見出し画像

【Adobe fonts】私の気になるフォント

こんにちは!今回は「Adobe fonts」から気になるフォントをいくつかご紹介したいと思います。和文では更にゴシック体と明朝体、欧文ではサンセリフ体とセリフ体をそれぞれご紹介します。


1,ゴシック体

・游ゴシック

スタンダードなゴシック体で可読性も高く使いやすいと感じます。また、漢字の字面が他のゴシック体よりも小さいため圧迫感が無くすっきりして見えます。


・DNP 秀英角ゴシック銀 Std

オーソドックスなゴシック体で視認性もばっちりですね。ゴシック体ですが仮名のシルエットが柔らかく品を感じます。
また、秀英角ゴシックには「金」と「銀」がありますが仮名のデザインの違いで区別しています。(以下Adobe Fonts より)

仮名のデザインの違いで「金」と「銀」の2種類があり、用途に応じて使い分けることができます。
従来からある秀英角ゴシックを受け継いだ「金」は、明るい表情でオーソドックスに幅広く使えます。また、秀英明朝の骨格を活かしたことでクラシックな印象の「銀」は、明朝と同じように長い文章にも適しています。

https://fonts.adobe.com/fonts/dnp-shuei-gothic-gin-std#fonts-section

・筑紫A丸ゴシック

筑紫A丸ゴシックは通常の丸ゴシックに比べ角が丸くなっており、柔らかい印象を与えます。レトロ感や現代感を融合させたようなフォントですね!

・筑紫B丸ゴシック

筑紫B丸ゴシックは漢字以外がA丸ゴシックと異なり、少しクセのあるものになります。一捻り加えたいときはB丸を使うのが良さそうですね。

2,明朝体

・游明朝体

游ゴシックに続いて游明朝もお気に入りフォントです。文字の大きさが揃っておりこちらも可読性が高いです。仮名の形も品があり一気に洗練された雰囲気を出せるのが良いポイントです。

・貂明朝

貂明朝は新しいアドビオリジナルの和文書体です。西塚涼子によるデザインで、広告、本のタイトル、見出しなど、広汎な用途にお使いいただけます。 明朝体の伝統に沿っていますが、線は若干太めで丸みを帯びており、字画のアキは小さめです。

https://fonts.adobe.com/fonts/ten-mincho#about-section

デザイン性が高いフォントなのでwebだとMVやバナーの作成にも向いているなと思いました。

・リュウミン

「リュウミン」は、その名の元となった森川龍文堂明朝体をベースに開発した、スタンダードな明朝体です。金属活字に由来する彫刻刀の冴えを、左右のハライや点の形に活かしながらも、縦画・横画の先端やウロコにはやわらかさをもたせており、親しみやすい雰囲気になっています。特に、均整のとれた流れるような表情の美しさには定評があり、本文組みから見出しまでDTPの基本書体として幅広く使用されています。

https://fonts.adobe.com/fonts/a-otf-ryumin-pr6n#fonts-section

スタンダードな明朝体で堅実なデザインにも大人っぽいデザインにも使用できそうです。

・砧 丸明オールド StdN

懐かしくて、モダンな仮名です。筆文字のような形が特長です。漢字と比べて仮名は小ぶりですが、縦に組んでも、横に組んでも不思議ときれいで読みやすいです。 丸明の漢字は共通です。エレメントに丸を使っているのが特長の日本の明朝体です。縦線、横線、点、トメ、ハネ、ハライなどどれも先端が丸くなっています。丸明朝体というカテゴリーを作ったフォントです。仮名は全部で7種類あります。

https://fonts.adobe.com/fonts/marumin-old-stdn#fonts-section

明朝体ですが丸のみのある形なので温かみを感じますね。

3,サンセリフ体

・Century Gothic

Century Gothic(センチュリーゴシック)は1991年にフォントメーカーであるMonotype社からリリースされた幾何学的なデザインが特徴の書体。
この書体のように、直線や円弧など幾何学的なデザインで形成されているサンセリフ体を「ジオメトリックサンセリフ」といいます。

https://mt-fc.net/standard-sans-serif-fonts

欧文の書体では直線的なものや円弧を用いたものが好みなのでこのフォントもお気に入りです。女性らしいシンプルなデザインにも向いてそうです。

・Gill Sans Nova

「Gill Sans Nova」はGill Sansの復刻版です。「O」では円弧を用いている部分などが先程のCentury Gothicに似ていますが、造形がローマン体である点から堅くなっておらず温かみを感じます。

Gill Sans(ギル・サン)は、エリック・ギル (Eric Gill) が1926年から1930年にかけて制作したヒューマニストサンセリフ体の欧文書体である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Gill_Sans

3,セリフ体

・Baskerville URW

イギリスの印刷業者であるジョン・バスカヴィルが製作したトランジショナル・ローマン。伝統的な書体でありながらモダンなデザインとも相性が良さそうです◎

・Garamond Premier

ガラモンドプレミアプロは、アドビのシニアタイプデザイナーであるロバートスリンバックがベルギーのアントワープにあるプランタンモレトゥス博物館を訪れ、クロードギャラモンのメタルパンチとタイプデザインのコレクションを研究したときに誕生しました。フランスのパンチカッターであるガラモンドは、1500年代半ばに、前例のない程度のバランスと優雅さを組み合わせた洗練された一連の本を生み出し、タイプファウンディングの美しさと実用性の頂点として立っています。

https://fonts.adobe.com/fonts/garamond-premier#about-section


以上が私の気になるフォントでした!気になるフォントの起源など調べながら見ていくとまた見方が変わって面白かったです。今回調べたことをデザインする際にも活かせればと思いました。
皆さんも気になるフォントは何ですか?ではまた次回お会いしましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?