になります。結果、歪んだ毛穴を通って髪が生えるため、うねった毛髪になります。

【パサつき・乾燥、まとまりが悪い】
うねり毛の割合が徐々に増え、白髪も気になるとカラーリングの頻度が上がってきます。
そのため毛流れが揃いにくくなり、パサついてツヤのない、まとまりにくい髪になっていきます。

対処方法は「スキンケア発想のヘアケア」

健康な頭皮が「美髪」をつくります。ヘアケアはスキンケアと同じです。スキンケア発想のお手入れをしましょう。

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【シャンプー・トリートメントの選び方】
カチオン界面活性剤の入っていない商品を使いましょう。
ヘアケア商品には、毛髪の質感を重視するためにカチオン界面活性剤(※)がコーティング剤として使われています。そのため「しっかりすすいでください」と明記されているのです。ただ、すすいでも電気的なコーティング剤は地肌に残ってしまうため、肌の免疫力を低下させます。

※ カチオン(陽イオン)界面活性剤とは
主にトリートメント剤(毛髪に吸着)・シャンプー剤(ゆすぎ時のきしみ防止)、殺菌剤として使用されます。
代表的なものとしてステアリルトリモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムブロミド、ココアミンオキシド、ベンザルコニウムクロリドなど。

【髪を乾かす】
ヘアドライヤーで乾かす前に、頭皮に潤いを与えましょう。
肌は洗顔をした後に化粧水〜美容液〜クリームと徐々に潤いを与え、最後にオイルで乾燥を防ぎます。それに比べて頭皮のケアではシャンプーだけで終わっています。ぜひ頭皮に潤いを与えてから(参考商品:バージンフィニッシュローション)、ドライヤーで乾かしてください。

スキンケア発想のポイントは、頭と顔のケア意識を同じにすることです。

頭と顔の皮膚は一枚に繋がっています。頭皮にも顔と同様にスキンケアコスメを使いましょう。
顔に化粧水や乳液をつけるときに、こめかみや額から頭、首筋から襟足へ頭部の丸みを意識しながらつけてください。頭皮へのマッサージを加えるとより効果的です。

今まで試行錯誤をしながら最善の方法を考えてきましたが、残念ながらフォルムが求めるヘアケアの商品やシステムがありませんでした。

そこでスキンケア発想を起点とした、カチオンフリーのフォルム独自メニュー「スガミズム」を考案しました。スキンケアと同じ正しいヘアケアをすれば、必ず「美髪」になれます。始めるのに遅すぎるということはありません。ぜひ今すぐ実践してください。

みなさまのご質問やご意見お待ちしています。

参照資料:花王株式会社

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この記事は 永森博明 が書きました。


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