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デザイナーズブックリスト -oyamadaが選ぶ3冊-

こんにちは、株式会社FORKのWEBデザイナーのoyamadaです。

今回は社内デザイナーで共通のnote企画「デザイナーズブックリスト -〇〇が選ぶ3冊-」というテーマでお届けしたいと思います。

【社内のnote企画概要】
「本」はみなさんにとってどんな存在でしょうか。
表紙が好き、人生のなかで大切にしてきた本…などなど、
様々な想いがそこにはあるかと思います。
今回はフォークのデザイナーたちがそれぞれの視点で3つのお題に沿って
本をご紹介します。さて、どんなブックリストが出来上がるでしょうか。
#デザイナーズブックリスト -〇〇が選ぶ3冊-

まず、最初にデザイナーだから、デザインに関係する本をご紹介しようかと思ったのですが、私、あんまりデザインに関する本を持ってなかったんですよね(笑)

美術館に行った時の画集みたいなのは沢山あるのですが、それをオススメするのはちょっと違うかな?…と思い、
それで、私の本棚にある本をガチで紹介させて頂きます!

生きにくさを感じていた私。つい手にとるのは生き方や人生哲学などの本ばかり

振り返ると、私は人生に不安や生きにくさをいつも心のどこかで感じていました。ブッダじゃないけど、「どうしたらこの苦しみから人は解放されるんだろうか…」と20代~30代は常に考えて、その答えを本に探し求めていました。
だから、私が興味のある本は、「生き方・人生哲学・自己啓発・心理学」に係わるジャンルの本ばかり。

手塚治虫のブッダから、般若心経の解説本など、人生をテーマとした様々な本を読み「苦を無くす術」みたいなものを見つけたかった。

生きていると、色々迷い悩むことがあるかと思います。
そんな時、私は昔の先人から、教えやアドバイスをもらい、自分なりの答えを導き出そうと思っていたのだと思う。

私にとって本は、時空を超えて、偉大な先人たちと対話できる手段だったのかもしれません。

1.【一目惚れ】デザインが好きな本

『道をひらく』 松下 幸之助 (著)

選定理由:#昭和43年の発刊以来あまり変更されてないと思われるレトロでシンプルな装丁のデザイン  #詩のように読みやすい文体と文章構成 #コンパクトで持ち運びやすいポケットサイズ #この一冊と旅に出たい

自分はどんな道を歩めば良いのかと迷い悩んだりした時に、「松下 幸之助さんならどうする?」といつもページをめくって、松下さんと対話をするように読んでいました。

見開き2ページで収まる短い詩のような構成。言葉や文章には著者の体験から学び考えた哲学や精神と情熱が詰まっている。

人は皆、死ぬ瞬間が来るそのときまで、自分の道を探し求め、信じて歩み続けて行くものなのかもしれない、この本を読んでそう思いました。

松下 幸之助さんは、そんな自分の旅路を書き残したのかな。世代や職種を超えて座右の銘となる書籍だと思う。


自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。(中略)この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。(中略)他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

『道をひらく』 松下 幸之助 (著) 運命を切りひらくために 道 P10-11より引用

2.【私のバイブル】何度も読み返してる

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 向井田みお (著)

選定理由:#本当の自由は己の真実にある  #自分自身とは何か #自分自身と心は違う #我思う故に我あり

先に選んだ『道をひらく』松下 幸之助も何度も読み返すバイブル的存在でしたが、こちらは生涯を通じて、死ぬまで読み返していきたい本を選びました。

仕事がこなれてきた20代後半、頑張り過ぎて心身不調となり、ヨガスタジオに通い始めました。心身は改善、ヨガの効果に感動!もっとヨガについて知りたいと思い、ヨガの指導者向けの講座を受講しました。この本は、ヨガの哲学の講義を学んでいた時に、参考図書として購入したもの。

ヨーガスートラとは、ヨガに関する教えがたくさん詰まった経典のこと。
もともとはサンスクリット語で書かれていたのを、著者でありヨガの先生である向井田みおさんが分かりやすい解釈を添えて、日本語で訳されたもの。

この本を読んだことで、私にとってヨガは一貫性の趣味やエクササイズではなく、生涯を通して日々実践していく哲学的なテーマとなりました。

そして、生きるということは、過去でも未来でもなく、今この瞬間に集中することなのだと思えるようになりました。

本当の自分とは、変わりゆく世界をどんな時も観ている存在です。心の動きに動かされず、すべてを静かに観る、変わることがない自由な存在が私たちの本当の姿だと、インドの聖典はいいます。
苦悩から完全に自由で、どんな変化からも影響を受けない自分であり続けることがYOGAのゴール。
(中略)
どんな状況の中でも、自分自身でいることができる信念があるということが本当の自由。何も染まらない自分の本質を知りながら、求められればどんな役も演じてみせるゆとりと大きさを持つ人が、本当に自由な人です。自由は、外に探しもとめることではなく、正しく自分を理解する人の心にあるのです。

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 向井田みお (著) より引用


3.【プレゼント】誰かに贈りたい本

【携帯版】思考は現実化する ナポレオン・ヒル (著), 田中 孝顕 (著)

選定理由: #超ロング・ベストセラー #成功哲学

私はこの本を読んで、人が成し遂げる仕事のほとんどはまさに「思考を現実化する仕事」なんだなと思いました。

聖書(ヨハネ福音書)に「始めに言葉ありき」とある通り、現実世界にあるものの多くが最初は人の頭の中のアイディアやイメージといった思考なのだと。その思考を現実化するためには、どうしたらいいのだろうか。そんな問いに答えてくれているのがこの本です。

現実化に大切なのは、強い信念と行動が伴わなければならないということ。しかし、強い信念や情熱を持ち続けることの難しさ。新しいビジネスを起業する人たちや、何か生み出そうとするモノ作りに係わる人など、この本に書かれている思考から現実化するために必要なプロセスや陥りがちな問題などはとても参考になる。

また、二人以上の何らかの願望や目標を持ったものが集まる「マスターマインド」が起こす思考のバイブレーションの力や、インスピレーションなどの人間の脳の眠っている可能性、潜在意識の領域や、第六感化についてなどにも触れられていて大変興味深い。

仕事、夢、目標など自身の思考や願望を現実化したい全ての人におすすめしたい一冊として選びました。

マスターマインドというのは、このような二人以上の、何らかの願望や目標を持った人間の集まりのことであり、また、それらの人々の間で行き交う、波長の合った思考のバイブレーションのことである。人がマスターマインドを形成すると、数学上の法則が当てはまらないような、興味深いことが必ず起きる。つまり一+一は二だが、マスターマインドを形成すれば、一+一は五にも六にもなるのだ。ここに述べた数字は、たとえばアイディアとかヒントを数字に置き換えたものである。

【携帯版】思考は現実化する ナポレオン・ヒル (著), 田中 孝顕 (著) 引用


以上、私が選ぶ3冊でした。

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note『4009 Designer's Book 』もご覧ください!

4009 Designer's Post


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