第2弾:日本と海外の映画ポスターを比べてみた
こんにちは!nabeです。
近頃急に蒸し暑くなりましたね^^;
梅雨の時期は外での活動が難しくなるので、普段よりも映画館に行かれる方が多いのではないでしょうか?
ということで、
今回の記事は「第2弾:日本と海外の映画ポスターを比べてみた」として
個人的な感想と共に気づいた点を書いていきたいと思います^^
※検索で上位に出てくるポスターを各国の代表としています。
※第1弾の記事もこちら。
まだの方はお時間ある時に読んでいただけると嬉しいです!
①スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年を主人公として2018年に公開された長編アニメ「スパイダーマン スパイダーバース」の続編です。
左から「日本、アメリカ、韓国」のポスターになります。
■日本版
【「戦闘(アクション)」スパイダーマン同士の戦い】
「運命なんてブッつぶせ!」と力強いキャッチコピーと共に、「VS(対立)」構造がはっきりした立ち向かっている絵を採用しているところから、他国と比べて戦闘(アクション)のイメージを強く伝えたいのかなと思いました。
■アメリカ版
【主人公は「マイルス」。人間味のあるスパイダーマン】
主人公(と味方と思われる女性)の顔が出ていることで「スパイダーマン」という枠だけではなくマイルスの「1人の人間」としての部分を強くアピールしているように思いました。
■韓国版
【迫る決断に漂う緊張感】
主人公の後ろに他のキャラクターが描かれており、敵か味方かは区別がつかない配置になっています。キャッチコピーの「1人を救うか、全員を救うか」、他と比べて暗めのトーンであることを踏まえて、主人公の背負っているものまたその緊張感を感じ、「迫られる決断」を見る側に想像させる構成になっていると感じました。
②マイ・エレメント
8月公開予定のピクサー・アニメーション・スタジオが贈る、火、水、土、風といったエレメント(元素)の世界を舞台に描く長編作品です。
こちらも左から「日本、アメリカ、韓国」のポスターになります。
日本版は他2カ国とタイトルも絵も異なっていますね。
(韓国版はハングルですが、読みは英語と同じです。)
■日本版
【寄り添う2人のドキドキ感】
青空に虹がかかったキラキラした世界観を背景に、主人公2人にスポットライトが当たっており、表情からも優しい雰囲気が感じられます。
またポスター上部に大ヒット作「リメンバーミー」についてやキャッチコピーもあり、情報が盛りだくさんです。キャッチコピーの内容とキャラクターの行動が対比になっていることでドキドキ感が増しますね。
■アメリカ版
【相棒な2人】
スポットライトは主人公に当たりつつも、他のキャラクターもしっかりピックアップされており、日本版と比べ「多種多様」の部分が強く伝わってきます。火の女の子エンバーの強気な表情と水の青年ウェイドの笑顔から「対等で相棒な2人」の雰囲気が感じとれます。
■韓国版
【相棒な2人】
アメリカ版と絵は同じですが、キャッチコピーがあります。(アジア圏特有なのでしょうか、今後も見ていきたいと思います)韓国版のコピーは「世界は反対に惹かれる」と直球な言い回しでシンプルにまとめられている印象です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回の比較においても、日本版は万人が分かりやすい作りで、どことなく営業魂を感じます。(この製品の特徴は〜です!みたいな)
余談ですが7月公開の「ミッション:インポッシブル」のメインポスターにはコピーがなく、制作国アメリカと同じです。左スペースに何か入りそうですが知名度が高くファンが多ければそのまま取り込む場合もあるのかなと…。
また、面白い違いを見つけたら記事にしてみようと思います^^
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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