mariee

フローリストであり、ピラティスインストラクターです。

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フローリストであり、ピラティスインストラクターです。

最近の記事

約束

道具から入るのは割と好き。良い道具はやっぱり使っていて気持ちが良いし、何よりそのお買い物という行為や経験自体が、思い出やモチベーションにもなるから。 いつか買おうという憧れのものは、ギリギリolive世代だったこともあって昔からたくさんあった。rimowaのスーツケース、レペットのバレエシューズ、ル・クルーゼの琺瑯鍋、ヴィンテージのタンク。20代の頃からちょっと背伸びをして購入したそれらたちは、今でもなお、むしろ一緒に過ごす年月が長くなるほど生活に馴染んでいる。 花を仕事

    • マインドフルネスって何だろう

      年末年始、10日以上お休みのあった私は毎日細々運動をしていた。一日置きにエアリアルヨガに行き、お出掛けした日は20000歩以上歩き、朝起き抜けに軽くストレッチもしていた。 2020年の目標を帰省の新幹線の中で考えていたときにぱっと思いついたのが、運動の習慣を取り戻すことと、ピラティスによる身体機能についての勉強を再開したいことだったので、早速行動にしたかった私は大晦日から早速始めることにした。 私のピラティス歴は、花の仕事に携わる期間とほぼ同じ。重労働と言われる業界で健康

      • 京都は夜の11時

        いままで数えきれないくらい来ている街は、住んだ街以外はここくらいかもしれない。 古着とか青文字系じゃなかった私は高校生になってお買い物に来る街は京都だった。駅ビルや新京極。親と来たときは京都伊勢丹や藤井大丸。地元にはない、雑誌に載っている素敵なお店やお洋服。背の高い街並み。小学生のころから母とぽつりぽつり寺社や植物園にも観光に来た。 隣県出身のわたしは、大学受験ももちろん京都も受験して、滑り止めの一つは京都の大学にした。赤本を読みながら市バスに乗ってドキドキしたのを覚えて

        • 私と、東京という街について

          東京に住むようになってもう10年以上になるけれど、生まれてから高校を卒業するまで私が暮らしたのは、殆ど過疎に近いような穏やか極まりない、言い方を替えればただ只管に退屈な地域だった。東京は果てしなく遠いというか存在しないに等しくて雑誌に乗っている素敵なお店のマップは読み飛ばしていた。 CDショップに並ぶのはランキングに入るようなものが殆どの中、高校生のわたしは一つ歳上の先輩に教えてもらった少しマイナーなあるバンドを好きになり、CDを少しずつ買っては歌詞カードの文字を追い、CD

          美味しいと気持ち良いには敵わない

          私が両親が40歳前に産まれたこともあり、甥っ子がのんびりと神様のところから歳のかなり離れた兄夫婦のところに来たこともあり、私には93才の祖母と3歳になったばかりの愛すべき甥っ子がいる。 甥っ子が産まれて、うちの座敷で甥を抱く祖母を見たときに、その皮膚に刻まれた年月と繋がった命の流れに、何だかとても泣きそうになったのはほぼ3年前のこと。 甥っ子はすくすくと育ちコミュニケーションのようなものが出来たかと思うと、たまにしか帰れない私に会うと人見知りで泣いたかと思うと、今は照

          美味しいと気持ち良いには敵わない

          カウンターが好き という話

          選べるなら、カウンター席が好き。一人でも、二人でも。二人でカウンターが好きな理由は、真正面が恥ずかしかったり、横に二人いつもより近くに座る距離感が嫌いじゃない というのもあって。 一人だとなおさら。 人数以上の席を占拠するのに気が引けてしまうし、何よりも私はプロの仕事や仕草を見るのが大好きだから。 私は、それをずっと繰り返して身についたであろう動きや仕草の跡みたいなものがとても好き。見つけて嬉しくなってしまう。思わず見つめてしまう。 お寿司屋さんで、板前さん

          カウンターが好き という話

          #私が服を好きになった理由

          「とても綺麗な肩。」落ち着いた照明のレストランで、食事中の離席から戻った知人は私の左の肩越しにそう言った。 その日私が来ていたのは、とてもシンプルなネイビーのニット。私の好きな色の一つだけれど、いつもの定番ワードローブと大きく異なるのはそれがオフショルダーであること。 秋口に差し掛かり秋物を探しにいった昼下がり、vネックとボートネックのニットを持って試着していた私に店員さんが「とても似合うと思うので、お時間あったらぜひこちらを着てみてください!」と薦めていただいたもの。実

          #私が服を好きになった理由