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デザイナーズブックリスト -Itohが選ぶ3冊-

こんにちわ!
4月も中旬、ようやく春らしく暖かくなってきて過ごしやすい日々が続いていますね🌸そよ風に吹かれながら読書をしたら気持ちがよさそうだな~と思いながらもあまり本を読んでこなかったなと振り返る今日この頃です。。

今回は「デザイナーズブックリスト -〇〇が選ぶ3冊-」というnote社内企画になります!今はもう読書をする機会がほとんどなくなってしまいましたが学生時代に読んでいた本などを思い出して書いていければと思います!

テーマは以下の3つになります!

1. デザインが好きな本
2. 何度も読み返したい、読み返している本
3. 誰かに薦めたい本、選んであげたい本

なかには有名な本もあるかと思いますが最後まで読んでいただければと思います。

1.デザインが好きな本

怪談レストラン(シリーズ) / 著者:松谷みよ子

選定理由
日本の児童文学のシリーズでホラーを扱っている本作品。内容自体がホラーなうえに絵まで怖いと小さい子が手に取りずらいと思うんです。しかし怪談レストランは見ているとだんだん愛着がわいてくるようなイラストが使われていて怖いんだけど怖くない独特な世界観に包まれるところが選んだ理由になります。

こちらの表紙に見覚えがある方も多いかと思います。そうです!あの怪談レストランシリーズです。怪談レストランはテレビアニメ実写映画にもなっているくらい人気の作品です。小学校の図書館では毎回取り合いになり、市にある大きい図書館でも全く借りられないぐらい人気だったのを思い出しました。
本の内容としては、一冊にいくつも怖い話があり1つ1つの話のページ数もそこまで多くないためサクサクと読める本になります。話ごとに区切れるためしおりいらずで小学校の朝の読書の時間は決まって怪談レストランでした。

話も普通のホラーで十分怖ったのを覚えていますが、選定理由でも書いた通りたかいよしかずさん、かとうくみこさんが書くイラストがとても好きなんです。もちろんホラーっぽくありつつも小学生でも真似して描けちゃうぐらいのイラストで独特の世界観が表現されていてとても印象に残っています。

2. 何度も読み返したい、読み返している本

ONE PIECE / 作者:尾田栄一郎

今となっては知らない人の方が珍しいワンピースです!バイブルにしている人も多くできれば避けたかったのですがここでワンピースを書かないと負けな気がして存分に書かせていただきます!!

選定理由
今回ワンピースを選んだ一つの(読み返している)理由として、作中に登場する名言が自分のモチベにつながったり生きていく上での教訓になったりするからです。

ワンピースを読んだことがない人はぜひ読んでほしいです!少し長いですが1巻だけでもいいので!5話だけでもいいので読んでみてください!!
選定理由にも書きましたが私が主にワンピースを見返したいと思っている理由は「名言」です。いろいろな名言を読み返したくなり、漫画を手に取り気がつくとすさまじい時間が経っています。。笑
ストーリーが進んでいく中でいくつも名言が生まれてきているワンピースですが、もちろん話の流れや展開が理解できていないとわからない名言もあります。しかしワンピースを読んだことがない人でもなにか考えさせられる名言を2つ紹介できればと思います!

誰にでもできる事とできねェ事がある
お前にできねェことは俺がやる
俺にできねェことをお前がやれ!!!

ONE PIECE 43巻414話「サンジVSジャブラ」の1コマより引用

自分1人でできる事には限りがあり自分にしかできないこともきっとある。家族や友達など周りの人と支えあって生きていくことの重要性をこの名言で学びました。

奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!
奇跡ナメんじゃないよォ!!!!

ONE PIECE 55巻538話「LV5.5番地ニューカマーランド」の1コマより引用

「奇跡なんてどうせ起きない」と決めつけて諦めてしまえばその時点で奇跡は100%降りてこない。諦めずにがむしゃらに頑張っていれば奇跡は100%降りてこないわけではない。当たり前のことを言っていますが何事も一生懸命頑張っていればきっと良いこと(奇跡)が起きると教訓になった名言です。

私の思考の半分ぐらいがワンピースでできていると言っても過言ではないかもしれません。そのくらい名言・登場人物の生き様や思考が素晴らしい作品になっています!こうして振り返ってみるとワンピースが連載開始されたのが1997年で私が生まれたのが1999年です。23年間一緒に成長してきたことが誇りで感慨深いなと思いました。まだ連載しているワンピースですがこれからも読み続けますし、何度も読み返すであろう最高の漫画です。

3.誰かに薦めたい本、選んであげたい本

そして誰もいなくなった / 作者:アガサ・クリスティー

選定理由
物静かで不気味な感じと独特の表現方法が魅力のミステリー作品。タイトルにもあるとおり最後に誰もいなくなるのですがクライマックスに連れてページをめくる手が止まらなくなる感覚を味わってほしいと思い選定しました。

中学校の読書時間に読んでいた小説でなぜかものすごく印象に残っていました。ドラマ化や映画化もされているので聞いたことがある人も多いかと思いますが、かの有名なアガサ・クリスティーが書いたミステリー小説です。

ある絶海の孤島に年齢も身分もバラバラな10人が集められ事件が巻き起こっていくのですが、タイトルにもなっているように最後は孤島から誰もいなくなってしまうのです。物静かで不気味な感じと独特の表現方法が魅力で最後の最後でわかる衝撃のトリックにも注目してほしいです。いろいろと書いてしまうと初めて読む人のワクワクを奪ってしまいそうなのでこのあたりにしておきますね、、ミステリー好きの友達に薦めてみようかなと思います。

※この作品には登場人物が多く出てきて、英語の名前(カタカナ+長い)だったのでわからなくなると毎回本の先頭にある登場人物早見表みたいなのを見返しては読み進めていました。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
私は普段あまり本は読みませんが、読書していたころを思い出したりみなさんの記事を読んでいるうちに読書欲が湧いてきたので時間を作って読みたいと思います。気づけば皆さんが知っているような本ばかりになってしまいました、、もし私が紹介した作品の中で読んでいないものがありましたら是非お手に取って読んでいただけたら嬉しく思います!

4009 Designer's Bookでは他にもデザイナーがおすすめの本を紹介しておりますので、ぜひお立ち寄りください◎


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