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イルカが思い出させてくれた「大切なもの」

こんにちは、CHIKAです。

あっという間に2月となり、春へ一直線ですが、いかがお過ごしでしょうか?新しいウイルスがまた脅威をふるっていたりと落ち着かないこの頃ではありますが、そんな時でもどんな時でも、自分の心の中だけは「おだやかな平和」を感じられる状態でありたいものです。

改めて、人それぞれの心を潤わす「推し」があるかと思いますが、私の場合は断然「イルカさんず」♥です。
韓国アイドルでも、イケメン俳優でも、アニメでもなく「イルカ」
もっと具体的にいうならば「野生イルカ」さんたちです。


もちろん冗談でもなく、本物のワイルドドルフィンを心から興奮するほど好きなのです。もはやアイドル級の思いが高まり、そのためにスキューバライセンス取得やスキンダイビングのプール練習から、日焼けはご法度なのに海に行っては船に乗り込み、イルカを探す旅へ行ってしまうわけです。


今年はあまりにも仕事が激動すぎて思うままに行けていないのもあって、「イルカシック」・・・本来であれば、野生イルカさんに会いたいのですが、気軽に行ける場所でもないため、すぐ会いにいけるアイドル「プロのイルカさん」に思いがピークに達してしまうと行ってしまいます。(笑)


プロのイルカさん達ももちろんステキです。そして優しくて癒されますし、一緒に泳いでくれたり、背中やおなかに乗せてくれたり、ハグしてくれたりとサービス精神満載です。結局メロメロになって満たされて帰るわけですが、本当にイルカのことを考えると少々いたたまれない気持ちにもなります。

人間のエゴで飼育され、教育されて接待をしてくれているわけですので、申し訳ない気持ちになるわけです。もちろん危険回避や申し分ないごはんは得られるのだと思いますが、イルカ本来の素晴らしい能力はどうしても失われてしまうのではないかとも思うのです。そして一度飼われてしまったら、野生として海には戻れません。生きていけないのです。

そんな思いと板挟みになりながらも、イルカさんにお会いできることは本当に感謝ですし、ありがたいのです。いつだって「愛の世界」で満たしてくれるのです。本当にそこには「愛」しかなくて、イルカが何千年も生存している理由がそこにはあるのではないかと思うのです。


イルカは、20キロ先の仲間と音波で交信ができ、チームワーク力が凄いのですが、その中で大事にされているのは「スキンシップ」などでの信頼関係の構築。触れ合って、じゃれあって、愛し合って、関係性を築いていくのです。たとえば親友に彼女ができてイチャイチャしはじめたら、他のオスが邪魔しないように近くで見張ってくれたりw、まだ幼いキッズイルカがいれば、母親がもちろん守りますが、まわりの仲間も壁となって外敵に触れないようにフォーメーションを組んで、全員で守ります。


みんなで家族として、群れで生活をしていくのもあり、「自分だけ」という感覚じゃないのです。みんな「LOVE」な状態です。そしてこれもイルカらしいと思うのは、例えば自分の群れの在り方に違和感を感じたら、離れることもします。そしてまた戻りたくなったら戻れるのです。そこにしがらみがないのも、すごくステキだなって思います。

もちろん群れの中では、上下関係があったり、様々なルールはあるようですが、しばりつける感じじゃないのです。なんて理想的!と私は思います。そこには安心して一緒にいられる仲間がいて、子育ても協力してくれて、でもいつだって恋愛も自由!(笑) ※子育て中以外ですが。

そして、イルカの凄いところは、「楽しむためだけになにかする」ことができる生き物である、ということ。意外と人間の私たちもできていないことも多いのでは、と思う部分です。

たとえば、波の高いエリアにいれば、いい波を待ってサーフィンを楽しんだり、良さげなサンゴ礁を見つければ、肌を擦りつけて、エステ替わりにセルフスキンケア。美肌の持ち主なのです。イルカは、2,3時間毎に皮膚のターンオーバーが行われるのでそもそも美肌なのですが、美意識も高い♪w ツルッツルなのです♥ そんなところも大好きです!

そして仲間と一緒に、移動しながら「ジャンプ・コンペティション」!!
空高く舞い、9回転とかしちゃったり、回転の仕方の美しさも競っているかのようなハイレベルな大会です。もちろんジャンプをすることによって、コバンザメのような小さな魚が体にくっついてくるのを振り払ったり、それこそスキンケアとして水しぶきでアカスリしていたり、または仲間との合図なのかもしれませんが、見ているだけで本当に楽しそうなのです。


イルカ愛が止まりません。(笑)
イルカのようにジャンプしながら泳げたら・・・と思いますし、イルカのように潜りながら、回転して一緒に遊べたら・・・と思いますが、自分の身体能力が追い付けないことがとても悔やまれます・・・泣

以前野生イルカと初めて出会った時に、私は不慣れながらも潜って、イルカと一緒に泳ぎたいと追いかけていたのですが、呼吸が続かず息継ぎの仕方にもパニくりそうになっていたところ、イルカのキッズが「こうやるんだよ」といって息継ぎの仕方を教えてくれたことがありました。それをみて、ああそうか、と落ち着けて、また海中に戻っていったら、今度はそのキッズイルカが私を待っていてくれて振り向いて立っていてくれたのです!!


※その時のキッズイルカの写真

なんて優しいんだろうと思うと同時に、イルカは知的好奇心も大変高いので、もしかしたら興味持ってくれたのかもしれません。そして、あとから知ったのですが、イルカさんたちが海の中を潜っていられる時間は大体15分なのだそうですが、赤ちゃんの頃はたった2分なのだそうです。なのでできるだけ海面の近くを泳ぐように母親がするようなのですが、もしかしたら息継ぎの大変さを知っているからこそ、やり方も学んできたキッズイルカが、教えてくれたのかもしれないと勝手に思っています。(笑)


なんどか、小笠原諸島や御蔵島などで野生イルカさんたちにお会いしてきていますが、本当に出会った瞬間から愛に包まれます。その前までたとえば心が落ち込んでいても、不安があっても、イルカさんがきてくれた瞬間に全身全霊が愛エネルギーに入れ替わってしまうくらいパワフルです!時には海の中でその愛と優しさで泣けてしまうことも。なんて優しいんだろう、といつも感動して帰ってきます。もう存在自体に感謝でしかありません。


またこんな風に、イルカへの愛を今後も綴りたいと思います。
仕事とは関係ないけれど、でも繋がっていて、自分を思い出すための旅、でもあるようです。それはいつかの私にとっての「ニューヨーク」的存在のように思います。こういう場所や存在を持つことができるか、できないか、ということは人生においてとても重要なのではないかと感じています。

なかなか動きにくい世の中ではありますが、心だけは自由に。そして愛する世界を大事に、生きていきたいですね。




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