見出し画像

ノーコードツールForguncyで顧客ごとに固有のQRコードを生成する

QRコードやJANコードなどのバーコードを使うと、チケットの発行や入出庫の数量管理、電子決済など様々なデータ処理に活用できます。

ノーコードでWeb業務アプリを作成できるForguncyでは、データベース上にあるデータから様々なバーコードを作成することができます。顧客IDを元にQRコードを生成し、スマホの画面に表示できるようにすれば、顧客データをもとにした飲食店や、スポーツジムなどの来店履歴システムなどに活用することができます。

この記事では、顧客テーブルの中のメールアドレスから顧客ごとのQRコードを生成し、Web画面に表示する方法を記述します。

顧客リストテーブルの作成

まずは顧客リストのテーブルを作っておきます。
Forguncyの[ホーム]タブにある[作成]‐[テーブル]をクリックして新しいテーブルを作成します。
テーブル名は「顧客リスト」に変更しておきましょう。

画像8

バーコードの作成

次に、顧客リストのメールアドレスからバーコードを作成したいので、
Forguncyのページ上に、リストビューを使って顧客リストを表示させます。

画像8

更に、リストの下にセル型を「バーコード」に設定したセルを作成します。

画像8

設定できるバーコードの種類は以下です。
 ・QRCode(QRコード)
 ・NW7(Codabar、Codeabar、Code2of7)
 ・CODE39
 ・GS1-128(EAN128、UCC/EAN-128、コンビニバーコード)
 ・CODE128
 ・JAN13(EAN13)
 ・JapanesePostal(カスタマバーコード、郵便バーコード)

今回はQRCodeを作成したいので、右ペインの「セル型」にある「バーコード種」を「QRCode」にします。

画像8

リストの選択行とQRコードを連結させるために、
右ペインの「データ連結」で「データソース」と「連結フィールド名」を指定します。

画像8

必要な作業はこれだけです。
ブラウザでアプリにアクセスして、バーコードを生成してみます。

画像8

画像8

画像8

顧客名毎にQRコードが変わっているのがわかります。

まとめ

Forguncyでは、バーコードの生成が簡単な設定のみ、ノーコードで実現可能です。
モバイルページでも同様の設定だけで生成できます。
試しに自分のスマホを使って読み取ってみると、それぞれのメールアドレスを正しく読み取っていることが確認できました。
是非活用していただければと思います。


参照:https://docs.forguncy.com/v6/#createabarcode.html#i-header-content
(GrapeCity Forguncy6オンラインヘルプ)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?