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子どもへの関わり方が全く変わってくる「リフレーミング」を活用しよう

あなたはリフレーミングを知っていますか?

簡単に言うと、リフレーミングとは、物事を捉える枠組み(フレーム)を変えて、違う視点から物事を見ることです。

リフレーミングができるようになると…

  • 記録に書くことが変わります

  • 連絡帳に書く文章が変わります

  • 指導案に書くことも変わります

  • 子どもへの接し方が変わります

  • 保護者さんとの関係が変わります

  • おたよりに書くことも変わります

  • 要録が書きやすくなります

  • 同僚や上司との関係も変わります

今回は、リフレーミングを活用して保育を見直す話です。リフレーミングという言葉を聞き慣れない方もいらっしゃると思いますので、まずは身近な例を挙げますね。

「リフレーミング」と検索して出てくるサイトでは、「ネガティブな言葉をポジティブに言い換える」ことをリフレーミングと言っている場合が多いようです。確かに、それだけでもずいぶんと変わります。子どもを否定することや子どもにレッテルを貼ってしまうことをせずにすみます。



でも、みんなで集まっているときに動く子どもを「元気が良い」と言い換えても、「元気が良いねえ」と見ているだけでは、その場が収拾つかなくなっていくでしょう?

立ち歩く子どもを「いろんなことに興味がある」と言い換えても、帰ってはこないでしょう?



実は、リフレーミングは単なる言い換えではないんですよ。今回は、世間一般で言われるリフレーミングにプラスして、実際の保育での適切な関わり方を考えられるようにするヒントを紹介します。みんなで集まっている時に動く子ども、立ち歩く子どもにどう対応するか…というところまで変えてしまいましょう。


リフレーミングを活用すると具体的にどうなるか

「落ち着きがありません」という子どもには、おそらく、多くの人が「注意する」とか、「じっとしていられるように声をかける」というように対応しますよね。

あまり注意ばかりしたくないということで、「落ち着きがない」について、よくあるリフレーミングをすると、たとえば、「いろんなことに興味がある」というようになるでしょう。そこで、子どもの興味を尊重して見守り、子どもを信じて待っていると・・・

周りの子どももつられて大変な状況になるであろうことは、容易に想像できます。

今回は、リフレーミングにプラスして、「事実に目を向ける」ということを具体的な場面でお伝えします。「落ち着きがない」と言われていた子どもが、「前のめりになるくらい、やる気にあふれていました」「とても興味をもって、なんとかのぞき込もうとしていました」「感じたことを友達に伝えて顔を見合わせていました」などになるんですよ。

もちろん、その時々の状況で変わりますが。

このような受け取り方や表現ができるようになると、子どもへの声のかけかたはもちろん、記録するときの視点、指導案、保育の計画、おたよりや連絡帳の中身等々、保育の全てが変わっていきます。

自分の子どもについて、「落ち着きがありませんでした」と伝えられた場合と、「前のめりになるくらい、やる気にあふれていました」と伝えられた場合では、保護者さんからの反応、その後の保護者さんとの関係は、変わってくると思いませんか?おたよりについても、同様のことが言えますよね。

また、要録は、子どもを肯定的に捉えて書く必要があります。日々、子どもを肯定的に捉えて保育をしていくことができると、要録を書くときに、「書くことが無い…」などの悩みとは無縁になります。


研修の概要

それでは研修のお知らせです。

研修名:子どもへの関わり方が全く変わってくる「リフレーミング」を活用しよう
期日 :2023年10月15日(日)
時間 :21:00~22:00

ZOOMにて、オンラインで行います。

この研修で変わってくること

この研修を受けて、ただの言い換えではない、保育の現場で使えるリフレーミングができるようになってくると、次の事が変わってきます。

  • 記録に書くことが変わります。

  • 連絡帳に書く文章が変わります

  • 指導案に書くことも変わります

  • 子どもへの接し方が変わります

  • 保護者さんとの関係が変わります

  • おたよりに書くことも変わります

  • 要録が書きやすくなります

  • 同僚や上司との関係も変わります

保育の全てにつながる子どもの見取りについて学び、保育を変えるきっかけとしましょう。

参加方法

この先の有料部分を読むとZOOMのリンクが貼ってあります。当日、ZOOMのリンクから研修にご参加ください。

それでは、10月15日(日)の21:00~22:00に、研修で会えることを楽しみにしています。


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