留学中に使える!アメリカの大学のサポート・サービス

米国の大学は、大学生活を送る上で学生が抱える問題(学業面でも)を解決・サポートするために、様々なサポート・サービスがあります。

1. 留学生アドバイザー(International Student Advisors)
大学の留学生アドバイザーは留学生を支援するために働いています。どんな小さなことでも、質問があったら気軽に聞いてください。頻繁にコンタクトを取り、お互いを理解することができれば、留学生アドバイザーもあなたの成長の度合いや問題点をより深く知ることができます。I-20や学生ビザに関する疑問点・問題点も留学生アドバイザーに相談しましょう。

2. アカデミックアドバイザー(Academic Advisor)
アカデミック・アドバイザーは名前の通り、学業上の問題について相談に乗ってくれます。例えば、クラス選択、時間の割り振り方、バランスの良いスケジュールの立て方、授業登録の方法など様々な学習相談に応じてくれます。ただし、困っていたらアドバイザーから学生の方にアプローチしてくれるとは思わないでください。アメリカでは特に自分からアクションを起こさないと何も起こりません。できれば学期中に定期的に面会をするようにしましょう。

3. 教授/ティーチングアシスタント(Professor/Teaching Assitant)
授業についていくことが困難だと感じる場合は、クラスの担当教授やティーチングアシスタントに相談しましょう。教授は毎週オフィスアワーと呼ばれる時間を定期的に設けており、学生の悩み事について相談に乗ってくれます。前もって、メールなどでアポイントを入れ、積極的にオフィスアワーを利用した方がいいでしょう。

4. 個人指導サービス(Tutoring Services)
大学によっては無料または安価でチューターという個人指導者を紹介してくれる場合があります。個人指導は以前にそのコースを受講し、好成績を修めた学生または大学院生によって行われます。

5. ライティングセンター
ペーパーを作成するときに困難を感じたり、ライティング・スキル不足のために成績が振るわなかったりするときは、自分が書いた下書きを持ってライティングセンターを訪れ、添削やアドバイスをもらいに行きます。英語学や言語学を選考している学生、大学院生、先生などが無料で指導してくれます。アメリカ人の学生もかなりの割合で利用していますし、母国語が英語でない留学生にとっては大変便利なサービスです。テスト期間付近は、大きな課提出があることが多いので、ライティングセンターも混み合います。事前に余裕を持ってアポイントを取り、積極的に利用することを強くお勧めします!

6. コンピューターラボ
大学には、コンピュータ・ラボといられる、学生がコンピューターを自由に使える施設があります。コンピューターのクラスを履修している学生が課題に取り組んだり、リサーチペーパーやその他の課題のためにWordを利用したり、教授や友人とメールのやり取りをする学生もいます。自分のパソコンを持っていない学生は、非常に便利な施設です。コンピューターラボに限らず、大学の図書館には学生誰もが使えるパソコンが整備されているところがほとんどです。

7. レジテント・ディレクターとレジテント・アシスタント
学生が入寮すると、寮生を指導するレジデント・ディレクター(RD )と、寮内にすみ寮生のサポートを任されているレジデント・アシスタントがいます(RA )。寮の施設、ルームメイトとの関係、その他寮生活全般についての質問がある場合は、RDやRAに助言を求めましょう。

8. ファイナンシャル・オフィス
大学のファイナンシャルオフィスは、授業料の請求書などを発行し、学生の支払い全般を扱います。支払いは通常、大学のウェブサイトからログインできる自分の大学アカウントからクレジットカードで支払います。また、小切手で支払うこともできます。

9. ヘルスセンターとカウンセリングサービス
ほとんどの大学には、学生が無料または安価で利用できる医療施設があります。通常の医療施設と異なり、休日や週末は閉まっている場合もありますが、キャンパス内で気軽に医師や看護師の診察を受けることができて便利です。米国の医療システムは細分化されており、専門医にかかる場合、事前に予約を入れなければなりません。まず学内のヘルスセンターで初診をうけ、必要であれば、その後信頼の置ける地域の専門医を紹介してもらうといいでしょう。

10. 学内警察 (University Police / Campus Police)
キャンパス内での安全面では学内警察のサポートを利用することができます。夜にキャンパス内を歩くときは、エスコートサービスを利用すると安心です。また、キャンパス内の交通規則について質問したり、万が一、私物が盗難にあったときは保険会社に提出するポリスレポートを発行してもらうことができます。

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