見出し画像

おもわず本が読みたくなる、ドラマ!

あけちゃいまして、おめでとうございます・・!
実は今回はCANVAでキャッチ画像を作っています。
テンプレートがあるし、文字色や大きさを変えられたり・・と直感的に操作できるのがうれしいですね。

さて、いつもは月中更新の私ですが、正月の動画作りながら記事書こうとしたらいつの間にか・・1月が終わりそうです(´・ω・`)

・・そして今はそれとは関係なく、仕事の動画のレンダリング中に書いています(´Д⊂ヽ(PCは忙しいけど、私の手はひまなのでキーボードをダンダダンと打っていますw)

おぉ・・時よ、なぜなんだ・・。(深い反省)

というわけで、シフトチェンジして正月にまったく関係ない記事を書きますw
お正月の動画は、時間が足りてうまくできたら2月の記事でhow toを書きます。そう、2月に1月の話を・・私はするんです・・(T_T)
そう、これはこころの涙です。私はけっして泣いてはいません。

ハイ、では気持ちを切り替えて・・
今回は本に関係した、邦画のドラマの紹介をしようかと思います('ω')ノ
個人的に独断と偏見でまとめていますw

01 重版出来!


ところで去年、出版社や編集者、漫画家などの世界を描いた作品群が増えていたのはご存じでしょうか?

必ず主役でなくても、舞台設定や役柄設定などで結構な数になっています。
注目されるきっかけになったのではないかという良作のドラマのひとつに
「重版出来!」があります。

「重版出来!」 TBSドラマ/2016年

漫画が原作です。
主演は黒木華で、個性あふれる出版社の編集者と漫画家のおはなしです。

黒木華演じる黒沢心は柔道の日本代表から怪我により選手生命を絶たれ、もういちど熱くなれる場所として出版社をえらび新米編集者になります。

ドラマのタイトルの「重版出来」の意味は?
重版出来は、初版と同じ版を使用・同じ判型・装丁にて刷り増すこと。

ウィキペディア参照

我々的には増刷の方がなじみ深いですかね~。
厳密には重版と増刷は意味が違うのですが、出版の現場ではだいたい同じ意味として使われているようです。

作家だけの努力でも、編集者と作家の力だけでもなく、書店や営業のプロモーションを通じて互いに協力し合い重版出来を達成できる喜びが描かれています。
漫画家、アシスタント、編集者、営業、出版社(連載会議とか上の方針)、漫画を売ってくれる現場の書店、それぞれの努力や協力によって何万部とか成り立っているんだなぁと感慨深い思いです。

02 地味にスゴイ!校閲ガール


おすすめ2本目はコチラ。小説が原作の、校閲のお話です。

「地味にスゴイ!校閲ガール」 日本テレビ/2016年

校閲っていうと、露出する機会がないので、大変地味な印象があります・・(失礼)そこにスポットライトが当たっているのがまず面白いですよね。

小説が原作です。
主演が石原さとみで、石原さとみで演じる河野悦子はおしゃれ大好きのポジティブウーマン。

ファッション誌の編集者を夢見て出版社を受け、採用されるも配属されたのは念願のファッション編集部ではなく、原稿の誤字脱字や内容の間違い、矛盾がないかを確認する超地味な「校閲部」。

希望していた部署とは違っても全力で仕事に向かう姿が格好良く、校閲なのに読み込んで意見を提案してしまったりするパワフルさ。

校閲ってこんなに細かく調べるんだ・・!っていう驚きから河野悦子のファッション、パワフルさ、それぞれの校閲の方のこだわりも感じられて
一見地味だけど熱い仕事・・!大変エネルギッシュなお話でした。

03 戦う!書店ガール


おすすめ3本目はコチラ!小説が原作の、書店員のお話です。

「戦う!書店ガール」 フジテレビ/2015年

渡辺麻友 (AKB48)・稲森いずみのダブル主演。
濱田マリが「重版出来!」と同じく書店員の役で出ていますw
おすすめに入れていますが・・実は打ち切りが決定してしまった、低視聴率になってしまったドラマです。

