見出し画像

カセットテープのデジタル化

昔のカセットテープの音源をデジタル化した。

ラジカセとオーディオキャプチャを接続して、カセットテープのアナログ音声をデジタル(mp3形式)化する。

カセットテープは、昭和60年前後のもので、当時はレコードを買うお金も十分にはなかったので、友人や親戚にアルバムをダビングしてもらったり、NHK-FMを静かに録音し、編集をして聴いていた。
当時は貴重だったこれらの楽曲の音源は、今やYouTubeやTSUTAYAや図書館で容易に入手できる。今、貴重なのは、家族の肉声や、ラジオ番組の音源などである。

電気炊飯器や照明器具に使う24時間型のタイマーをラジカセに接続して、ラジオの深夜放送をよく録音していた。
聴いては消してを繰り返していたが、一部は保存していた。

「ミスDJリクエストパレード」

今は韓国の音楽がたくさん入ってきているが、当時はアメリカ・イギリスの音楽が流行っていた。あとは日本のポップス。これらの流行の最先端の曲を次々に流してくれた。金曜日の千倉真理さんをよく聴いていた。

「深井真理のFMリクエストアワー」

NHKの「Fリク」もよく聴いていた。深井真理さんの楽曲を特に熱心に聴いた記憶はないので、番組や声や流れた音楽が好きだったのか。

「ぱぱらナイト」

放送初日の昭和60年4月1日の音源がある。翌2日目のゲストは佐野元春さん。コンサート・ツアー中に深夜0時からの番組に出演してくれた。向井亜紀さんが「ガラスのジェネレーション」を初めて聴いた時、「誰の、何ていう曲なんだろう」と探し回った話、番組の終わりに名残惜しそうに「まだまだ話していたいんですけど」と言っていたのが印象的。

「続基礎英語」

ケイト・エリウッドさんの発音が聴き取りやすくて好きだった。また勉強しよう。

その他

「中島みゆきのオールナイトニッポン」「るんるんナイト コサラビ ワオ!」(小堺一機とラビット関根)なども好んで聴いていたのだが、音源が全く残っていないのは、残念なことである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?