残念ながら結果は振るいませんでしたが、個人的には本屋のお話とか興味があったので面白かったです。実は原作の小説はまだ読んでいないんですが、ぜひ読んでみたいと思っていますw

渡辺麻友演じるコネ入社の書店員北村亜紀と
稲森いずみ演じる実力ではい上がってきた副店長の西岡理子。
両者とも本に救われた過去を持ち、こだわりがあるがゆえにぶつかり合う水と油の関係です。

本をPRするポップ一つをとっても意見が割れます。
一つも書店にポップがないことに気づき、本の良さを伝えるポップを書こうという書店員の北村亜紀。
ポップはあくまでも書店員の好みを押し付けるものだから、吉祥寺店では使っていないと副店長の西岡理子の意見。

ポップを飾るとポップが飾られた本は目立つけど、飾られていない本は逆に埋もれてしまう。
何事にも一長一短がありますよね。

恋愛に、仕事にともにぶつかり合う二人が少しずつお互いをわかって尊重しあえていく関係性。紙媒体がどんどん売れなくなっていっている書店の苦悩。
色々詰まった良いお話でした・・!

04 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本を進めまくった1年間のこと


おすすめ4本目はコチラ。実話の小説がもとになったお話です。

「出会い系サイトで70人と実際に会って
その人に合いそうな本を進めまくった1年間のこと」
WOWOW/2021年

タイトル長いなーって感じですが、
タイトル通り出会い系サイトで知り合ったちょっと変わった人たちと30分会って、話して本をすすめるというお話です。大変シュールで面白いです。
お話は1話ごとやや短めで内容がライトで見やすいです。
クスッとくる感じがついクセになるんですよね・・w

まず普通の人は出会い系で出会った人に本すすめるために、出会い系サイトを使うとかしないですからね。

実話なので、小説の作者、花田菜々子さんが主人公なのですが・・
ざっくり書くと(だいぶ端折っています)

過去、東京、神奈川、宇都宮、京都で「ヴィレッジヴァンガード」の店⻑を務められていたり、2018年1月より、(株)ローソンHMVエンタテイメントに入社し、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE店長に就任されている方です。

細かい略歴について知りたい方は記事を読んでみてください。↓

さすが本のプロ・・!1万冊は本を記憶しているという出だしから始まります。

個性豊かな人たちに心の中でツッコミをいれたり、そのジャンルに詳しい人に、そのジャンルのまだ読んだことのないおもしろい本をすすめる勝負をしていたり・・とストーリーももちろん楽しいのですが・・・

なにより災害用のリュックの中が本でいっぱいであったり(本以外入っていない)、本のすすめ方がお上手でおもわず作中の本が気になってしまいますw
話の後に小さい本屋さんのおすすめの本なども紹介されていてこれもまた気になる本がいっぱいです・・。
ほんとに本が好きなんだな・・思わず本が読みたくなってしまうなというドラマです。

ついでに、作中でわくわくするような表現が使われていたので引用します。

本好きにとって、図書館は遊園地で古本屋はテーマパーク

いい表現だなぁ・・。

05 まとめ


いかがでしたでしょうか。
ついつい本やドラマ、漫画でできた料理など「おいしそう・・」とか毎回なってしまうことはないでしょうか。
同じように本が出てくるドラマを見ると、
目線が変わることでいつもの読書が楽しくなったり、いつもは読まないけどこういう本も気になるとか、書店に行った時も気にするポイントが増えたりとかちょっと変わった発見があって楽しいです。
ぜひ趣味が合えば見てみてください~。
今月も最後までお読みいただきありがとうございました(__)
またご縁があれば、ぜひ来月ものぞいてみてくださいね・・!
お待ちしています('ω')ノシ

え?なになに?さいごにお正月の動画、頑張ってください・・?ありがとうございます。
幻聴でもうれしいですw(そう、それは幻聴)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?